【REPORT】VERIVERY、初の日本単独イベントが大盛況!米津玄師「Lemon」をアカペラで披露も

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VIXX、gugudan、そして「PRODUCE X 101」で話題となった練習生キム・ミンギュも所属するJellyfish Entertainmentから今年1月にデビューした7人組ボーイズグループ“VERIVERY”が、「KCON 2019 JAPAN」以来2度目の来日で自身初の単独イベントを開催し、日本のファンと交流した。

7月28日に神奈川県・CLUB CITTA'で開催され、チケットは昼夜公演ともにソールドアウトと注目度の高さがうかがえたVERIVERYの初単独イベント「VERIVERY Japan 1st Show ~Let's show who we are~」。その夜公演をレポートする。

【PHOTO】VERIVERY、初の日本単独イベントを開催!寮でのシャワーの順番は?

オープニングは、2ndミニアルバムのリードトラック「From Now」をKCON 2019 JAPANで見せたスペシャルバージョンで披露すると、鳴り止まない歓声の中、MCの古家正亨氏が登場し、まずはメンバーの挨拶へ。

「VERIVERYでダンスを担当しているヨンスンです」「みんなの末っ子カンミンです」「ラップとダンスを担当しているホヨンです」「イケメンリーダー、ドンホンです」「メインボーカル、ヨンホです」「VERIVERYのビジュアル、ミンチャンです」「リードボーカル、みんなのケヒョンです」と一人ずつ日本語で挨拶。

MCに「昼公演はすごく緊張していたけど、少しリラックスしましたか?」と今の心境を聞かれると、

ドンホン「初めて僕たちだけで会える場所なのでとてもワクワクしています。一生懸命準備しました」

ホヨン「僕は人見知りが激しいですが、こうして直接お会いできて近くに感じます。皆さんと仲良くなれたら嬉しいです」、ミンチャン「皆さんに会えると思ったらワクワクして眠れませんでした。僕たちの溢れる魅力にハマる準備はできましたか? 期待してください」

ケヒョン「こうして皆さんに会えていることが夢みたいです。僕の愉快な魅力で皆さんを幸せにしてあげます」

ヨンホ「朝から気分がよくてずっと笑っていました。今日はたくさん笑って楽しい思い出を作りましょう」

ヨンスン「日本語で挨拶しようとみんな頑張って準備しました。少しもどかしくても頑張った姿をかわいい目でみてくれたら嬉しいです。本当に本当に会いたかったです」

カンミン「見た目はかわいくても男らしい魅力で皆さんの心を掴む準備をしてきました。みなさん愛してる」それぞれ練習してきたという日本語で挨拶。緊張しながらも一生懸命伝えようとする姿に拍手が送られた。


寮でのシャワーの順番は…?

緊張が解けたところで、VERIVERYをもっと詳しく知って行こうという最初のコーナー、Let's show who we are (VERIVERYプロフィール)へ。ドンホンが「一点のウソもなく率直に書いた」と紹介したそれぞれのプロフィールを見ながらトークをしていくことに。

最初はグループのプロフィール。先日デビュー200日を迎えたVERIVERYの最近のトレンドは“練習のあとアイスクリームを買って食べること”で、「この前は大きなカップのアイスを4つ買って何人かで食べました」とケヒョンが説明すると驚きの声があがった。

続いて、スクリーン上に個人プロフィールが公開された。一番年上でリーダーのドンホンは“人が知らない自分の魅力ポイント”に“ツンデレ”を挙げてメンバーたちから批判の声があがった。ホヨンはドンホンについて“ドンホン兄さんは虎先生! 練習の時は虎みたいに怖いけど、練習以外では誰よりもかわいいです”と説明。自分の魅力ポイントには“長い首”を挙げ、カンミンと首の長さを比べたり横を向いて水を飲む等、首の魅力をアピールしていた。

ミンチャンは、“サムギョプサル5人前、ご飯2杯、チャーハンを一度で食べる”と話して会場を驚かせると、「これでも最近は減りました。昔はもっと食べていた」と話し、意外な大食漢な面も明らかに。さらに、ミンチャンという名前からきたあだ名「チャンチャンチャン」にかけて、MCから教わった三三七拍子ならぬ“チャンチャン七拍子”を恥ずかしそうに披露し会場を沸かせる場面も。

ケヒョンは、修飾語が“バランス担当”と紹介。「グループ内で年がちょうど真ん中で身長も真ん中だから」と説明すると、すかさずドンホンが「バランス力があるので逆立ちもできます」と突っ込み、その場で見事な逆立ちも披露して見せた。

続いてヨンホは、重要経歴に朝からラーメン5つ“と挙げたものの、「昔たくさん食べていた頃、朝食に5つは軽く食べていた。今は……朝食をあまり食べません」と話すと、メンバーから「かわいそう~」「泣きたいです」とかわいい日本語が飛び出し、再び笑いを誘った。

そしてヨンスンは、重要経歴として“ゼリーを20秒以内に食べる”を挙げ、「KCONでニューヨークに行った時にすごく長いゼリーがあってメンバーたちと早食い対決をしたら1位だった」と説明。普段から早食いなのかと聞かれると、「ご飯はゆっくり食べないとだめ。速度が調節できます。ゼリーは早く、ご飯はゆっくり」とこだわりを語り、「じゃあその中間の速度で食べれるものは?」と聞かれるとすぐに笑顔で「たこ焼き!」と答え、爆笑を誘った。

最後に末っ子カンミンのプロフィールでは、重要経歴に“ラーメンを5つ食べる”と挙げ、「今すぐでも食べられます!」と話すとすかさず他のメンバーが「準備してください!」と突っ込み、慌てて「すみません……」と謝る姿に、会場からは「かわいい!」という声が飛んだ。さらに、修飾語に挙がった“僕はカンミンだ”に対して「自分がブランドという意味」と説明すると会場からも「おおー」という声があがり、MCのリクエストにより低音ボイスでカッコよく「俺がカンミンだ」と言ってみるも、やはり末っ子らしさがあふれ出ていた。

様々なテーマでメンバーの個性にふれたところで、次のコーナー「From Now!はっきりとVERIVERYに言って!」。事前にファンから集めたメンバーへの質問・リクエストに応えていくコーナーがスタート。“ランダムプレイダンスを踊って!”というリクエストには、YouTubeでもカバーダンス映像を公開したことのある防弾少年団の「DNA」を披露。キレのいいダンスに熱い歓声が送られた。

“MCをしているカンミンに早口言葉を言ってほしい!”というリクエストには、韓国語の早口言葉に加えてメンバー7人による「生麦生米生卵」リレーが行われ、聞きなれない言葉にも関わらず平然とクリアしていくメンバーたち。現在SBS「人気歌謡」のスペシャルMCとして活躍する、グループで唯一MC経験のあるカンミンが失敗するという意外な結果となった。

さらに“寮でのシャワーの順番は?”という質問には、「シャワールームが2つある」とし、ホヨンが「9時に出発する場合は、8時にドンホン兄さん、8:20に僕、8:40にヨンホが入ります。決まりです」と説明。もう一方の4人については「帰宅後の順番を教えてあげます」として、「帰ったらすぐにヨンスンが2分で入り、少し後にミンチャン(30分入っていると本人が主張)、次にカンミン(水を出すだけ、30秒で終わりだとメンバーたちが主張)、最後にケヒョンが入るが、ケヒョンがシャワーからあがるとメンバーたちは皆眠ってしまっている」と説明した。

最後に“好きな日本のアーティスト”についての質問が出ると、ヨンホが米津玄師の「Lemon」のサビをアカペラで披露。その美声にファンたちも声も出せず聞き入っていた。


「この瞬間が良いプレゼントになったら…」

続いてはメンバーたちが考えたという「Draw it, You(D.I.Y)」のコーナーへ。ラップ担当でもあるドンホンが即興ラップを交えて「僕たちはDIY、クリエイティブアイドルと言っていますが実際に作業している姿をお見せしたことがないので、今日は直接お見せしようと思って用意しました」と趣旨を説明。

それぞれ右隣にいるメンバーの肖像画を60秒以内で書いていくことに。それぞれの特徴をいかそうとしながらも時間が足りず上手く書けなかったというメンバーたち。互いの絵を見て、「このコーナーでメンバーの仲が悪くなりそう」「今日からぎこちない仲として過ごしましょう」と思わずポロリ。メンバーの美術センスと仲の良さがうかがえたところで、楽しかったトークコーナーは終わりの時間に。

1stミニアルバム「VERI-US」から、VERIVERYらしい元気いっぱいの曲「Alright!」でパフォーマンスのステージがスタート。VCRをはさんで、デビュー曲の「Ring Ring Ring」、2ndミニアルバムの「Light Up」、さらに「All I Do」と「F.I.L」を続けて歌うと、いよいよエンディングメントの時間に。

ドンホン「皆さんとこうして近くで会えて本当に幸せでした。僕たちのステージを楽しんでくれてありがとうございます。皆さんがたくさん声援を送ってくれて力をもらいました。本当にありがとうございました」

ホヨン「昼も夜も一緒に会えて、皆さんとすごく近づけた気がして気分がいいです。皆さんの大事な時間を一緒に過ごしてくれてありがとうございます」

ミンチャン「幸せな時間でした。皆さんの愛でいっぱいのこの空間で歌えた今日の思い出、一生忘れません」

ケヒョン「寂しいですが、忘れられない思い出をまた一つ作れたと思います。今日皆さんにもらった愛を忘れずに、それ以上のものをお見せするカッコいいVERIVERYになります」

ヨンホ「今日僕はデビューした時と同じくらい緊張していました。一緒に過ごしたこの瞬間が皆さんへの良いプレゼントになったら嬉しいです」

ヨンスン「外国語にも関わらずVERIVERYの音楽と僕たちを愛してくれる皆さんの心を大切にします。僕たちこれからもずっと長く、一緒に過ごしていきましょう」

カンミン「皆さんのおかげで今ここにいられるんだということを実感しました。昼も夜も失敗しちゃいましたが、大目に見てくれてありがとうございます。これからもVERIVERYをたくさん愛して、かわいがってください」

練習してきた日本語を交えながら、それぞれの思いを伝えた。

最後に、デビュー前に放送されたリアリティ番組「今からVERIVERY」のOSTとして発表したプレデビュー曲「Super Special」を元気いっぱいに披露して、大歓声とともに初の単独イベントの幕がおりた。

新人らしいフレッシュさはもちろん、トークでは誠実かつバラエティセンスあふれる自由な魅力を、そしてパフォーマンスでは明るいエネルギーとレベルの高いダンスを存分に見せつけ、グループの魅力を伝えたVERIVERY。7月31日には韓国で1stシングル「VERI-CHILL」が発売され、精力的な音楽活動が始まる予定だ。

【公演概要】
「VERIVERY Japan 1st Show ~Let's show who we are~」
日時:2019年7月28日(日)[夜公演] 18:00開場 / 19:00開演
会場:CLUB CITTA'

<セットリスト>
M1. From Now (※KCON 2019 JAPANバージョン)
M2. Alright!
M3. Ring Ring Ring
M4. Light Up
M5. All I Do
M6. F.I.L
M7. Super Special

■公演情報
「VERIVERY Japan 1st Show ~Let's show who we are~」
開催日時:2019年7月28日(日)
[昼公演] 14:00開場 / 15:00開演
[夜公演] 18:00開場 / 19:00開演

会場:CLUB CITTA'

■関連サイト
日本公式サイト:https://verivery.jp/

記者 : Kstyle編集部