マイケル・リー、ミュージカル「ヘドウィグ」に新しい主人公として合流決定

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写真=ミュージカル「ヘドウィグ」
ミュージカル俳優マイケル・リーが「ヘドウィグ」の新しい主人公として合流した。

ミュージカル「ヘドウィグ」の制作会社であるSHOWNOTEは本日(16日)、8月19日に3回目のチケット販売を控え、新たなキャストを公開した。2017年、韓国で初めて英語バージョンを披露し、愛された“マドウィグ”マイケル・リーがファンの声援に応え、スペシャルリミテッド公演でもう一度「ヘドウィグ」の舞台に立つ。

「マイケル・リー」は2017年の公演当時、「ヘドウィグ」が韓国の大学路(テハクロ)公演会場に来るという設定で、韓国で初めて唯一の英語バージョン「ヘドウィグ」を字幕なしで躍動感溢れる舞台を披露し、観客から愛された。アメリカ生まれでアジア系アメリカ人として育ち、アメリカでも保守的なことで有名なブロードウェーで活動したためマイノリティーの話を描く「ヘドウィグ」にもっと出演したかったと語ったマイケル・リーは「ヘドウィグ」への深い理解で観客から共感を得た。特に華やかな外貌に隠された寂しく弱い内面の影をまるで自身の話のように自然に表現し、原作に充実したと評価された。また、2018年にオ・マンソク、チョン・ムンソンと共に台湾の台中國家歌劇院( National Taichung Theater)でもう一度ステージに上がり、台湾の観客を魅了した。

制作会社であるSHOWNOTEは「2017年当時、字幕のない英語の公演を披露した理由は、作品の現場性と即興性を字幕で伝えることは多少難しいと判断したためだった。しかし、翌年台湾での公演でマイケル・リーを含む3人のヘドウィグがいずれも公演に字幕を流したのにもかかわらず、「ヘドウィグ」の物語が観客の内面に深い響きを与えることを見て、マイケル・リーの公演に字幕をつけてもいいと思った」と話した。

実際に2019年の「ヘドウィグ」上演が知られると共に多数の観客から、マイケル・リーをキャスティングしてほしいという要請を受けたのはこのようなSHOWNOTEの希望と合致した。「マイケル・リーの今回の公演はより多くの方が一緒にコミュニケーションし、楽しめるよう鮮やかな韓国語の字幕を提供する予定だ。もっと熱くなった『マドウィグ』の舞台を楽しみにしてほしい」とキャスティングの意図を明らかにした。

「ヘドウィグ」は辛い過去を乗り越え、音楽を通じて新しい人生を生きようとする東ドイツ出身のトランスジェンダー歌手、ヘドウィグの話を描いた作品だ。強烈かつスタイリッシュなロック音楽とユニークで共感を呼ぶストーリーで2005年の初演以来、全国公演通算約2150回、全回全席起立、小劇場公演のうち最高の客席占有率、最多累積観客を記録した。

記者 : ファン・ヘジン