わいせつ物流布の容疑が持たれている歌手ロイ・キム（本名：キム・サンウ）が、米ジョージタウン大学を卒業すると報じられた中、所属事務所側は現在韓国に滞在中であるとし、一蹴した。

7日、ヘラルドPOPはロイ・キムが米ワシントンに滞在し、卒業を準備していると報じた。ジョージタウン大学の学士卒業式は15日であり、特別なことがない限りロイ・キムは卒業できるという。

これについてロイ・キムの所属事務所の関係者は「現在、ロイ・キムは韓国に家族と一緒にいる。卒業については確認中だ」と伝えた。

ロイ・キムはチョン・ジュニョン、元BIGBANGのV.Iらが属しているカカオトーク（チャットアプリ）のグループチャットのメンバーであると知られ、わいせつ物（写真）流布の容疑が持たれている。ロイ・キムはアメリカから入国し、先月10日にソウル地方警察庁に出頭した。ロイ・キムはわいせつ物流布の容疑で検察に送致された。

そのため、ロイ・キムがジョージタウン大学を予定通り卒業できるかについて関心が集まった。アメリカの名門校であるジョージタウン大学は校則が非常に厳しい。公式ホームページに公開されている学生の行動ルール、違反時の制裁指針を見ると、性犯罪に対する厳しい処罰が明示されている。最も厳しい処罰である退学も可能だ。

ジョージタウン大学の校内新聞「THE HOYA」は、「韓国のK-POPスター数人とセクハラスキャンダルで関わった芸能人」というタイトルでロイ・キムの事件を報じた。記事で「韓国でロイ・キムとして活動している在学生キム・サンウが、同意を得ず撮影した女性の動画を流布した容疑で調査を受けた」としグループチャットが醸した物議について報じた。また「ジョージタウン大学の学生たちが、ロイ・キムが有罪判決を受けた場合は追放してほしいという嘆願書を総長に提出した」と明かした。

ロイ・キムが大衆を失望させ、物議を醸したのは事実だ。しかし、これまで学業に励んできたのに卒業を1ヶ月前に控えている時点ですべてが白紙になるのはあまりにも厳しい処罰という反応も出ていた。