「鳳梧洞戦闘」リュ・ジュンヨル“日本の俳優と共演…撮影への情熱に感激”

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写真=SHOWBOX
「日本の俳優たちが撮影に臨む姿勢、本当に感激を受けました」

最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)のあるカフェにて開かれた映画「鳳梧洞戦闘」(監督:ウォン・シンヨン、配給:SHOWBOX)関連のインタビューに、俳優リュ・ジュンヨルが参加した。

「鳳梧洞戦闘」は1920年6月、死の谷に日本の正規軍をおびき寄せて最初の勝利を成し遂げた独立軍の戦闘を描いた映画で、リュ・ジュンヨルは劇中、独立軍チームのリーダーであるイ・ジャンハ役を引き受けた。映画の中では日本軍で登場する数人の俳優たちが、実際に日本の俳優たちで構成されて、臨場感が際立った。

北村一輝、池内博之、醍醐虎汰朗などの俳優たちは「鳳梧洞戦闘」が伝えたいメッセージに共感して、作品に取り組んだ。先立ってウォン・シンヨン監督は、日本の俳優たちに感謝の挨拶を伝えた。

「俳優として撮影する姿勢が本当に素晴らしく、多くのことを学びました。『タクシー運転手 約束は海を越えて』で、トーマス・クレッチマンさんと共演したときとはまた違っていた。映画が与えるメッセージを表現しようとする姿に感激しました。その際、かなり親しくなったと思います。日本の映画も素晴らしい作品がたくさんあるので、お互いの話をたくさんしました」

彼は出演したい作品について、ゾンビ映画を挙げた。彼は「ゾンビ映画が好きだ」と伝え、視線を引いた。

「ゾンビ映画は撮りたいけれど、ゾンビの役どころではないんです(笑)。映画『ザ・デッド・ドント・ダイ』のジム・ジャームッシュ監督の映画を、本当に楽しく見ました。韓国では良いゾンビ映画が用意されているというので、嬉しく思います」

彼はいくつかの作品に出演してきて、“慣れとの戦い”が最近の最大のトピックだと述べた。

「監督が『数行の文章で表現される映画ではない』とおっしゃっていました。それが本当に悲しかったです。たくさんの犠牲があったのに、“何人か”と正確に知られていない部分にうるっときました。数でしか記憶されていない彼らの犠牲、国民の力がそこにあるので、映画を通じてもう1度考えてみてもらいたいです。長い余韻が残る映画として記憶されると思います」

記者 : シン・ソウォン