韓国のソウル地方警察庁は2日、クラブ「バーニングサン」を巡る横領の容疑で、元BIGBANGのV.Iを召喚し、取り調べを行っていると明らかにした。

警察は、V.Iが役員を務めたバーニングサンの資金約2億ウォン（約2000万円）が、V.Iと投資会社ユリホールディングスのユ前代表が設立したクラブ「モンキーミュージアム」のブランド使用料として使用されていたことが発覚し、V.Iを横領容疑で捜査してきた。警察はV.Iらがバーニングサンの資金を横領するため、ブランド使用料の契約を結んだとみている。

V.Iはモンキーミュージアムと関連し、ユリホールディングスの法人資金を個人の弁護士費用として支出した疑いも持たれている。

バーニングサンの不自然な資金の流れを捜査してきた警察は、V.Iやユ氏をはじめ、バーニングサンを運営していた法人「バーニングサンエンターテインメント」の筆頭株主で所有者でもあるチョンウォン産業の会長や代表ら計7人を横領の容疑で立件し捜査している。

V.Iはこれまで売春をあっせんした容疑で取り調べを受けてきたが、横領容疑で取り調べを受けるのは今回が初めてだ。

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