YG ENTERTAINMENT、騒動により株価が6ヶ月で半分に急落…株主・投資家も莫大な損害

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写真=マイデイリー DB
元BIGBANGのV.Iの波紋に続き、元iKONのB.Iの麻薬騒動で打撃を受けたYG ENTERTAINMENTの株価が6ヶ月で急落し、国民年金と小口投資家たちが莫大な損害を被ったと本日(19日)、中央日報が報じた。

報道によると18日、KOSDAQ市場でYGは前取引日より650ウォン(約59円)(2.25%)が下落した2万8300ウォン(約2604円)で取引を終えた。これでYGの株価は昨年6月8日の2万8250ウォン(約2599円)以来、一番低い水準を記録した。

最近1年間で、YGの株価が一番高かった昨年12月26日の4万8950ウォン(約4504円)と比べると、6ヶ月で半分になったのだ。

株主たちの損失も雪だるま式に増えている。18日の終値で計算したYGの時価総額は5148億ウォン(約473億6493万円)だ。6ヶ月前と比べると、3756億ウォン(約345億6367万円)が減った。

YGの小口投資家約2万人は同期間、1820億ウォン(約167億4810万円)の損失を被った。国民年金が保有しているYGの株式価値(持分率5.66%)も6ヶ月前の542億ウォン(約49億8753万円)から18日、313億ウォン(約28億8025万円)へ減少したと中央日報は報じた。

筆頭株主であるヤン・ヒョンソク前代表の株式価値は18日の終値を基準に、892億ウォン(約82億969万円)だ。6ヶ月前と比べると651億ウォン(約59億9259万円)が減った。ヤン・ヒョンソク前代表が保有しているYGの株式数は315万1188株(持分率16.12%)だ。

YGの3大株主であるNAVERも損失を被った。6ヶ月前に813億ウォン(約74億2567万円)だったNAVERのYGの株式価値は470億ウォン(約43億2665万円)減った。

一方ミン・ガプリョン警察庁長は最近、記者懇談会で「国民が提起する疑惑が完全に解消されるまで、徹底的に捜査する」と伝えた。

警察は現在、ヤン・ヒョンソク前代表の3つの疑惑について捜査を行っている。まず2016年、ハン・ソヒに陳述を変えるよう脅迫したかどうかについての疑惑だ。ハン・ソヒはB.Iの麻薬投薬容疑について陳述したが、ヤン・ヒョンソク前代表に会ってから陳述を変えたと主張している。

警察は犯罪隠匿疑惑も捜査する方針だ。B.Iの麻薬投薬状況をキャッチして、証拠を隠滅しようとしたのか調べる予定だ。

そして警察との癒着疑惑も捜査する。当時、警察はハン・ソヒの陳述を確保したにも関わらず捜査しなかった疑惑を受けている。

記者 : クァク・ミョンドン