AB6IX、それぞれの活動経て5人が一つに…「ファンを待たせた分、誰よりも特別なグループになりたい」

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AB6IXという名前で1つになった5人のメンバー。練習生時代から絶えず努力してきたが、ステージに上がるまでの道は決して簡単ではなかった。歌手になるまでの5人のメンバーの事情は長く、幾度もの挑戦と待つことを繰り返し、デビューを夢見た。そして5人で一緒に迎えた5月。長い時間を黙々と耐えたAB6IXのメンバーたちの前には、誰よりも眩しいであろう“新しい”日々が待っている。

――メンバーたちが一緒に撮影した初のグラビアなんですね。

キム・ドンヒョン:5人で初めてグラビアを撮影したし、また久しぶりのビューティーグラビアなので緊張したんですけど、すごく楽しく撮影できました。

イ・デフィ:最近はデビューアルバムの準備のため、メンバーでいつも練習室にいたんですけど、グラビア撮影現場に一緒にいたら普段と違う気分でした。本当に活動を始めた気分で、楽しくてワクワクしました。また、集合写真の雰囲気がすごく似合っている感じで、これからの活動に対する期待も高くなりました。

チョン・ウン:グラビア撮影は初めてなので期待と不安が大きかったんですけど、メンバーたちがたくさん助けてくれて、良い結果が出たと思います。

パク・ウジン:5人が一緒に集まったらどんな雰囲気なんだろうと、気になっていました。メンバーそれぞれの個性が合わさってキレイに撮れていて、満足しています。

イム・ヨンミン:撮影現場の雰囲気も重要ですが、テンションが上がってメンバー全員で楽しめました。

イ・デフィ:5人とも本当に元気で騒がしいメンバーが集まっていますから(笑)。

パク・ウジン:メンバー全員揃っていると、“あの世のテンション”と言われるほどです。世の中にはこんなテンションありません(笑)。

――5人のメンバーがAB6IXという名前でグループ活動することになりました。グループ名がユニークですね。

イム・ヨンミン:完璧、完全だという意味のアブソリュート(absolute)の略字であるABにちなんだものです。そして5人のメンバーとファンダム(特定のファンの集まり)が合わさって(SIX)、完全体になったという意味を込めました。

――予告映像が公開されて、メンバー構成はもちろん、デビューアルバムに対する期待や好奇心が刺激されました。

キム・ドンヒョン:今回の予告映像は全体的にカッコいい雰囲気になるよう、衣装でアクセントを入れて撮影したので、メンバー個別でもすごく綺麗だったし、一緒に集まった時もカッコいいと思いました。ファンの方々に喜んでいただけると思いました。

パク・ウジン:予告写真の中で、ウン兄さんが公開されていない写真もあったんですけど、現場で撮影する時、1人で後ろを向いていたり、少し顔を隠していました。そんな雰囲気の写真を撮ってみたことがなかったので新鮮だったし、楽しかったです。正体を隠している気分でした。

イ・デフィ:僕が練習生の時にウン兄さんとショーケースを一緒にしたことがあります。あの時、本当にかわいいコンセプトで写真を撮った記憶がありますが、今回一緒に撮影しながら本当に驚きました。写真も綺麗に撮れているし、カッコよくて、あの時とは変わっているのが見えました。今回の予告写真のコンセプトは、ウン兄さんが1番ちゃんと活かしていると思います。

――それぞれのポジションを教えてください。

イム・ヨンミン:僕は最年長として、コメントや雰囲気をまとめる役割をしています。

チョン・ウン:ヨンミン兄さんはコメントをまとめるのも上手ですが、虫も取ってくれます(笑)。

イム・ヨンミン:ウジンも虫取りが上手です(笑)。

イ・デフィ:ウジン兄さんはお笑い担当だと思います。

パク・ウジン:違います。僕よりはデフィが笑いに貪欲です。

イム・ヨンミン:デフィはお笑いキャラというよりは、グループの雰囲気を担当しています。雰囲気を盛り上げて、メンバーたちを元気づけます。

全員:そうそう。

イ・デフィ:ウジン兄さんはどっしりと飛ばす一言が本当に面白いです。番組に例えたら、僕はエキストラみたいなもので、細やかな笑いで味付けをします。大きな笑いは、ウジン兄さんが決めます。

キム・ドンヒョン:僕の年齢がちょうど中間で、末っ子ラインと兄ラインの境界線を担当しています。中間で意見を調整したりもしています。

イ・デフィ:ウン兄さんは本当に変わっています。こんな天然はいないほどです(笑)。

イム・ヨンミン:ウンは、時々分かるようで分かりません。それでも僕たちに先に近づいてきて、すぐに仲良くなったし、楽しく過ごしています。

イ・デフィ:僕たち全員人見知りですけど、すぐに仲良くなって気のおけない仲になりました。

――チームワークの自慢も聞かせてください。

キム・ドンヒョン:みんなセンスが本当にいいです。例えば、会話をしていて、何かテーマが出てきたら、みんなすかさず切り返します。そんな部分で相性が良いです。そんな相性の良さがステージの上でも見えると思うので、楽しみです。

イ・デフィ:5人が一緒にいると楽しいです。楽しんでいるのが見えて、見てくれる方々もメンバー同士で本当に仲が良いことが分かります。

イム・ヨンミン:瞬間的な団結がすごく良いです。おそらく普段から同じような考えを持っているからだと思います。好みも似ているし、考えが似ているので、5人の相性が良いのも当たり前です。

――忙しく過ごしていると思いますが、特別なエネルギー充電方法はありますか?

パク・ウジン:ボリュームを大きくして、音楽を聴くのが好きです。電気が消えた部屋に1人で横になって音楽を聴きます。音楽鑑賞で癒やしを得ます。また、フィギュアを集める趣味があるんですけど、並べられているのを見ると、自ずと気分が良くなります。

チョン・ウン:シャワーを浴びて、パジャマ姿でおいしい料理を食べるのが好きです。そこにドラマまで加わったら、それこそ最高の癒やしです。

パク・ウジン:ウン兄さんはパジャマ姿でガールズグループの先輩たちのダンスを踊るのも好きです(笑)。デフィといつかダンスバトルをしなければならないと思います。

キム・ドンヒョン:僕は1人で映画館に行って朝や深夜に映画を観るのも好きです。食べたい料理があれば、それを食べに行って癒やしを得ています。

イム・ヨンミン:特別なものはありません。

パク・ウジン:ヨンミン兄さんはものすごい声量で部屋で歌を歌います(笑)。

イム・ヨンミン:窓を少し開けて、風に当たりながら眠るのが好きです。

イ・デフィ:映画を観ながら泣くのが好きです。感受性が豊かなためでしょうか(笑)。

――メンバーたちの魅力ポイントを教えてください。

キム・ドンヒョン:デフィは本当に多芸多才です。歌にダンス、作曲、バラエティなど、多方面で才能や魅力が多くて、どこに行っても愛されるような人です。

イ・デフィ:ウン兄さんも「才能キャラクター」です。とんがった所がなく、どこにでもちゃんと溶け込みます。兄さんがメンバーになって本当に感謝しています。

チョン・ウン:ウジンは面白くて性格が本当に良いです。みんな疲れている時、元気を出すことができるようにしてくれて、たくさん気を配ります。勉強になるところが多い、本当に良い弟です。

パク・ウジン:ヨンミン兄さんは、本当に優しくて、弟たちの行動を全部受け入れてくれます。僕たちをちゃんと相手してくれます。本当に良いリーダーです。

イ・デフィ:この4人をまとめるのは容易なことではないのにね(笑)。いつもありがたいです。

イム・ヨンミン:ドンヒョンは真ん中で、どちらかに偏ることなく、ちゃんと合わせてくれます。兄と弟の役割をちゃんと果たしてくれてありがたいです。愛想が良いのもすごく大きい魅力です。

――SBS「同床異夢2-君は僕の運命」に出演して、率直な発言でRhymer代表から笑いを取りましたね。

イ・デフィ:代表も番組にそういうふうに出るとは思わなかったそうです(笑)。実際に代表と本当に仲が良いし、気軽に接してくれます。代表には少し申し訳ありませんが、番組が面白くなって良かったと思っています。

――バラエティ番組にも欲がありそうですが、出演したい番組はありますか?

キム・ドンヒョン:tvN「新西遊記」のような番組に出演したいです。メンバーたちとゲームもして。

パク・ウジン:僕はSBS「ランニングマン」にぜひ出演したいです。デビューする前から、いつも夢見ていました。

チョン・ウン:僕も走るのが好きなので、「ランニングマン」に出演したいです。

イ・デフィ:トークのほうが好きです。MBC「ラジオスター」のような番組に出演できれば面白そうだなと思っています。

パク・ウジン:「ラジオスター」に出たことがあるんですけど、トークで誰かを笑わせるのは本当に簡単ではありません。デフィは上手にできると思います。僕は普段から食事管理をしていて、美味しい料理をたくさん食べられる番組にも出演したいです。JTBC「冷蔵庫をお願い」や「一食ください」のような番組に。ジャングルにももう一度行ってみたいですね。ジャングルでは大変だったんですけど、振り返ってみたら良かったなと思います。キム・ビョンマン兄さんと出演者たちに本当に良くしていただきました。

――リーダーであるイム・ヨンミンさんは、メンバーたちにいつ1番感謝していますか?

パク・ウジン:僕たちがそばにいてあげるだけでありがたいんじゃないでしょうか(笑)。

イム・ヨンミン:そうですね(笑)。僕は何かを頼む時に、快く受けてくれる時が本当にありがたいです。

全員:細やか過ぎる(笑)。

イム・ヨンミン:普段、話をちゃんと聞いてくれるだけで本当に幸せで、感謝しています。メンバーみんな個性が強くて、集まっているだけでも騒がしいんですけど、それにもかかわらず、アルバムについて工夫したり、会議をしたらちゃんと結論もまとめるし、意欲的に意見も出します。無理に引っ張らなくても、メンバーたちがしっかりしているので心配はありません。

――イ・デフィさんとパク・ウジンさんは、Wanna One以来、もう一度ケミ(ケミストリー、相手との相性)を見せられるんですね。

イ・デフィ:僕たちはWanna Oneの活動をする前から本当に長い付き合いです。もう言わなくてもお互いを知る段階になりました。何も言わなくても、お互いの体調も分かります。

――イム・ヨンミンさんとキム・ドンヒョンさんもMXMの活動を通じて良い成果を収めたので期待が大きいでしょうね。

イム・ヨンミン:僕たち4人は既にMnet「プロデュース101」シーズン2の準備前から知り合いでした。放送からほぼ2年間、それぞれの活動のため、息を合わせることがなかったので、不安もありました。僕とドンヒョンはMXMで活動したので、不安はあまりありませんでした。デビューアルバムを準備してみたら、ブランクを感じないほど馬が合いました。

イ・デフィ:ある意味で、それぞれの場所で活動した2年という時間がすごく役に立ちました。ノウハウを得て、また僕たちが習ったノウハウをウン兄さんと一緒に共有して、そこでプラスされるものが本当に多かったと思います。

――AB6IXのステージで、どんな部分を期待したらいいでしょうか?

キム・ドンヒョン:先輩たちが見せたこれまでの素敵なステージも本当に多いんですが、もう少しアーティスト的な一面や音楽的にさまざまなスペクトルを披露することができるステージを見せたいと思っています。

イ・デフィ:これからもアイドルとアーティストの境界にある姿を見せる予定です。

パク・ウジン:アイドル的な部分とアーティスト的な部分の両方を持っています。自分で作曲と作詞をしながら、振り付けの制作にも参加するので、僕たちだけが持つストーリーを聞いてもらうことができます。そういう部分を強みとして生かしながら活動したいです。

――活動の抱負も聞かせてください。

イム・ヨンミン:ファンたちにデビューをすごく待っていただきました。僕たちもファンに負けないほど、会う時間を楽しみに待ってきました。ウンまで合流したので、お見せするものも多いし、見てもらいたいものも本当にたくさんあります。誰よりも特別なグループになって、ファンと楽しい思い出を作っていきたいと思います。

記者 : イム・ミエ