NC.A、2年ぶりにニューアルバムをリリース「カメレオンのような魅力をお見せしたい」

OSEN |

写真=J PLANET ENTERTAINMENT
NC.Aがソロ歌手として戻ってきた。昨年、KBS 2TVアイドル再起番組「The Unit」から誕生したプロジェクトグループUNI.Tとして活躍したNC.Aは、最近2年ぶりに新しいソロアルバムを発売した。

NC.Aは、ニューアルバム発売直前に行われたOSENとのインタビューで、久しぶりにソロ歌手に戻った感想を伝えた。

彼女は「UNI.Tが終わってちょうど6ヶ月になったけれど、これまで何をしたのだろうかと考えてみたら、色々やっていた。シングルも発売したし、コンサートも2回やって、KBS『不朽の名曲』に2回も単独出演して、カバー映像も投稿して……それなりに忙しく過ごしてきた。ソロアルバムを出して活動したのはもう2年前のことだ。今回はあまりにも久しぶりに出てきたので『前もこんなに忙しかったかな?』『こんなに気が気じゃなかったのかな?』『放送局に行って、1人で失敗したり慣れなかったりしたらどうしよう?』など、あれこれ心配してしまいそうだ」と明るい声で語った。

NC.Aの2ndミニアルバム「some-」は「someone, somewhere, sometime」の意味を込め、いつ、どこで、誰と聞いてもよい音楽を聴かせたいというNC.Aの気持ちを込めたアルバムだ。今回のニューアルバムには、タイトル曲「夜風(awesome breeze)」とリメイク曲「習慣」をはじめ、全6曲が収録された。

タイトル曲「夜風」は、疲れた誰かに夜風のように近づいて慰めてあげたい気持ちを込めた楽曲で、今の季節に似合うNC.Aだけの感性を込めた楽曲だ。

久しぶりにリリースするアルバムであるだけに、タイトル曲を決めるまで色々悩んだという彼女は「元々、アルバムを12月にリリースする計画で、歌をたくさんもらった。もらった曲だけで数十曲はある。その中にあった歌が『夜風』だが、12月には似合わなかった。でももったいなくて、一応保留しておいた。私の計画は、12月にアルバムが出たら活動して、この歌は4月頃に発売すればいいと思ったが、12月に出せるような歌があまりにもなかった。久しぶりにカムバックするのだから、もっと確かな何かがなければならないのに、そこまで満足できなかった。私は、どうせやるならお聞かせしたいものを完璧に収録しなければならないと思って、そういう私の意見を尊重して頂いた。それでちょっと遅くなった。収録曲は全部決まっていたが、タイトル曲でたくさん悩んだ」と打ち明けた。

今回のアルバムで、1999年に発売されたローラーコースターの「習慣」を、自分だけの雰囲気で再アレンジしたNC.Aは「中学校の頃から好きだった歌で、本当に愛着がある曲だ。チョ・ウォンソン先輩に自ら連絡して『この歌をリメイクしたい』と申し上げたところ、快く「いいよ」とおっしゃってくれて、本当に感謝した。原曲の雰囲気の方が良かったが、そのままにしたらリメイクした意味がないと思って、全く違うように歌ってみた。周りからの反応が良くて、このように編曲して良かったとやりがいを感じた。完全にアコースティックだ」と説明した。

特に、今回のタイトル曲「夜風」のミュージックビデオにはSF9のロウン、UNI.Tとして一緒に活動したリアルガールズプロジェクト出身のイ・スジが男女主人公として出演し、彼女をサポートしてくれた。

NC.Aは自身が出演しなかった理由について「本当に現実的な問題で、私の髪は金髪なのに学生役をしなければならなかったし、面接を受けなければならない役だったので、現実的に差があった」「そして、もっと演技に適した方がいいと思って、思い切って欲を出さなかった。携帯で映像を見るとき最近ではSNSを通じて見る人が多い。外では無音で映像を見る時もあると思う。そういう時、それがNC.Aのミュージックビデオだから見るのではなく、ただ映像を見ているのにNC.Aの歌が流れているというように思わせたくて、俳優の方々も、見た時に驚くような方々に出演してもらいたいと思った」と話した。しかし、それを残念がるファンもいるだろうということで、リリースから6日後にはNC.Aバージョンのミュージックビデオも公開された。

NC.Aは、今回の活動の目標として「実は『何位になりたい』と数字を決めたわけではないが、継続的にランクインしていてほしい。音楽ランキングの他には、私だけのタイトルのようなものがほしい。『カメレオンのような魅力を持ったNC.A』のように、その言葉を言われれば私が頭に思い浮かぶし、私を思い出せばその言葉が頭に思い浮かぶような、そういうものがあってほしい」と希望を伝えた。

最後に彼女は「あまりにも久しぶりの活動なので、どのようにすれば良いかまだよく分からないが、一生懸命、ミスしないで頑張ろうと思っているので、そのまま頑張りたい」と覚悟を語った。

記者 : チ・ミンギョン