“あおり運転の疑い”チェ・ミンス、第2公判へ…同乗者が状況を証言「相手車両が先に急停車した」

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“あおり運転”で議論となった俳優チェ・ミンスの車両に同乗した知人が、事故当時の状況を証言した。

昨日(29日)午後、ソウル南部地裁刑事8単独チェ・ヨンミ判事の審理で特殊脅迫と特殊富損壊、侮辱の容疑などを受けているチェ・ミンスの第2公判が行われた。

事故当時チェ・ミンスの車に同乗していたチェ氏はこの日、車両整備士に次ぐ第2証人として法廷に立った。証人席でチェ氏は「当時、相手車両が正常な走行をしていなかった。本人の車線を走るのではなく、私たちが走っていた車線に3分の2ほどまたいで走っていた状態だった。このような状況で、(相手の車が)急停車をして、事故が起こったと思った。クラクションを鳴らしたにもかかわらず、相手車両がそのまま走っていたので、私たちは逃走すると考えていた」と主張した。

続いて、「車を停めた後、状況を確認するために車から降ろした。私たちは相手が逃走をすると思っていたので、そうした。車両から降りて是非を問いただそうとしていた状況で、相手の運転者は『麻浦(マポ)警察署に行こう』という言葉だけだった。そして相手が『あなた』という呼称を言いながら皮肉ったと考え、その過程でチェ・ミンスが指で相手を中傷するジェスチャーをした」と説明した。

また、「私はチェ・ミンスに謝罪するよう言った。相手が私に『(あの人)チェ・ミンスさんですよね?』と言っていた。『山からなぜ降りきたのか』『あんな人は芸能界生活できなくなるようにしなければならない』ということを言った。このような状況を上手くまとめならなければならないと思って、チェ・ミンスに謝罪するよう言った。二度にわたって謝罪をした。お互いに謝罪をする方向で事をまとめようとしたが、相手のドライバーが警察に通報した」と付け加えた。

チェ・ミンスは昨年9月17日午後1時頃、ソウル汝矣島(ヨイド)の道路で前を走っていた車を追い抜いた後、急停車した疑いで在宅起訴された。当時接触事故が発生したチェ・ミンスは、被害車両の運転者との口論を繰り広げる過程で、侮辱的な言動をした疑いも受けている。

記者 : イ・スンギル、写真 : キム・ソンジン