「緑豆の花」ユン・シユン“チョ・ジョンソク兄さんからのアドバイス…問題が解けた気分だった”

OSEN |

写真=「緑豆の花」
ユン・シユンは、最善を尽くして民衆歴史ドラマ「緑豆の花」の撮影に臨んでいる。

最近、韓国で放送がスタートしたSBS新金土ドラマ「緑豆の花」(脚本:チョン・ヒョンミン、演出:シン・ギョンス)は1894年、東学農民革命の歴史の中で農民軍と討伐隊に分かれて戦わなければならなかった異母兄弟の波乱万丈なヒューマンストーリーだ。東学農民革命を本格的に描いた民衆歴史ドラマで、作品性、メッセージ性、熱演などあらゆる面において“過去最高”の大作を予告している。

「緑豆の花」は異母兄弟の話だ。それだけに劇中で異母兄弟として登場するチョ・ジョンソク(ペク・イガン役)とユン・シユン(ペク・イヒョン役)の役割が重要だ。特にユン・シユンは前作であるSBS「親愛なる判事様」とは180度異なるイメージチェンジを予告し、期待を高めている。そこで「緑豆の花」を選択した理由は何なのか、どのようにペク・イヒョンを作っているのか、ユン・シユンに直接聞いた。


◆「民衆の話、参加してみたかった」

「緑豆の花」は東学農民革命を本格的に描いた民衆歴史ドラマだ。これまで多くの時代劇が宮廷の権力暗闘、歴史的人物の一代記に集中したストーリーだったのとは違い「緑豆の花」は東学農民革命という歴史的事実を背景に野草のように折れなかった民衆たちの話を聞かせる。このような「緑豆の花」ならではの特徴をユン・シユンも魅力的に感じた。

ユン・シユンは「普段から朝鮮後期を背景にした時代観に興味を持っていました。今の近現代が存在するようにした一番近い歴史であり、遠い話のようでもあって、僕たちの話でもあるからでした。民衆の話やその時代のさまざまな声にものすごく魅力を感じました。その中に自分もぜひ参加してみたかったんです」とし「緑豆の花」への出演を決心した理由を明かした。


◆「愛着が持てるキャラクターペク・イヒョン、チョ・ジョンソク兄さんのアドバイスで悩みを解決」

「緑豆の花」でユン・シユンが務めたペク・イヒョンは、腐りきった朝鮮に挫折するのではなく、新しい開化を夢見る人物だ。東学農民革命の渦の中、最も劇的な変化を経験する人物でもある。それだけに俳優としての表現も難しかったはずだ。ユン・シユンは苦悩と情熱、そしてチョ・ジョンソクのアドバイスでこれを克服している。

ユン・シユンは「ペク・イヒョンは甲申政変(1884年12月4日に朝鮮で起こったクーデター)を象徴するような人物です。悩む知識人、悩む開化派の人物で、東学百姓軍と国という退治する存在だと思います。その2つの勢力だけではなく、開化に他の方法論を持つ勢力もあったことを教えてくれる人物であり、愛着が持てました」と自身のキャラクターであるペク・イヒョンに対して説明した。

また「初盤に彼(ペク・イヒョン)の変化を表現するために、演技でヒントを与えるべきかずっと考えていました。その時、チョ・ジョンソク兄さんが決定的なアドバイスをしてくれました。ゆったりして気楽なテンポの人物が後半に進むにつれて密度が深くなったら、ずっと強く見えるということでした。全然考えていなかったアプローチ法だったのですが、ずっと解けなかった問題が解けた気分でした」とし、自身の悩みとこれを解決してくれたチョ・ジョンソクに対する感謝を伝えた。

これに先立って公開された「緑豆の花」の予告イメージや撮影スチール写真、キャラクターポスターの中のユン・シユンは、これまでのイメージとは違い強烈で新しかった。少年から野獣になったというフレーズ通り、早くも激賞が相次いでいる。熱情や努力、キャラクターに対する愛着と深い悩みを表した「緑豆の花」の中の俳優ユン・シユンの存在感に期待したい。

記者 : パク・ジニョン