Wanna One出身カン・ダニエル、対立激化…事務所が再び反論「法的措置をとる予定だ」

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写真=マイデイリー DB
LMエンターテインメントが、Wanna One出身カン・ダニエルの共同事業契約の主張に反論した。

LMエンターテインメントの法律代理業務を引き受けた法務法人チピョンは本日(27日)、公式報道資料を通じて「LMエンターテインメントが専属契約上のすべての権利を独自に保有、行使できるという共同事業契約の内容を意図的に欠落させ、自分たちの主張に有利な部分だけを抜粋して公開することで、共同事業契約の実質を歪曲した」と主張した。

続いて「カン・ダニエル側が公開した共同事業契約書は、違法に入手したものであるため、LMエンターテインメントはこれに対しても法的措置をとる予定だ」と強調した。

また、「争点化された共同事業契約は、一般的なビジネスの性質をもつ契約日であるだけで、LMエンターテインメントは所属芸能人らのすべての権利を譲渡せずに、いまだに保有している」と、カン・ダニエル側の主張に反論した。

続けて「カン・ダニエル側はすでに共同事業契約について知っていたが、これに対する問題提起はなかった。またその後もただ専属契約の条件変更についてのみ交渉を進めた」と述べた。

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【カン・ダニエル側の共同事業契約に関する主張に対するコメント全文】

1.こんにちは。歌手カン・ダニエルの所属事務所であるLMエンターテインメントの代理を務めている法務法人(有限)チピョンの弁護士キム・ムンヒです。カン・ダニエル側の共同事業契約に関する主張に対して、以下のようにLMエンターテインメントの公式コメントをお伝えします。

2.カン・ダニエル側は、LMエンターテインメントが専属契約上のすべての権利を独自に保有、行使することができるという共同事業契約の内容を意図的に欠落させ、自分たちの主張に有利な部分だけを抜粋して公開することで、共同事業契約の実質を歪曲しています。これは事前にファンを刺激し、自分たちに有利な世論を造成して、裁判所の判断に不当な影響を与えるための意図であるとしか思えません。さらにカン・ダニエル側が公開した共同事業契約書は、違法に入手したものであるため、LMエンターテインメントはこれに対しても法的措置をとる予定です。

3.争点化された共同事業契約は、CD、公演などの事業を進めるために、第三者からの投資を受けてアルバム制作、および流通権や公演事業権などを第三者に一定の期間内に一時的に行使できるようにした一般的な事業の性格を持つものの契約日であるだけです。LMエンターテインメントは、所属芸能人らのすべての権利を譲渡せず、いまだに保有しています。また、LMエンターテインメントが共同事業契約を通じてMMOエンターテインメントから受け取った投資額は、実際カン・ダニエルとLMエンターテインメントのもう一人の所属アーティストである(Wanna One出身)ユン・ジソンの芸能活動のために使用されました。このすべてのことは、裁判所での裁判を通じて明らかになるでしょう。

4.カン・ダニエル側は共同事業契約が締結されたことを後になって知り、是正を要求し紛争が始まったと主張していますがが、これは全く事実ではありません。カン・ダニエルの代理人であるソル某氏が最初に、2019年2月1日の通知により専属契約の条件変更を要求した際にも、カン・ダニエル側はすでに共同事業契約について知っていましたが、これに対する問題提起はありませんでしたし、その後もただ専属契約の条件の変更についてのみ交渉を行いました。ところが、2019年3月4日頃、弁護士を通じて通知を送り、突然解除事由として契約金を支給していなかったという虚偽の事実と共に、共同事業契約の締結を主張してきました。つまり、これは専属契約を解除するための名分を作るための主張であるだけです。

さらにLMエンターテインメントは、カン・ダニエルがMMOエンターテインメントとの協業を本当に望んでない場合は、共同事業契約を解除することもできるという立場もカン・ダニエル側に十分に伝えました。ところが、カン・ダニエル側はこれまでの主張とは異なり、無条件に専属契約を解除してほしいと専属契約効力停止の仮処分を申請したのです。

このような状況に至ったことについて、ファンの方々と大衆に残念な気持ちを伝え、迅速に紛争を解決するために努力します。

ありがとうございます。

2019年3月27日
法務法人(有限)チピョン
弁護士キム・ムンヒ

記者 : ミョン・ヒスク