「どうしてプンサンさん」ユ・ジュンサン“役作りの爪の汚れを普段の僕だと誤解され…妻に励まされた(笑)”

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写真=NAMOO ACTORS
俳優ユ・ジュンサンが「どうしてプンサンさん」に対する愛情を表した。

ユ・ジュンサンは最近韓国で放送終了したKBS 2TV「どうしてプンサンさん」で小さなカーセンターを運営しながら4人の弟妹たちのために献身する長男イ・プンサン役を務めた。いつも車の油汚れに触り、爪に黒い垢がついている人物だ。ユ・ジュンサンは先立って制作発表会の現場でも、黒い爪とユニフォームを着て登場し、話題を集めた。

先日、ソウル江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)のカフェで、放送終了のインタビューを行ったユ・ジュンサンは、パートナーとして共演した劇中の妻シン・ドンミの「プンサンさんがもどかしかった」というコメントに「プンサンは他のことは考えずに弟妹が成功しなければならないと思っていたようだ。弟妹たちの面倒を見る大黒柱で、妻カン・ブンシル(シン・ドンミ)と娘イ・ジュンイ(キム・ジヨン)の世話ができなかった。(病気になる前に)幸せな瞬間をたくさん作ってあげられなかったことに対して、僕も腹が立った」と申し訳ない気持ちを表した。また「しかし、僕も弟妹が親なしに育っていたら、僕が両親の役割をしたんじゃないかと思った。プンサンにすごく気持ちを入れた」と打ち明けた。

「どうしてプンサンさん」の熱烈なファンになってくれた妻で女優のホン・ウニの反応も伝えた。ユ・ジュンサンは「妻がこのドラマを本当に楽しく観てくれた。何よりもプンサンという人物をすごく理解してくれた。撮影をしない時も爪に黒い汚れがついていたが、恥ずかしがらずに誇らしく思えと言ってくれた。実はこれがきれいに落とせなくて、放送の序盤に僕に会う人は、僕が実際に垢がついていると思って誤解する場合があった。僕と会話をしながら視線で手を追っているのをたくさん見た(笑)。わざわざ撮影用だと言い難かった。妻の言葉が大きな力になった」と話した。

ユ・ジュンサンの爪の汚れのため、ムン・ヨンナム脚本家がグッときたというエピソードも公開した。ユ・ジュンサンは「最初に爪の垢の扮装をして台本読み合わせに行ったら、僕を見て涙ぐんだ。プンサンはすでに可哀相なのに、爪を見たらもっと可哀相だと言っていた。どうしてかは分からないが、爪を黒くした日には読み合わせが捗った。何かを指摘された日には必ず爪の垢を落とした日だった」と冗談を言った。

「どうしてプンサンさん」は、いつもトラブルを起こしてばかりの弟妹たちのエピソードのため、マクチャン(日常では起こらないような出来事や事件が次々と起きる韓国特有のドラマ)という指摘を受けた。これと共にムン・ヨンナム脚本家の前作が言及されたりもした。ユ・ジュンサンは「僕はドラマを撮影しながら、マクチャンという言葉についてもう一度考えてみた。マクチャンという言葉はこの社会で崖っぷちに立たされた切羽詰まった人々を指す言葉ではないだろうか。このドラマはそういう人々が崖っぷちから下がることのできない時、どんな希望を持ってくぐり抜けていけるかに対するものだという文章を見た」と話した。

彼は「実は僕も、僕がそのような意図を持って選択したドラマが、視聴者たちからマクチャン、いわゆる罵倒しながら観るドラマと言われて、辛かったし、これはないんじゃないかと思ったりもした。幸い、少し遅れたけれど、最終話で勇気を得て希望を与える部分が出てきた。最後にプンサンが誰かに心から謝罪する。生きていたら分かるけれど、心から謝罪し、謝罪してもらうのは容易ではない。ムン・ヨンナム脚本家は、学がなくてコンプレックスが多いプンサンという人物を通じて、そんな話をしたかったんじゃないかと思う」と話した。

同い年のチン・ヒョンウク監督と共演者の先輩・後輩たちにも感謝の気持ちを表した。ユ・ジュンサンは「普通のドラマ現場とは違って、監督は僕の感情を中心に先に撮ってくれた。乱れることなく自身の感情だけに専念していたので、自然な感情が出てきたと思う。また、俳優たちの良かった点は、相手役の撮影をする時に付き合ってくれたことだ。監督もそうだし、俳優たちのおかげで、考えたことのない感情を演技することができた」と愛情を表した。

最終話でベルを押した人が誰かという、好奇心をくすぐる結末に対しては、「皆、母親のノ・ヤンシム(イ・ボヒ)だと言っていた。また、最終話に登場しなかった俳優たちは、皆自分だと言っていた。ほとんどが母親だというから、そうなんじゃないだろうか。僕も気になる」とし、笑顔を浮かべた。

記者 : ファン・スヨン