【REPORT】パク・シネ、約1年半ぶりの日本ファンミーティングが大盛況!BTS(防弾少年団)からTWICEまで…2日間で覚えたダンスも披露

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最新ドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」も好評なパク・シネが、5月11日に東京の山野ホールで約1年半ぶりの来日ファンミーティング「2019 PARK SHIN HYE Fanmeeting In Tokyo [Voice of Angel]」を開催。VOICE=声をテーマに、トーク、歌、ダンス、客席との触れ合いをふんだんに盛り込んだ心温まるステージで、集まったファンを感激させた。

「アルハンブラ宮殿の思い出」のOSTからバラードの名曲「I'm Here」を歌いながら登場したパク・シネ。金髪ボブのヘアスタイルにベージュのパンツスーツがよく似合い、大人の魅力を感じさせる。「こんにちは、パク・シネです。『2019 PARK SHIN HYE Fanmeeting In Tokyo [Voice of Angel]』に来てくれてありがとうございます」とまずは日本語で挨拶。MCの古家正亨が登場し「オレのことスキでしょ。」のファンミーティング以来7年ぶりの再会ということで盛り上がる。

「久しぶりのファンミーティングで緊張しますが、デビュー15周年ということもあり、記憶に残る特別なものにしたいと思ってドラマのOSTから1曲歌ってみました」とパク・シネ。さらに客席を見渡しながら「私がファンミを始めた頃からおなじみの方々の顔がたくさん見えます。新しく来られた若い方もいますね」とにっこり。今回のサブタイトルは「Voice of Angel」ということで、パク・シネの声の魅力に迫るだけでなく「みなさんのお話や声を聞かせてもらうコーナーもあるので楽しんでくださいね」とファンに語りかける。


その言葉通り、ここで早くもファン3人をステージに招待し、パク・シネの写真を見てドラマ名を当てるクイズを出題。みごと全員正解し、幸先のよいスタートを切った。次はドラマの中でパク・シネのナレーションが印象的だった場面を一緒に見ながらこれまでの作品を振り返るコーナー。「となりの美男<イケメン>」「相続者たち」「ドクターズ」「アルハンブラ宮殿の思い出」の名シーンが次々と登場。

撮影当時のエピソードをいきいきと語るパク・シネ。「天国の階段」の子役時代の自分を恥ずかしがる姿の可愛かったこと。コーナーの締めくくりにはボイスカードをファンにプレゼント。「○○さん、いつも元気で、チョアヨー」と愛らしい声でメッセージを吹き込んだ。前半の締めは歌のプレゼント。「真っ黒に」(となりの美男<イケメン>OST)~「STORY」(相続者たちOST)~「夢を見る」(ピノキオOST)と、これまで自身が歌ってきた3曲のOSTをメドレーで披露してくれた。

第2部はイギリスに旅行したときの楽しげな映像をはさんだ後に、花柄のワンピースに着替えたパク・シネが再登場。ドラマ「心配しないで、オバケです」のOSTからイ・ムンセの「記憶とは愛より」を歌ってくれた。華やかでエレガントで思わずうっとり。

ここからはMCなし、パク・シネがラジオDJのように自分で進行するコーナーが始まった。「皆さんの声が聞きたかったので、事前にいただいたお便りをご紹介し、リクエストしてもらった歌を最後に歌うことにしました」と話し、最初のお便りは”仕事と女性らしさの両立に悩んでいる”というファンからの相談。客席にいるファンに直接話しかけ「あなたはいつでもどこでも愛される資格がある」と親身になって励ますパク・シネ。

その他、「刑事役を見てみたい」という声に「私も! 1歳でも若いうちにアクションに挑戦してみたいです!」と嬉しそうに答えたり、メイクについてのアドバイスを具体的にしてくれたり。ストレス解消法としては、飼い猫のお腹のぜい肉をつまむこと。漢江の周りを汗をかくまで歩くこと。美味しいものを食べること、をオススメしてくれた。

リクエストに答えてサビを歌った曲は「My Dear (日本語版)」、「アルハンブラ宮殿の思い出」OSTから「Is You」、「天国の階段」OSTから懐かしい曲「会いたい」、最近のお気に入りの曲「Let's Go Picnic」、「オレのことスキでしょ。」OSTから「愛するようになった日」。そしてコーナーの締めくくりには、パク・シネがデビューしたMVの曲、イ・スンファンの「愛してますか」を甘い声でフルで歌ってくれた。


ファンからもらい泣きも…感激の嵐

続いては今回のファンミーティングで一番盛り上がったコーナー。パク・シネがイヤフォンをつけてK-POPを踊り、3組に分かれた6人のファンがその振り付けを見てアーティスト名と曲名を当てるというゲーム。少女時代の「Genie」を皮切りにApink、防弾少年団、TWICE、AOA 、EXID、Wanna One、EXO、BLACKPINKの12曲のダンスを次々と披露。

もともとダンスには定評のあるパク・シネだが、とにかく上手い、可愛い。手足が長いのでちょっとした振りもダイナミックでかっこよく見える。なかなか当たらないのにじれて口ずさんだり、「SMの有名なアイドル!」などと日本語でヒントを連発するのも素がうかがえて面白かった。おまけで客席のファンにもSISTARやMAMAMOOらの4曲を出題。計16曲。この振り付けを2日間ですべて覚えたというからすごい!

興奮冷めやらぬまま、ここでプレゼントの発表が。なんと一部で着ていたパンツスーツを「皆さんと一緒に過ごした記念に」ファンに進呈するというのだ。こんなスター、見たことない……。

楽しい時間はあっという間。ここでもう2時間15分たったと聞いて「えーっ」と驚くパク・シネ。「今日はいろんなことをしてみましたが、楽しんでいただけましたか? このようなファンミーティングは、私を見せるというよりも、私を好きでいてくださる皆さんのための時間にしたいと思いました。皆さんがいなければこの時間もないのですから。心から感謝しています」と話す。

さらに先ほどステージの最中に、泣きながら歌を聴いていたファンがいて「自分ももらい泣きしてしまった」と告白したパク・シネ。目をうるうるさせながら「私の力になってくださってありがとうございます」と言うので、ファンも感激。

そして最後にまたまたサプライズが。「後ろの席の皆さんの顔が見えなかったので、おひとりおひとりにお会いたいしたいです」と終演後のハイタッチを約束! 思いがけないお知らせにファンは大喜び。最後は再びのOSTメドレー。「腕枕」~「愛するようになった日」(「オレのことスキでしょ。」OST)~「Lovely Day」(「美男<イケメン>ですね」OST)の3曲を歌って笑顔で去って行ったパク・シネだった。

ファンからリアル女神といわれるパク・シネ。今回はVOICE=声がテーマということで、たくさんの歌を披露したことはもちろん、ファンに直接語りかけたり、ファンの声に耳を傾けたり、ということも多かった。ファンとの距離の近さをあらためて感じさせて……春の装いのパク・シネは5月の風のように爽やかだった。

取材:望月美寿

■公演情報
「2019 PARK SHIN HYE Fanmeeting In Tokyo [Voice of Angel]」
日時:2019年5月11日(土)15:00開場 / 16:00開演
会場:山野ホール

■関連リンク
公式サイト:https://parkshinhye.jp/

記者 : Kstyle編集部