紅白出場の歌手・桂銀淑、韓国で再出発…37年ぶりにニューアルバム「Re:Birth」を発表

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写真=聨合ニュース
1980~90年代に日本で活躍し「演歌の女王」と呼ばれた韓国人歌手、桂銀淑(ケイ・ウンスク)が15日、ソウル市内で新アルバム「Re:Birth」の発売記念イベントを開催した。韓国でアルバムを出すのは37年ぶり。薬物所持、使用などで2015年に起訴され、実刑判決を受けた桂銀淑が再起をかけた作品とあり注目を集めている。

桂銀淑は1977年に韓国でデビュー後、85年に日本で演歌歌手としてデビューした。88年から94年までNHKの紅白歌合戦に連続出場を果たすなどの人気を得たが、2007年に覚せい剤所持容疑で逮捕された。ビザ延長を認められず、翌年に韓国に帰国した。

このことについて桂銀淑は「韓国の誉れになることができず、悔しく、これまでの自分が許せない」と胸の内を語った。再び舞台に立つことについては、「つらくて頼るところもなく、孤独だった自分には歌しかなかった」と説明した。

アルバムにはタイトル曲の「道」のほか、満期出所の2ヶ月前に死去した母をしのんだ「お母さん」(いずれも原題)など新曲9曲、かつてのヒット曲を合わせて計12曲が収録された。

今後の活動については、「ファンと交流し、心を交わす友人にもう一度なりたい」と話した。

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記者 : 聯合ニュース