【REPORT】Vol.2―AB6IX、日本での初単独ファンミーティングが大盛況!ファンからサプライズも「これからも僕たちについて来て」
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BRANDNEW MUSICから輩出された超話題の新人ボーイズグループAB6IXが、デビュー後初の来日公演となるファンミーティング「AB6IX JAPAN 1ST FANMEETING 2019[1ST ABNEW]」を7月21日、豊洲PITにて開催。昼と夜の2回にわたって、オールスタンディングで多くの観客が駆け付けた。ここでは2部の様子、後編をお届けする。
・【REPORT】Vol.1 ―AB6IX、日本での初単独ファンミにファンが大熱狂!メンバーの取扱説明書も?「僕の魅力は“危険”です」
「変なクセはありますか?」に対して、パク・ウジンは「僕はこうして口をとがらせて、中の唇をくっつけるクセがあります。なぜそうするかは、わかりません」と。チョン・ウンは「靴を履くときに絶対右側から履きます。左から履くとダンスを間違えるとか、ジンクスがあります」と。
するとパク・ウジンが「最近、ウンお兄さんは僕の腕をさわってきます」と暴露。するとキム・ドンヒョンが「僕はお尻です」、イム・ヨンミンが「僕は首」とそれぞれ触られていることを明かすと、チョン・ウンは「それは僕なりのスキンシップ。愛情表現なんです」と恥ずかしそうに弁明した。キム・ドンヒョンは「僕は真面目な話をする時に、のどを触るクセがあります」と明かし、イ・デフィは「僕は唇をよく気にしています。やっぱりアイドルは人前で笑顔を見せるのが仕事ですので、歯にリップがつくといけないから」と言いつつ「ここまで自分で言わなくちゃいけなかったかな~」と恥ずかしそうな仕草を見せた。
抜群のチームプレーを披露するも…罰ゲームで愛嬌を大公開
楽しいトークの後は、ゲーム企画へ。3つのゲームのうち2つをクリアすれば、ファンにプレゼントができるとのことで、気合が入るメンバーたち。1つ目はジェスチャーゲームで、3分間に20問正解すればクリア。1部ではクリアできなかったため、回答者役のパク・ウジンは「本当に難しい。でも今回は絶対に成功させよう」と気合を入れた。しかし「ボヘミアン・ラプソディ」まではわかっても、“フレディ・マーキュリー”の名前が出てこなかったり、“ワニ”を流ちょうな英語で“アリゲーター”と言ったために時間を食うなどのアクシデントによりミッションは失敗。イ・デフィのリクエストで再チャレンジも行われたが、結局失敗に終った。2つ目のゲームは“一致団結味覚チェック”で、高級な食べ物と安い食べ物を味覚で判定するゲーム。衣装がよごれないようにと、キュートなよだれかけをつけた姿に黄色い歓声があがった。
1つ目の食べ物は蟹とカニカマ。挑戦するのはイム・ヨンミンとパク・ウジンで、それぞれ「ダイエットをしていた時、毎日カニカマを食べていた」、「運動して腹筋を見せていた当時、一番多く食べたもののひとつがカニカマです」と自信をのぞかせた。目隠しをされて隣のメンバーに「あ~ん」と食べさせられる様子にファンは大喜び。食べ終えるとイム・ヨンミンは「日本のカニカマは食べたことがなかった。Aだと思うけど……」とやや自信がなさげ。一方のパク・ウジンは「Bはいつも食べているものです。間違えるわけがない」と自信を持ってAを選択し、見事に正解した。
2つ目の高級くだもの店とスーパーのバナナオムレットを見分けるのはチョン・ウン、イ・デフィ、キム・ドンヒョン。「あーん」する際に、パク・ウジンがキム・ドンヒョンにおしぼりをくわえさせるなどのいたずらをする一幕も。食べ終えたチョン・ウンは「Bがおいしかったです。本当においしい。どこに売っているんですか?」と味を絶賛。イ・デフィは「高いものがあまりおいしくない場合もあるのですが、Bの生クリームは14時間以内に作られたものだって感じました。Aは工場で作ったものです」と持論を展開。一方、キム・ドンヒョンは「Bがちょっと高級だって感じはしましたが、Aもおいしかった」と悩んでいる様子。話し合いの末にBを選択した3人は見事に正解し、このゲームはクリアとなった。
最後のゲームは“AB6IXステレオゲーム”と題し、6つのブロックに分けた観客にそれぞれ1文字を割り当て、メンバーは観客が同時に叫ぶ6文字をつなげた言葉を当てるというもの。
1つ目のお題は「シム・クン・ハ・ゲ・ヘ・ジョ(胸キュンさせて)」で、キム・ドンヒョンが自分の前のブロック2つ分を早々に「ヘ・ジョ」と言い当てて大きな拍手が。続いてチョン・ウンも「シム」を当てて、最後はパク・ウジンが見事に正解を言い当てた。
その流れで、メンバーの胸キュン告白タイムへ。イム・ヨンミンはカメラに駆け寄って「大好き~」。チョン・ウンは「ずっと会いたかった。大好き~」と笑顔。イ・デフィは「ABNEW。大好き~」と指ハート。パク・ウジンは隣のキム・ドンヒョンと向かい合って手をつなぎ「大好き」と告白すると、キスする様子まで披露。キム・ドンヒョンは「皆さん大好き」と投げキスを。
2つ目のお題は「ウ・リ・タ・シ・マン・ナ(私たち、また会おう)」で、こちらも正解。しかし、観客にお題を伝える間は目をつぶらなくてはいけないのに、パク・ウジンとイム・ヨンミンが薄め目を開けていたり、キム・ドンヒョンやイ・デフィが観客にこっそり答えを聞いたりと、不正が疑われたため、罰ゲームが行われることに。イム・ヨンミンから順番に愛嬌を披露し、次のメンバーはより強い愛嬌をしなければいけないというルールが告げられると、観客は大喜び。
最初のイム・ヨンミンは「ネイルムン(僕の名前は)ミニミニ、ヨンミニー」とレベル1の愛嬌を披露。チョン・ウンは椅子をくるくる回転させた後に「大好き~」とのレベル2をクリア。イ・デフィは「デフィたん、たこ焼きがモッコティッポ~(食べたいの~)」と余裕のクリア。続いては愛嬌が苦手と思わるパク・ウジンで大注目が集まったが「こんばんは~、こんにちは~、あ~、日本語むずかしぃ~」と、抜群のセンスでクリアし、これにはメンバーたちも腹を抱えて大爆笑。すっかりハードルがあがってしまったキム・ドンヒョンは意を決して「ABNEW。僕が愛しているの、知ってるよね?」と甘い言葉をささやくも、チョン・ウンから「弱い~、弱い~」と物言いが。そこでイ・デフィが「後でSNSにもっと強いのをアップしてもらおう」とナイスな提案を。
ファンからのサプライズも…
ここからは、お待ちかねのライブへ。準備の間には、メンバーそれぞれが撮影した映像が流された。パク・ウジンは作業室での様子を公開するとともに、曲作りの様子や、デビューアルバム「B:COMPLETE」の誕生秘話などを語った。イ・デフィはコインカラオケに訪れ、楽しいひとりカラオケの様子を公開。キム・ドンヒョンはアフタヌーンティーを味わいながら、近況を話したり、メンバーをスイーツに例えるなど、甘い雰囲気の映像を。チョン・ウンは練習室でのストレッチやダンスの様子、さらには練習生時代の映像とカバーダンスも披露した。イム・ヨンミンは、セルカ棒を持って公園に行き、芝生を走り回ったり、健康器具で運動したりと身体を張った映像で楽しませた。白いシャツに黒いネクタイ、エンジのパンツ姿で登場した5人は、まず「HOLLYWOOD」を披露。デビュー前からファンに愛されている代表曲だけに、生で見た観客たちは大興奮。続いてはデビュー曲の「BREATHE」を日本初披露。指先の1本1本まで繊細なジェスチャー、手で口を覆いマスクのようにも見える妖艶なダンスで魅了した。
ここでパク・ウジンが「このように楽しい時間を過ごしていますが、もう最後の曲です。時間が過ぎるのが早いですよね」とコメント。チョン・ウンは「本当にたくさん来てくれてありがとうございました。あ~、名残惜しい。またね。おいで」と挨拶をした。ラストは映画のような歌詞が印象的なバラード「DANCE FOR TWO」。全員が椅子に腰かけて、観客に手を振ったり、優しいまなざしを向けたりしながら、しっとりと歌いあげた。
「AB6IX! AB6IX!」とアンコールの大合唱が巻き起こると、スクリーンには星座が写しだされ、白いライトの中に5人が登場。もちろん曲はAB6IXが星座となりファンの愛にお返しをするという思いが込められたファンソング「SHINING STARS」。全員がステージを歩き回って、ファンとの別れを惜しんだ。
アンコール中、観客の持ったスローガン「終わりなく光輝く私たちの星、AB6IX。永遠に輝いて」に気がついた彼ら。パク・ウジンは「これ、いつ準備したんですか? 見た瞬間、びっくりしました。感動~。本当にありがとう」と感謝の言葉を述べた。客席と記念撮影の後は、全員が感想を。
イム・ヨンミン「楽しかったですか? 僕らは皆さんの10倍楽しかったです。これからも皆さんと一緒に楽しい時間がたくさん持てるように努力します」。
パク・ウジン「今日、2回の公演をしましたが、2回したことも忘れるくらい楽しくて、時間が経つのが早かったです。長時間、立っていてつらかったと思うのに応援してくださって感謝しています。また会いましょう」。
イ・デフィ「日本の皆さんの情熱を見たようです。頻繁に来て公演をしますので、そのたびに来てくださいね」。チョン・ウン「初めてのファンミ―ティングを一緒に過ごしてくださってありがとうございます。愛してます」。
キム・ドンヒョン「長い時間立って、足も痛いでしょうに、ずっと笑顔で僕らを見つめてくれてありがとうございます。その大きな愛を受けて、またかっこいい公演をお見せしたいと思います」。
イム・ヨンミンの「今日をスタートに、皆さんとよい思い出をたくさん作っていくAB6IXになります。これからも僕たちを信じてついて来て!」との力強いコメントで約2時間半の公演は幕を閉じた。
新人でありながらも、作詞作曲をはじめプロデュース、ラップ・メイキング、ダンスの振り付けまでメンバー自らが手掛ける才能、完成度の高い楽曲とパフォーマンスはすでに知られている彼らだが、今回のファンミーティングではトークやゲームを通じて素顔が垣間見られ、5人5色の魅力を発揮。ABNEWの心を一層、がっちりとつかんだようだ。
取材:安部裕子
【公演概要】「AB6IX JAPAN 1ST FANMEETING 2019[1ST ABNEW]」
日時:2019年7月21日(日)2部:17:00開場 / 18:00開演
会場:豊洲PIT
■セットリスト
1. ABSOLUTE
2. HOLLYWOOD
3. BREATHE
4. DANCE FOR TWO
5. SHINING STARS
■公演情報
「AB6IX JAPAN 1ST FANMEETING 2019[1ST ABNEW]」
2019年7月21日(日)
1部:12:00開場 / 13:00開演
2部:17:00開場 / 18:00開演
会場:豊洲PIT
記者 : Kstyle編集部