映画「タチャ ワンアイド・ジャック」が観客の心を捉えるストーリーを作り、そのすべてを盛り込んだ制作過程動画を公開した。

「タチャ ワンアイド・ジャック」は、人生を変える機会のカード「ワンアイド・ジャック」をもらって集まったタチャ（賭博の達人）たちが命をかけた賭博を繰り広げる話だ。

14日、秋夕（チュソク：日本のお盆に当たる韓国の祭日）連休の劇場街を席巻する「タチャメード動画」というコンテンツを公開して視線を引きつける。

「タチャ-神の手-」に続き、花札からポーカーへ種目を変えてさらに期待を集めている「タチャ ワンアイド・ジャック」の前作との違いは、タチャたちが集まってチームで動くという点だ。花札に比べてサイズが大きいカードを使うポーカーは、手技がバレる確率が高いため、誰かを騙すためにはチームプレーが大事だ。クォン・オグァン監督はこの点に注目し、チームプレーに集中して「タチャ ワンアイド・ジャック」だけの色を完成した。

「日常的な姿とタチャとしての魅力を同時に持っている俳優」というクォン・オグァン監督の話のように、俳優パク・ジョンミンは平凡な考試生（コシセン：各種国家試験を受ける受験生）からタチャへ成長していくイルチュル役を完璧に演じた。7ヶ月間、手からカードを離さない情熱でイルチュルを完成させた彼は、もう一度人生に残るキャラクターを予告する。

約3年ぶりにスクリーンにカムバックした俳優リュ・スンボムは、代替不可能なカリスマ性で「ワンアイド・ジャック」チームを作った設計者エック役を演じた。映画中と撮影現場でそれぞれイルチュルとパク・ジョンミンのメンター（良き指導者）になってくれたリュ・スンボムとパク・ジョンミンが、どんなケミストリー（相手との相性）を見せるのか好奇心を刺激する。

素早くて正確な手技を駆使するカチ役に変身した俳優イ・グァンスは、多様な技術を披露する。俳優が実際に演技するには難しい技術だったため代役を使おうとしたカードシャッフルシーンをイ・グァンスが完璧にこなし、俳優とスタッフたちが拍手を送ったという。

「ワンアイド・ジャック」のマルチプレイヤーであるヨンミ役に変身した女優イム・ジヨンは多様なスタイルのファッションとヘアカラー、そのスタイリングに合う多彩な姿で魅力をアピールした。クォン・オグァン監督はヨンミというキャラクターを通じて、今まで見つけることができなかったイム・ジヨンの新しい姿を見せることができると予感し、イム・ジヨンは監督の期待に応えた。

「ジャンル的な姿と現実的な姿を同時に表現することができる俳優」というクォン・オグァン監督の説明のように俳優クォン・へヒョは、クォン院長というキャラクターに生命力を吹き込んだ。若いタチャたちに経験値を伝えるクォン院長のように、彼は撮影現場でも後輩俳優たちにアドバイスを惜しまなかった。

また「ワンアイド・ジャック」チームを混乱させるミステリアスなマドンナ役は、低い声と妙な雰囲気が魅力的な女優チェ・ユファに会って最大化された。クォン・オグァン監督を魅了した彼女の魅力が、観客たちの心も捉えるだろう。

「タチャ ワンアイド・ジャック」は9月11日に韓国で公開される。