JG、入隊前最後となるワンマンライブを開催…重大発表にファンは驚き&喜び

Kstyle |

JOONHO(ジュノ 27)とGYUMIN(ギュミン 26)からなるメンズデュオJGが、6月18日、東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTにて「JGワンマンライブ~Thank you for WINGS~」を開催した。

もともとは日韓ボーイズブループBEE SHUFFLEのメインヴォーカルとして2014年2月にメジャーデビューしたジュノとギュミン。その後BEE SHUFFLEの活動休止をへて2017年6月より「JG」として再始動。J-POPとK-POPを融合させたJK-POPという新境地を切り開き、アンダーグラフの名曲「ツバサ」をカバーリリースするなど、精力的なライブ活動を重ねてきた。人気の秘密は圧倒的な歌唱力とパワフルなダンス、加えて日本語での軽妙なトーク。最近ではTikTokのファン数も95万人を超えて話題沸騰中。

そんなJGだが、今回のライブは兵役前の最後のワンマンライブということで、会場には別れを惜しむWINGS(ファンの呼び名)が全国から集結。ライブはノリノリな「グイグイグイ↑↑↑」で楽しくスタート。この日リリースされた3rdシングル「キズナミダ」などを挟み、2人の所属事務所の社長でもあるYOHEY率いるPaniCrewとフィーチャリングした「Wanna make you high」に突入。ソロコーナーではジュノとギュミンがそれぞれファンへの思いを込めた日本語曲を熱唱し、涙を誘った。

中でも印象的だったのは「I can't wait no more」の演出。途中で歌が止まり、いくつもの困難を乗り越えてきた2人の軌跡を振り返る映像が映し出されると、ともに歩んできたファンの涙腺は崩壊。これでお別れというムードが最高潮に。

その後ジュノからファンに手紙の朗読があり、その中で重大発表があった。「ビザの延期申請が奇跡的に通ったので年内は日本での活動ができることになった」という。場内にはファンの驚きと喜びの歓声が響き渡った。「みんなに早く言いたかったのにごめんなさい」「みなさんを寂しい気持ちにさせた分、絶対に幸せにします」「これからもいろんな思い出を作りましょう」というJGに盛大な拍手が送られた。

さらにその後、この日リリースされた新曲「キズナミダ」が「オリコンデイリーシングルランキング1位を獲得した」というニュースが! 最高のサプライズにしばらくは天を仰いで絶句していたJG。気持ちが落ち着くと支えてくれたファンに感謝し、泣きながら「これからも皆さん、僕たちのそばにいてください」と言う姿に会場は感動的な雰囲気に包まれた。

関係者席には韓国から来たジュノの両親の姿も見られ、息子からの愛情のこもった呼びかけに涙をぬぐっていた。その後、アンコールまで全21曲を全力投球で歌い踊ったジュノとギュミン。最高の盛り上がりと一体感の中、最後は「これからも2人で力を合わせて頑張っていきますので、みんな、ついてこーい!」というハッピーな挨拶で幕を降ろした。

ファンにさよならを言う場のはずだった「兵役前のラストライブ」が「年内はまだ会えるよ」というまさかの重大発表で寂しさが吹き飛び、さらに「オリコンデイリーランキング1位」の快挙によって一転、「おめでとう!」の嵐に(笑)。泣いたり笑ったり、驚いたり感動したり、心が忙しかった3時間。JGにとってもファンにとっても、生涯忘れられない一日になった。兵役に行くまで残り半年、2人のさらなる活躍が期待される。

■関連サイト
JG公式サイト:http://www.jgfb.jp/

記者 : Kstyle編集部