コ・スンヒョン、憧れのパク・ヒョシンの真似をやめて歌手デビュー「決して簡単ではなかった」
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写真=STXライオンハート
歌手コ・スンヒョンが、過去の苦悩について明らかにした。歌手コ・スンヒョンは先月28日にデビューシングル「やることがない」を発売し、ついに歌手としての夢を育んだ。しかし実際は、これよりも早く夢を叶えることもできたはずだった。
コ・スンヒョンは2015年にMnet「君の声が見える」に登場し、注目を浴びた。当時、コ・スンヒョンは“中浪川(チュンランチョン)パク・ヒョシン”というニックネームで登場した。当時、コ・スンヒョンは歌手パク・ヒョシンに夢中だったのだ。小さい時からパク・ヒョシンの歌を聴き、自らも歌っていたパク・ヒョシンの歌に、自身の歌声と感性をすべて乗せた。そして、それはとてもうまく歌えたが、デビューには至らなかった。
「幼い頃から歌手になることが夢でした。済州島(チェジュド)出身なので、とりあえず上京しないとと思いました。しかし、スムーズにはいかなかったです。根拠のない自信だけがあって、酷い声帯結節になってしまいました。ちょうどその時、軍隊の令状が届き、すぐ入隊しました。僕は生まれながら脊髄に異常があります。なので公益勤務要員として、老人ホームで働いたのですが、そこで人生を学びました」
コ・スンヒョンはその時の経験で性格も進路も考え方も変わった。何より、再び歌いたいと切実に願うようになった。その時から改めて歌の練習に邁進したという。そして、24歳のときに再び上京したコ・スンヒョンは、着実にデビューの道を進み始めた。
「僕は変声期を経てからパク・ヒョシン先輩が大好きになりました。パク・ヒョシンという歌手にただ夢中だったという表現のほうが正しいです。そうしてパク・ヒョシン先輩の『良い人』をカバーして、バラエティ番組『君の声が見える』に出演することができました。もちろん、それから4年のブランクがありました。デビューは決して簡単ではありませんでした」
コ・スンヒョンは現在の所属事務所と2018年5月に出会った。そしてパク・ヒョシンの真似をしようとしていた努力を止めた。反対に、その似ている歌い方を辞めるために努力した。これまでずっと真似したかったパク・ヒョシンを手放したのだった。しかし、それを決心するまでには、かなり長い時間がかかった。
「僕について、たくさん考えるようになりました。今まで知らなかったことを、たくさん学んでいます。ロングランするバラード歌手になりたいです。どんどん歌が上手くなっていかないとですね。。そして、カバー歌手のコ・スンヒョンではなく、歌手コ・スンヒョンとして頑張って走って行きたいです。聴きやすいけれど、確かなエネルギーを持つコ・スンヒョンとしてアプローチします」とこれからの抱負を語った。
記者 : キム・イェナ