VAV、完全体でカムバック「メンバー全員自分たちの音楽に自信がある」

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写真=A TEAMエンターテインメント
VAV(エイノ、エース、バロン、ロウ、ジウ、ジェイコブ、セイントバン)が、夏をさらに熱く盛り上げる曲でカムバックした。

VAVは、7月23日にシングル「Give me more」で、3月に発売した「THRILLA KILLA」以来約4ヶ月ぶりにカムバックした。当時、中国のオーディション番組「以团之名」に出演したため、活動に参加できなかったジェイコブがチームに合流し、久々に完全体でファンの前に出た。

ロウは「今回ジェイコブまで、7人で活動できて嬉しいです。歌も夏の雰囲気にふさわしい楽しい曲なので期待が大きいです」と期待を示した。

ジェイコブも「ほぼ1年ぶりに戻ってきたみたいですが、とても緊張しました。その間、僕もそれなりに実力が大きく成長したようです。メンバーと離れている間にむしろ関係が良くなり、深まったようで期待してます」と述べた。

「Give me more」は2017年7月、シングル「ABC」以降2年ぶりの夏のアルバムだ。「ABC」がトロピカルハウスジャンルで清涼な魅力を表していたとすれば、「Give me more」はラテンポップジャンルを清涼感の中に溶け込み、VAVならではの情熱を盛り込んだ。

VAVがラテンポップジャンルを試みたのは昨年「Senorita」に続いて2番目。セイントバンは「VAVがラテンジャンルを上手くこなせるという自信はあります。サマースペシャルシングルでアルバムを作る計画を決め、いろんな曲を聞きました。その中で夏の雰囲気、VAVと最もよく合う曲が『Give me more』だと思いました。情熱と楽しさを感じる中毒性のある音楽です」と自信を見せた。

シングル「Give me more」は、グローバルファンに配慮し、韓国語バージョンのほかにも英語、スペイン、Play-N-Skillzリミックスバージョンで収録された。フィリピンのボホールで撮影したミュージックビデオ、振り付け、スタイリングなどにも力を入れた。

バロンは「以前の振り付けがメンバーのフィジカルの長所を生かして、伸ばす動作中心に披露したなら、今回はリズムを生かす振り付けでいっぱいにしました。一緒に遊べる雰囲気が感じられます」と以前との違いについて説明した。

エイノは「清涼感を与えるため髪色も華やかになり、服も明るくなりました。ボホールで撮影をしましたが、そこがプロポーズの場所として有名な島だそうです。撮影の合間に周りの景色を見回してみましたが、本当に綺麗でした。おかげでミュージックビデオもうまく収録できたみたいです」と語った。

今回のアルバムは、ラテンポップの帝王と呼ばれるDe la ghettoがフィーチャリングを、グラミー賞で数回受賞したプロデューサーのPlay-N-Skillzがプロデューシングを担当し、注目を集めた。VAVメンバーたちは、彼らとの作業が「光栄なこと」と口をそろえた。

セイントバンは「『Senorita』をよく見てくれたみたいです。K-POPにも関心が多いようで、一緒に作業をする時本当にたくさん褒めてくださりました。ありがとうございます」と挨拶を残した。

エイノは「アルバムごとにラップメイキングをしていますが、今回も韓国語バージョンのラップメイキングに参加しました。Play-N-Skillzの方々がトーンが良いと褒めてくださりました。VAVの武器の一つが、メンバーがそれぞれ違う声を持っていて個性がはっきりしていることです。そんなところをよく見てくださったようです」と付け加えた。

VAVは、所属事務所の代表でありプロデューサーのRyan Jhunへの感謝も忘れなかった。エイノは「歌って作って、聞かせると現実的なアドバイスをたくさんしてくださります。良いアーティストの方たちと作業できる環境を提供してくださることも感謝しています。外部関係者に会う時やスケジュールに行けば、VAVの歌が良いとよく言われます。音楽的な自信を維持できるのは、Ryan Jhunプロデューサーの影響も大きいです。感謝しています」と述べた。

VAVは「アルバムの準備期間の間、米州ツアーを巡り忙しい時間を送りましたが、かえってステージを重ねながらニューアルバムで早くファンに会いたいという希望が高まっています。SNSなどを通じてファンと積極的にコミュニケーションを取ろうと努力しましたが、より重要なのは音楽とステージで報いることです」と伝えた。

メンバーたちは「Give me more」に対するファンの反応が一番知りたいと話した。セイントバンは「サマースペシャルシングルであり、メンバーが見せていない面を多く盛り込んだアルバムです。ファンが喜ぶだろうという期待もあり、緊張も大きいです」と伝えた。

VAVにとって今回の活動で実現したい目標は、より多くの人々にVAVの名前と音楽を知らせることだ。最終目標は、多様なジャンルをこなすことができるアーティストとして記憶に残りたいということだ。バロンは「メンバー全員が僕たちの音楽を愛していて、自信があります。多くの方々が僕たちの音楽を聞いてくれたら嬉しくて、チャートインもしてほしいです」と願いを表した。

記者 : イ・ハナ