バンドJannabiのチェ・ジョンフンがステージで涙を見せた。

Jannabiは25日、慶州（キョンジュ）市民運動場で行われた「韓水原（ハンスウォン）・アートフェスティバル2019」のステージに上がった。

Jannabiは、前日にメンバーのユ・ヨンヒョンが過去のいじめ疑惑を認め脱退を宣言し、またチェ・ジョンフンは父親と関連した議論に包まれた中、予定されたステージに上がり、関心が集中した。

現場で彼らのステージを見守った観客たちによると、ユ・ヨンヒョンを除いた4人のメンバーがステージに上がった中で、チェ・ジョンフンが途中で涙を見せたという。SNSなどに掲載されたJannabiのステージ映像でも彼が涙を見せる姿が確認された。

観客がテチャン（歌に合わせて一緒に歌うこと）を続けていると、チェ・ジョンフンは90度腰を曲げて観客に挨拶した後、後ろを向き涙を拭うような姿を見せたりもしたという。

先立ってSBS「ニュース8」では、性接待疑惑が持たれているキム・ハギ元法務部次官が事業家のチェ氏から3000万ウォン（約277万円）以上の供応と接待を受け、このことでチェ氏が検察の捜査を受けたという内容が報道された。

「ニュース8」側は有名バンドのボーカルである息子と、もう一人の息子が父親であるチェ氏の会社の1、2大株主で株主総会で議決権も行使したと指摘した。報道では匿名で出たが、ネットユーザーらはニュースで使われた資料写真と事業家チェ氏と二人の息子、有名バンドなどのキーワードがJannabiを指していると推測した。

これを受けて、チェ・ジョンフンは自身のInstagramを通じて「僕の幼少時代、学生時代は父の事業の盛業に不足はありませんでした。しかし、2012年頃から父の事業が失敗しそれ以降、父の経済的な支援は決してありません」と強調した。

チェ・ジョンフンは、ステージの前にも自身のInstagramを通じて、父をめぐる疑惑に対する心境を明らかにした。彼は「Jannabiと事務所PEPONI MUSICは、ファンの方々と多くの関係者の方々が、ステージで、そして現場でご覧になったように、本当に頑張って長い間活動してきた」と吐露した。

またJannabiは、これらの騒動をうけ、淑明(スンミョン)女子大学の学園祭の公演ラインナップから除外され、大学側が公式Facebookを通じて31日の出演キャンセルを発表した。

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