ク・ヘソンが語る #恋愛小説を出版 #夫アン・ジェヒョンの反応 #「花より男子」から13kg増量

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写真=HBエンターテインメント
女優ク・ヘソンが恋愛小説を出版した。タイトルは「涙はハート模様」。なかなか予想できない性格の女性ソジュと拒否できない魅力に惹かれてしまう男性サンシクのラブストーリーを描いた小説だ。

ク・ヘソンは最近、ソウル麻浦(マポ)区のある書店で「涙はハート模様」の出版を記念するマスコミ向けインタビューを行い、今回の小説を書いたきっかけなどについて語った。

「涙はハート模様」はク・ヘソンの恋愛経験を反映した小説だ。「久々に小説を書いて新しい気分になるし、ときめく」と感想を明かしたク・ヘソンは、「20代の時に付き合った彼氏の自宅前の階段で眠ったエピソード、すぐに結婚しようとするエピソードなどは、私の過去の経験を思い出しながら書いた」と話した。

「涙はハート模様」は元々シナリオだった。ク・ヘソンは「映画を作りたかったけれど、今までたくさん失敗して投資がうまくいかなかった。それで小説を書くことになった」とし、「小説がうまくいって映画化になればいいなと思う」と期待を示した。

「涙はハート模様」の主な登場人物であるソジュとサンシクは名前から独特だ。理由を聞くと、ク・ヘソンは「失恋した後ソジュ(韓国のお酒)をたくさん飲んだからソジュを思い出し、サンシクは『ソジュの常識(韓国語の発音:サンシク)』という言葉にハマっていた時、女性の名前がソジュで男性がサンシクなら面白うそうだと思ったので、サンシクにした」と説明した。

「涙はハート模様」の作品タイトルは元々「ソジュのサンシク」だった。タイトルが変わった理由に対してク・ヘソンは「『ソジュのサンシク』というタイトルだと10代、20代のターゲットに読んでもらえないだろうと出版社が投票でタイトルを決めた。投票で1位になったタイトルが『涙はハート模様』だ」と明かした。タイトルの意味に対しては「まだよく分からない」と言い、笑いを誘った。

そして、恋愛小説を書く妻を理解してくれる夫アン・ジェヒョン。「涙はハート模様」を読んだ夫で俳優のアン・ジェヒョンは何と言ったのだろうか。ク・ヘソンは「シナリオとして書いたのをすでに読んでいたので、今回小説として出版したから読んで欲しいと言ったら『もう読んだじゃないか』と言いながらも、読んでくれた」と、話し始めた。

彼女は「夫は『女性のキャラクターがユニークで、全体的に韓国の小説っぽくなかった。独特な映画を観たような気分だ』と言っていた」とアン・ジェヒョンの感想を伝えた。「涙はハート模様」の表紙に描かれた男性キャラクターがアン・ジェヒョンに似ているが、ク・ヘソンは「夫との恋愛話ではない」と笑った。

小説にはク・ヘソンが今まで経験してきた恋愛スタイルがそのまま反映されている。初恋を書いた前作「タンゴ」とはどんな風に異なるのかと聞くと、ク・ヘソンは「『タンゴ』は少女っぽく、感性的な小説だ。一方、今回の小説は愉快だ。女性キャラクターが恋愛から解脱した境地だ」と明かした。

ク・ヘソンは「私は恋愛をたくさんした。恋愛で人生を学んだ。友達とは深みのある関係になるけど、恋愛をするとその相手に対して本当に何も飾らない姿まで見せて、見ることができると思う。人間に対して理解し始めるのが恋愛だと思う」と恋愛を積極的に勧めた。

恋愛と結婚の違いを聞くと、彼女は「長所と短所は家に人がいるということ」と現実的な答えを伝えた。ク・ヘソンは、それでも自由気ままな自分と暮らしてくれる夫にありがたいと言いながら「結婚したのに恋愛小説を書く妻を理解してくれる夫が他にいるだろうか」と感謝を示した。

続くインタビューでク・ヘソンは、またやりたいのは女優業、すぐに必要なのはダイエットだと話した。

ク・ヘソンの代表作といえばドラマ「花より男子」。女優だけでなく、映画監督、作家としても活発に活動している彼女。これまで短編映画約10本を制作、演出した。個展を開き、画家としても成功した。

そんなク・ヘソンがまたやりたいのは「女優」だという。彼女は「今まで演技をおろそかにした。1歳でも若いうちにまた女優として演技したいと思った」と打ち明けた。出演したいジャンルやキャラクターを聞くと、ク・ヘソンは「たくさん変化を見せたいけれど、『花より男子』のクム・ジャンディのように、苦労を乗り越える少女のイメージが強いようだ」と答えた。

彼女は「専門職のキャラクターを演じると演技力に対する議論が浮上する。私がうまくやりこなせないせいかもしれないし、受け入れる方々が違和感を感じるのかもしれない」とし、「マネージャーたちが一生懸命に動いてくれている。まずダイエットして欲しいと言われてダイエット中だ」と話した。

「花より男子」の出演当時と比べて約13kg太ったというク・ヘソンは、「私は太らないタイプだと思っていた。当時はたくさん食べてもすぐに痩せた。でも今はあまり減らない」とため息をついた。太った理由は夫だという彼女は「夫がチキンを愛しすぎて出前を取るが、必ず残す。私は食べ物を残すのが嫌いだから食べてしまう。それで太った」と漏らした。

最近運動を始めたというク・ヘソンは「マンションに引っ越したので階段の上り下りをしている。たくさんは痩せられないので、5kgだけ痩せると事務所と約束した」とダイエットの目標と女優復帰に対する思いを伝えた。

記者 : イ・ウイン