MBC「ストレート」が韓国で27日、東南アジアの資産家に対するYG ENTERTAINMENTの接待について報道した中、予告の段階でYGが否定したにもかかわらず、株価が暴落した。

「ストレート」は27日、YGのヤン・ヒョンソク代表の性接待疑惑を集中的に追跡した。制作陣は2014年7月、YGが東南アジアの資産家2人に性接待をしたという具体的な証言を入手したと明かした。

「ストレート」側は、「YGヤン・ヒョンソク代表とYG所属歌手の1人が江南（カンナム）のある高級韓定食レストランで彼らを待っていて、このレストランには男性8人と、25人の女性がいた。女性のうち10人以上はYG側との知り合いで、いわゆる“チョンマダム”と呼ばれるYGと親交のある風俗店の関係者が連れてきた女性たちだった」と主張した。

加えて「ストレート」側は、「彼らは食事を終えて、ヤン・ヒョンソク代表が事実上運営することで知られている江南（カンナム）のクラブNBに移動した。クラブでの飲み会が事実上の性接待につながったという証言を確保した」と説明した。

これに対してYG側は「事実ではない。知人の招待で同席した事実はあるが、接待はしたことがない」と否定した。

YG ENTERTAINMENTの否定にもかかわらず、この日株価は暴落した。前日終値3万2800ウォン（約3230円）だったが、2万8700ウォン（約2645円）に終わった。前日比で12.5％ダウンした。

「ストレート」の放送が本日（28日）の株価にどのような影響を与えるか、注目される。