パク・ヘジン、裁判所が判決「ドラマ『ジェネシス - クローン人間』出演の義務は無い…虚偽の報道を禁止」

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写真=TVレポート DB
裁判所が、制作中止になったドラマ「ジェネシス - クローン人間」についてパク・ヘジンには出演の義務がなく、この件に関する虚偽の報道を禁じると判決した。

また、「ジェネシス - クローン人間」の制作会社であるビクトリーコンテンツがパク・ヘジンを相手に提起したドラマ出演禁止仮処分の申請を棄却した。これでパク・ヘジンはドラマ「シークレット」の出演に何の問題もないことが明らかになった。

8日、ソウル中央地方裁判所第50民事部は、パク・ヘジンと所属事務所Mountain Movementがドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作会社ビクトリーコンテンツ等を相手に提起した業務妨害禁止仮処分訴訟の主要部分を認めた。そしてビクトリーコンテンツがドラマ「ジェネシス - クローン人間」の撮影終了日までパク・ヘジンがドラマ「シークレット」に出演してはならないと主張した出演禁止仮処分の申請を棄却した。

裁判部は、出演契約後にMountain Movementとビクトリーコンテンツの間で追加締結された処分文書である第3者合意書などによると撮影終了日がこれまで2回延長されたこと、最終的に延長された撮影終了日が2018年10月31日である事実が確認されるだけであるため、その期間が経過したことによってパク・ヘジンのドラマ「ジェネシス - クローン人間」の出演義務は消滅したと見るしかないとし、ビクトリーコンテンツが主張している内容は処分文書の内容と合わず、理由がないと判断した。

続いて裁判部は、パク・ヘジン側が処分文書と異なる内容で口頭などで上記撮影終了日と無関係に撮影完了時まで撮影に臨むことを約束したと見る証拠がないとし、2回の撮影終了日の延長がすべて処分文書の形で行われたこと、ドラマ「ジェネシス - クローン人間」は現在までテレビ局の放送枠も決まっていない状態で、2018月10月31日基準で台本も完成されていなかったこと、ドラマ「ジェネシス - クローン人間」の制作の遅延でパク・ヘジンが1年以上他のドラマや映画に出演できなかった点を挙げ、ビクトリーコンテンツの主張を否定した。また、裁判部はビクトリーコンテンツがパク・ヘジンがドラマ「ジェネシス - クローン人間」の出演義務を違反したという内容の報道資料を配布する行為はパク・ヘジンの名誉権、営業権を重大かつ顕著に侵害するものに値すると判断した。

さらに裁判部はビクトリーコンテンツに「パク・ヘジンがドラマ『ジェネシス - クローン人間』に出演する義務がある」「撮影に協調する義務がある」という内容の報道資料を配布したり、メディアに情報提供したり、SNSに掲載する行為、他のドラマ制作会社に同内容を発送する行為の禁止を命じた。

また、ビクトリーコンテンツが提起したパク・ヘジンのドラマ「シークレット」出演禁止仮処分の申請は「理由無し」と棄却し、パク・ヘジンの「シークレット」の撮影に問題がないことを明確にした。

記者 : シン・ナラ