【REPORT】チュウォン、除隊後初の来日ファンミーティングで涙…日本のヒット曲披露も!「YOSHIKI様をすごく愛している」

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2019年2月5日に除隊したチュウォンが、除隊後初の日本でのファンミーティング
「JOOWON Fanmeeting 2019~ここからまた Stand by you~」を5月17日に東京の山野ホールにて開催。再会を待ち焦がれていたファンと幸せなひとときを過ごした。歌あり、笑いあり、感動ありのその様子をレポートする。

「なでしこ」を澄んだ歌声で歌いながら登場したチュウォン。ネイビーのスーツがよく似合うすらりとしたスタイルにどよめきと歓声が起こる。歌い終わると「みなさん、こんばんは」「ただいま」とはにかんだ笑顔で挨拶。「おかえり~」の声に「会いたかったです。僕はチュウォンです」ここで客席から「チュウォン、おかえり~、ポゴシポッソヨ」と事前に練習した大合唱が! 驚いて「あ~、ありがとうございます」と答えるチュウォン。ファンが待ちに待っていた瞬間だった。

ここでMCの椎名由紀が登場。「除隊以来何してました?」と聞かれて「毎日運動していました。台本もたくさん読みました」とニッコリ。そのまま、過去のドラマを映像で振り返るコーナーに突入。「製パン王キム・タック」「グッド・ドクター」「猟奇的な彼女」の名シーンを見ながら「リメークはすごい難しい」と日本語で話したチュウォン。

お次は入隊中の秘蔵写真をファンと一緒に見るコーナー。客席後方に席が用意されたので近くに座っているファンは気もそぞろに(笑)。しかも「今日は父と母が来ています」と最後列に座るご両親をファンに紹介してくれたチュウォン。江原道の陸軍3師団白骨部隊の新兵教育隊にいたチュウォン、入隊中の写真はどれもオーラがすごくて映画のワンシーンのようだった。最後は「はい、終わり」と日本語でサクッと締めるのでファンは大爆笑。

ここで今のチュウォンを大阪の有名な占い師に占ってもらった結果発表が。頭にターバンを巻いた先生の写真を見て「アリババ?」と突っ込むお茶目なチュウォン。性格判断は「実は神経質。一度決めたら突っ走るタイプ。スイッチが入るとイケイケ。意外と寂しがりやで甘えたがり」目を丸くして「あたってる」と言うチュウォンだったが「ブレークは3年後」という予言には苦笑い。

ここからはファンとの交流がスタート。まずは客席に降りて行ってファンからの質問を直接受ける。「母の日には何をプレゼントしましたか?」という問いに「韓国では母の日はなくて両親の日があるんです。お肌のケア券を贈りました」と答えたチュウォン。そのあとも夫婦や親子連れなど、顔なじみのファンとの再会に思わず笑みがこぼれる。「今一番したいことは?」と聞かれ「ごはんが食べたいです。和牛がいいな。僕は仕事が終わらないとごはんを食べない主義なので」と正直に答えたのも愛らしかった。


会場でのサプライズに涙…

次はチュウォンVSファンの演技対決コーナー。「我こそは演技に自信あり!」というファン2名が登壇。そこで「あ」というセリフが一つだけの演技に挑戦。初恋の人に町ですれ違ったときの「あ」と、路上で一万円札を見つけたときの「あ」を設定して自分で作って演じ分けたのだが、チュウォンもたじたじ。だが一番笑ったのは「『あ』というタイミングで、口から水を吐き出そうと仕込んでいたのに途中で飲んでしまった」というチュウォンの告白だった。

最後はチュウォンだけが日本語の歌をイヤフォンで聞きながら歌い踊り、5人のファンが曲名を当てるというクイズ。「恋するフォーチュンクッキー」「恋愛レボリューション」「UFO」「ダンシング・ヒーロー」を楽しそうに歌い踊ったチュウォン。ミュージカルスターとしての実力を存分に発揮してみせた。

1部はこれにて終了。2部の準備のためにチュウォンは一旦退場。スクリーンにはアメリカ旅行を楽しむチュウォンの映像が流された。グランドキャニオン、ユニバーサルスタジオ、ディズニーランドで遊び、旅先でもジムに行って運動するチュウォンの姿にうっとり。

2部は黄色のニットにブルージーンズというカジュアルな衣装に着替えてライブコーナーに。まずは「グッド・ドクター」のOSTから「消毒薬」を歌い「今日は日本語の歌をたくさん用意しました」と微笑むチュウォン。

「悲しみにさよなら」「ショコラ」を流暢な日本語で歌い上げると、続くMCでは「平井堅さん、安全地帯さんが好きなんですが、X JAPANさんも大好き」と言い、「僕はYOSHIKI様をすごい愛している」と日本語でYOSHIKIへの熱い想いを告白。「でもX JAPANの歌は難しいので今回は歌いません。次にチャンスがあったら挑戦したいです」

玉置浩二の「あなたに」に続いて、韓国語曲の「ノレバンエソ(Karaoke)」を披露。「今すごくお腹がすいています。ごはん食べに行きますか?」と客席に向かって気さくに話しかけるチュウォン。「さあ、みんな立って」と言って歌い始めたのは平井堅の「POP STAR」。4人のダンサーを従えて軽快に歌い踊る姿にファンもノリノリ。

それが終わると「今日は僕のことを愛してくださるファンの皆さんに3つの誓いを書いてきました」と真剣な表情で語り始めたチュウォン。「さまざまな演技での変身と挑戦を通じて、韓国を代表する最高の俳優になります」「日本で、日本のファンの皆さんのための歌を準備します」「最後に、僕はここにいらっしゃる皆さんと一生を共にします」と言い終わると同時に、全国のファンから寄せられた沢山の応援メッセージ動画が映し出された。

これは、事前に知らされていなかったサプライズだったようで、映像を見終えたチュウォンの目には涙がいっぱい。こみあげてくる感情を押し殺すように「うんうん」と何度もうなずきながら無理に笑顔を作ろうとする。その表情に今度はファンがうるうる。「こんな風にいつも僕を感動させてくださいますよね」「僕は感受性が豊かなので、うっかり泣きそうになっちゃいました」と笑いを交えながら、ファンの愛に感謝を述べるチュウォンだった。

「韓国と日本は少し離れているけど、僕はずっと皆さんのことを思っています」「僕は演技がすごいので(笑)、信じてくださいね。そして待っていてくださいね」そんなチュウォンが最後の曲として歌ったのは「If I Were」。さらにアンコールに応え、客席の扉から再登場。「ナラ(FLY)」を歌いながらサインボールを次々と客席に投げ入れた。

ステージに上がるとファンの顔をひとりひとり記憶に刻み込むように見渡して、唇をぎゅっと噛みしめていたチュウォン。最後はチュッと投げキッス。日本のファンの元に帰ってこられた歓び、そして新たなスタートラインに立った決意を、3時間のファンミーティングで十二分に表現してくれた。

ライター:望月美寿

■イベント情報
「JOOWON Fanmeeting 2019~ここからまた Stand by you~」
日時:2019年5月17日(金)18:00 開場 / 18:30 開演
会場:山野ホール(渋谷区代々木1-53-1)

■関連サイト
チュウォンジャパンオフィシャルファンクラブ: http://www.joowon508.jp/

記者 : Kstyle編集部