【REPORT】SHINee テミン、初のソロアリーナツアーで新曲を先行お披露目!メンバーのモノマネも?お茶目な一面を披露

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撮影=田中聖太郎

SHINee テミンが、6月8日から8月12日にかけ、自身初の全国ソロアリーナツアー「TAEMIN AREA TOUR 2019 ~X™~」を開催し、日本各地でファンを魅了している。「X」の文字に「ダンス、音楽、衣装、その全てで、僕だけのものをお見せしたい」との想いを込めた今回のツアー。その折返し地点ともいうべき6月25、26日には日本武道館で東京公演を行い、超満員のフロアは大熱狂。ここでは25日の模様をレポートするが、この先ネタバレ満載なので、「これから行くよ!」という方はここでストップ! いま一度、ライブ観戦後に要チェック!

ド派手&マックスなスケール感に大興奮!

パールアクアグリーン(SHINeeカラー)一色に染まった館内。韓国でのデビューEPのオープニングトラック「Ace」が流れると、ファンはペンライトを振りながら、一斉に立ち上がり、スタンバイはOK。そこへ左手を高く掲げたテミンが颯爽と登場し、白のインナーに赤のナポレオンジャケットを重ねた姿が眩しいほどに煌めく。

そして、幕開けの「TIGER」では狼煙を上げるように、アグレッシブにパフォーマンス! 情熱的&緊迫感のあるステージにファンは息つく暇もなく、バックのモニターに映った王冠と彼のリアルな姿が重なれば、ステージに立つ彼は威風堂々とKING OF POPの風格を露わにする。さらに「武道館! Are you ready?」というシャウトと、立ち上がる炎で、会場のボルテージは上がり、終盤の一拍置いてからの髪をかき上げる仕草も超絶クール。テミン&バックダンサーのダンスとモニターの映像は連動し、そのド派手なスケール感にヤラれるばかりだ。

アーバンな「Press Your Number」では、その艶めかしい振付に客席が沸き、同時に笑顔で「皆さんX™へ、ようこそ! 会いたかったです! 今日1日最高に盛り上がっていきましょう。この歌知ってますね?」とのトークを挿入。続いた「1、2、3」というリードでファンは大合唱となり、彼が頭上で両手を大きくクラップさせれば、ファンもそれに合わせ、大きな一体感が館内を更にアツくする。こうして、テミンとファンとが会話するように、楽しく盛り上がっていくこと、それも今回の一つのテーマ!

撮影=田中聖太郎
続く「One By One」ではムービングステージを使って、スタンド席のファンにも急接近! 時計回りに動くステージに移った彼は、まずは上手サイドのファンに挨拶し、「Say」と声をかけてマイクを客席へ。ファンを煽りながら、動くステージ上でもメインステージと変わることなくスタイリッシュに舞い、アリーナではバックダンサーが援護射撃。

そのステージがセンターステージに着岸する手前のギリギリのところで、彼はヒョイとセンターステージに飛び移り、そこでもバックダンサーと共にアツくパフォーマンス! さらにはその中央が高くせり上がり、宙に浮かぶ(かのような)テミンがスタンド席の一人一人と視線を交わせば、これぞ、ワン・バイ・ワンだ!

さらに、ファンをゾクゾクさせる官能チューン「WANT」ではファンの「イ・テミン」コールがさらにパワーアップし、重なり合う男女を日食に例える「ECLIPSE」では曲の冒頭、真っ赤な照明の中で、彼が黒く浮かび上り、テミン自身が皆既日食時の月のよう。また、テミン、ダンサー、そして映像が一つになって作り上げるステージはシアトリカルすぎて強烈な印象が半端ない。

撮影=渡邊玲奈(田中聖太郎写真事務所)
そしてピュア&永遠の愛がテーマの「Truth」を挟んだ後は、トロピカルハウスの「MARS」で客席をより華やか気分に。高くせり上がったステージで歌う彼を無数のペンライトが囲めば、館内は幾つもの星が瞬く壮大な宇宙のよう。そこで彼は爽やかな笑顔でダンスホール調に歌い、ファンを宇宙デートへ招待すべく、再びのムービングステージで下手サイドに飛行。

「皆、手を上げて」とシャウトしながら、彼もまた自身の右手を上げて前後に揺らす。そして「皆さん、楽しんでますか? 最高のパワーで行ってみましょう」と呼びかけ、彼はメインステージ、すなわち、火星へと到着。フロアのペンライトは左右に大きく揺れ、テミンが「行きますよ!」と声をかければ、テンポがアップし、それと比例するように、彼は重力を超越するかのようなスキップでダンシングする。こうしてアッパーなステージを終えた彼はファンに背中を見せて舞台せりからアウトし、途中に振り向きざまのピースサイン! とことんまでファンのハートを射抜くのだった。

ここでインターバルかと思いきや、然にあらず。メインステージにせり上がった彼は再度パフォーマンスを続行させ、元カノとの愛の思い出に捕らわれて苦悩する「Shadow」では、一人の俳優のように、歌、ダンス、そして表情とで苦悩を多角的に表現。真っ白の衣装に身を包んだ彼に対し、バックダンサーは黒を基調とした衣装をまとい、その姿はまるでテミンを悩ますシャドウのよう。ダンサーにサポートされながら、後ろへ崩れ落ちるシーンも挟んで立体的なステージを構築する。

その後、テミンは表情をガラリと変えて、ダンスホール・スタイルのブライト・チューン「Into The Rhythm」で雰囲気を一変。鼻の上にちょこんと指を当てて笑顔を作ると大きな歓声が起き、ラストはピンクの照明の下で大きく手を広げてフィニッシュ。武道館のアリーナすべてがステージとも思える、破格のスケール感で演じた前半部はテミンらしさが光る極上のエンターテインメントだった。


新曲披露でファンに成熟した姿をプレゼント!

撮影=田中聖太郎
前半部を終えた彼は改めてファンにこう挨拶した。「皆さん、お久しぶりです。今日めちゃくちゃ緊張していて、『どうする、どうする』としていたんですけど、めっちゃ雰囲気よくて良かった! 武道館は2年前ショーケースをした僕にとってすごく意義がある場所なので、この日を待っていました。2年前より成長した自分の姿を見せたかったんですね。それで、リハの時から緊張してワクワクしていましたけど、緊張感が楽しさに変わって最高ですね! 今日は最高のパワーで盛り上がって行きましょう! 僕の気持ち、伝わってますか?」MC中には、耳に手を当て、客席の歓声を煽り、大きな声で応えたファンにサムズアップで感謝。この日の金髪も武道館用に染めたものと明かし、その点にも武道館へのこだわりが見てとれた。

後半は8月発売のミニ・アルバム収録の新曲から。それは彼が「絶対に歌いたかった」と話す「Colours」で、テミンは「灰色の世界が君の色に染まる」と歌うのだが、ファンのハートはどんどんテミン色に染まっていく。

続く「Already」はジョンヒョンがペンをとったもの。星空をバックに歌った彼は、再びムービングステージで、その熱唱する姿をファンの目に焼き付け、ファンがテミンの歌に声を重ねれば、テミンとジョンヒョン、さらにファンが一つになる。終盤、テミンが「この想いよ、天に届け」とばかりに右手人差し指を高く上げると、ファンの手も大きく左右に揺れ、会場に集った全ての人の胸が熱くなる。

撮影=田中聖太郎
そしてセンターステージで演じた「Artistic Groove」を挟んで、ジャケットを脱いで戦闘モードに入ったテミンは、再びジョンヒョン作詞の「Pretty Boy」をパフォーマンス。彼はムービングステージをフルに活用し、会場をダイナミックに使って強烈に舞う。歌うのは「俺は可愛いだけじゃないぜっ」と突き放すよう挑発系で、テミンはそこでクールネスを爆発。終盤では「今、いっしょにおどって、うたって、たのしんでいますか6v6?」と直筆メッセージを添えたテープを発射し、生のメッセージを直接、客席へ届けた。

「Play Me」で、女性ダンサーと共にファンを幻惑するように、妖艶&ミステリアスなパフォーマンスを演じた後は、ラストに向けて立て続けに日本語曲を連発していったテミン。身体全体を使ったキレキレのダンスに、鮮やかなフィンガーダンスを多めに組み合わせて、見どころタップリに仕上げた「Drip Drop」ではファンの「イ・テミン」コールも多めとなった。

この日、二つめの新曲となる「Slave」では檻を模したセットで女性ダンサーと共演し、怪しくもエロティックな世界はフェティッシュな香りすら漂う。さらにはキス寸前のギリギリ・パフォーマンスも演じ、ラストの倒れ込むシーンまでノンストップでデンジャラス!「新しい姿、大人になったテミンを見せたかった」という新たな魅力全開の曲に会場の興奮は沸点を超えた。

撮影=田中聖太郎
その後は「I'm Crying」「いつかここで」「世界で一番愛した人」で、彼の歌に焦点を当て、最後の曲ではテミンの「皆さん、一緒に歌いましょう」との言葉にラストまで会場中が大合唱! その声に支えられ、会場を見回し&手を振りながら、せり下がり、舞台を後にした彼。

そして再度センターステージに登場すると、繊細にしてパワフル、そして優雅でパッショナブルな「さよならひとり」を激演し、客席に熱い感動を運ぶ。そんなフロアに向け、彼は左手をフリフリさせながらメインステージに戻り、今度はニコニコとした表情のトークでファンを和ませた。

曲の感想を尋ねては、ファンの好反応に終始にっこりだったテミン。「今日、改めて、皆さんのパワーを感じています。皆さんが僕についてきてくれて、一緒に盛り上がってくれて楽しかったです!」と話し、ファンと一つになれたことを心から喜んでいた。

そして本編ラストにはラブソングでもパーティーチューンでもない、メッセージ性の高い曲「HOLY WATER」を選び、これもまた彼の成長ぶりを表すもの。大宇宙をバックに両手を広げて歌う姿はまるで司祭のようで、ファンも「HOLY WATER」と声を合わせれば、彼の歌は心を浄化する聖歌として響く。さらに彼が「皆、もっと声を出して」と呼びかけると、バックダンサーもステージに勢ぞろいし、ダイナミズムをプラス。深い余韻を残しながら本編を終えた。


ソロ歌手として、SHINeeのメンバーとして

撮影=田中聖太郎
「イ・テミン」コールで迎えたアンコールは鍛え上げた二の腕をむき出しにしたパープル・ファッションで登場。「MOVE」でカメラが彼のセクシー過ぎる眼差しを抜くと、またも大きな歓声が上がり、「What's This Feeling」では叩きつけるようなビートに合わせ、ダンサー陣もアクロバティックにダンシング。最後は全員が手を繋いで横一列に並び「皆さん、ありがとうございます」と感謝し、ラストはテミンが右手を宙に差し出すようにしながら「What's This Feeling~」と歌った。

アンコール2曲を終えてのラストの挨拶で、彼がチームを代表してコメントすると、会場はSHINee愛で包まれた。「皆さんの応援でSHINeeはもっと頑張れますね。皆さんの気持ちにお返しできるよう頑張るので、これからも見守って下さい。今、SHINeeの活動は休んでいますが、いつか、全員、新しい姿で、頑張って準備します!」と話し、さらにオンユから預かったメッセージも公開。

「いつも応援してくれるファンの皆さんに感謝しています。僕は元気で頑張っているので、皆さんも心配されずに、体を大事にしてください。また会いましょう。早く戻って来るから待っていて下さい」と話したのだが、オンユの声真似で話そうとする茶目っ気たっぷりなテミンにクスリとさせられる。

撮影=渡邊玲奈(田中聖太郎写真事務所)
そしてフィナーレは「最後の曲は本当に意味がある曲」との紹介で始まった「Danger」! 彼が言う“意味”とは記念すべきソロ・デビュー曲、つまり、彼の原点であるということ。が、それだけじゃない。この曲は、SHINee「Sherlock」が大胆にマッシュアップされ、館内には「SHINee's Back」の声が館内に響き渡っていた。

そこには「SHINeeのカムバックをもう少し待ってほしい」もしくは「SHINeeを心待ちしている人を少しでも楽しませたい!」というテミンの想いが読み取れ、ソロ歌手として、そして、SHINeeを代表する者として、交差する二つのアイデンティーの発露がこのマッシュアップだったのだ。

もちろん、ファン的には一粒で二つの感動を味わえるのだから、こんなに贅沢な曲はない。テミンはキレキレのダンスを演じる怪盗として、最後の最後に、またもファンのハートを堂々を盗み、ラストは「最高でした。本当に楽しかったです。また会いましょう!」と挨拶。一人ステージに残った後は、クールに髪をかき上げ、そのまま吸い込まれるように奈落へジャンプし、舞台を後に。

「こんなクラクラするような、格好いいエンディングは初めてかも!」と思わせる、まさにグッド・ルッキンな怪盗に相応しい去り方だ。そんな怪盗の置き土産は8月リリースのミニ・アルバム!「新しい(ミニ)アルバムの新曲は今まで見せたことのない、盛り上がる激しいダンス曲になると思います」とファンの期待を高めたのだった。

この日のセットは空間を立体的かつ贅沢に使い、スケールの大きな演出が、テミンのカモシカのように俊敏でしなやか、そして、虎の様に強靭&野性的なダンス・センスを極限まで引き出していた。ここまで武道館を狭く感じるコンサートも滅多にない。しかも凛々しさ溢れるステージとトーク時とのギャップもトップクラス。アーティスト、テミンの大きさが伝わるライブだった。

取材:きむ・たく

【公演概要】
「TAEMIN ARENA TOUR 2019 ~X™~」
日時:06月25日(火) 17:30開場/18:30開演
会場:日本武道館

1. TIGER
2. Press Your Number
3. One By One
4. WANT
5. ECLIPSE
6. Truth
7. MARS
8. Stone Heart ~ Do It Baby
9. Shadow
10. Into The Rhythm
11. Colours(※新曲)
12. Already
13. Artistic Groove
14. Pretty Boy
15. Play Me
16. Drip Drop
17. Slave(※新曲)
18. I'm Crying
19. いつかここで
20. 世界で一番愛した人
21. さよならひとり
22. HOLY WATER
<アンコール>
23. MOVE
24. What's This Feeling
25. Danger

■ツアー情報
「TAEMIN ARENA TOUR 2019 ~X™~」

URL:https://youtu.be/YNNSGoymCWk

会場:広島グリーンアリーナ
07月05日(金) 17:30開場/18:30開演
07月06日(土) 16:00開場/17:00開演

会場:大阪城ホール
07月13日(土) 16:00開場/17:00開演
07月14日(日) 15:00開場/16:00開演

会場:マリンメッセ福岡
08月06日(火) 17:30開場/18:30開場
08月07日(水) 17:30開場/18:30開場

会場:武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ
08月10日(土) 17:00開場/18:00開演
08月11日(日) 15:00開場/16:00開演
08月12日(月・祝) 15:00開場/16:00開演
※開場/開演時間は変更になる可能性がございます。

<チケット情報>
¥9,800(税込)/枚
※システム利用料¥800(税込)/枚
○枚数制限:1公演につき1申込み限り2枚まで
サイト:https://ticket.tickebo.jp/taemin2019-arip4La/
※既に同じ公演にお申込み・ご当選・ご入金されている公演にはお申込みができません。

■リリース情報
3rdミニアルバム「タイトル未定」
8月28日リリース

・初回生産限定盤A
【CD】+ 【PHOTO BOOK】 UPCH-29340 ¥3,480+税(税込¥3,758)

・初回生産限定盤B
【CD】+ 【DVD】 UPCH-29341 ¥2,980+税(税込¥3,218)

・通常盤
【CDのみ】 UPCH-20528 ¥2,380+税(税込¥2,570)

■関連サイト
テミン公式サイト:http://www.shinee.jp/taemin/

記者 : Kstyle編集部