Mnetが「PRODUCE」シリーズの操作疑惑で警察の捜査を受けている。警察は「PRODUCE」シリーズに対する捜査を進めているが、「アイドル学校」など他の番組に対する捜査は進行中のものがないと明らかにした。

ソウル地方警察庁の関係者は昨日（2日）、ソウル鍾路（チョンノ）区内資洞（ネジャドン）庁舎で開かれた記者懇談会で「PRODUCE」シリーズの操作疑惑に関する警察の立場を発表した。

ソウル地方警察庁の関係者は、「『PRODUCE X 101（シーズン4）』については捜査をしている。シーズン1～3に対しても、不公正な部分はなかったか調べている」とし「シーズン4の関連資料をまず家宅捜索した。さまざまな疑惑が提起され、追加的に資料を確保して分析している。投票ローデータ（資料原本）と最終ランキング間で変動があるかを捜査しているため、後日申し上げる」と明らかにした。

しかし「PRODUCE」シリーズと一緒に浮上した「アイドル学校」の操作疑惑に対しては「現在捜査しているものはない」と話した。一部では、警察がMnet「SHOW ME THE MONEY」「SUPER STAR K」シリーズの投票に関する資料を確保し、番組の制作陣が調査を受ける可能性があるという報道もあったが、Newsenの取材結果、現在「SHOW ME THE MONEY」「SUPER STAR K」に関しては、警察が正式捜査に着手しておらず、制作スタッフが調査を受けている、あるいは受ける予定である状況ではないことが確認された。

これに先立って「PRODUCE X 101」の制作陣は、7月19日の生放送有料SMS投票の結果を操作したという疑惑に包まれた。これに対してMnetは7月26日、ソウル地方警察庁に、今回の操作疑惑に関連して正式捜査を依頼し「議論が発生した後、内部的に調査を進めたが、事実関係の把握に限界があると判断され、公信力のある捜査機関に捜査を依頼する。捜査に積極的に協力して事実関係を明確にし、責任を取るべき部分に対しては責任を取る。物議を醸して、もう一度深くお詫び申し上げる」と正式にコメントした。

「PRODUCE X 101」真相究明委員会は8月1日、法定代理人であるマスト法律事務所を通してソウル中央地方検察庁に制作陣などを告訴・告発し、ソウル中央地検はこの事件を刑事第6部に割り当てた。

そんな中、ソウル地方警察庁のサイバー捜査隊は、最近「PRODUCE X 101」の制作会社およびテレビ局であるMnetのオフィス、SMS投票データ保存業者に対する家宅捜索を行い、制作陣の携帯電話から疑惑に関するファイルを確保した。警察が確保した制作陣の携帯電話には、制作陣が操作に対して直接的に言及した録音ファイルが含まれているということで波紋が広がった。警察は、操作された投票の結果に基づいて、出演者のランキングを実際の投票結果と異なるように発表した制作陣に、業務妨害の疑いを適用する案を検討中だ。

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