Wanna One出身カン・ダニエル、事務所の立場表明うけ新たな主張「論争の始まりは…」

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カン・ダニエルが、LMエンターテインメントの主張に再反論した。

カン・ダニエルの法定代理人である法務法人ユルチョンは3月26日、「裁判所に提起した専属契約効力停止の仮処分申請の核心は、LMエンターテインメントがカン・ダニエルの同意なしに、カン・ダニエルとの専属契約上の各権利を第3者に有償で譲渡したかどうかである」と伝えた。

ユルチョンは「カン・ダニエルはLMエンターテインメントと2019年2月2日から効力が発生する専属契約を1年前の2018年2月2日に締結したが、LMエンターテインメントは専属契約の効力が発生する前の2019年1月28日、カン・ダニエルのコンテンツ制作およびマネジメント委託を含むすべての権利を第3者に渡す内容の共同事業契約を締結した」と主張した。

続けて「カン・ダニエルが本人の同意なく、信頼していたLMエンターテインメントが第3者と上記の共同事業契約を締結したことを後から知り、これに対する是正を要求したことから紛争が始まった」と強調した。

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【カン・ダニエル側の公式コメント全文】

こんにちは。歌手カン・ダニエルの法律関連業務を代行している法務法人(有)ユルチョンの弁護士ヨム・ヨンピョです。

まず、カンダニエルは現在進行中の論争により、自身を大事にしてくれるファンの皆様と国民の皆様に申し訳ないという言葉を繰り返し伝えてきました。

今回の事態に関心を持っている方々の理解を深めるため、今回の論争の核心的な内容について、ユルチョンがカン・ダニエルに代わって裁判所に提出した仮処分申請書を中心に、真実を申し上げます。

裁判所に提起した専属契約効力停止の仮処分申請の核心は、LMエンターテインメントがカン・ダニエルの同意なしに、カン・ダニエルとの専属契約上の各権利を第3者に有償で譲渡したかどうかという部分です。

カン・ダニエルは、LMエンターテインメントと2019年2月2日から効力が発生する専属契約を1年前の2018年2月2日に締結しましたが、LMエンターテインメントは専属契約の効力が発生する前の2019年1月28日、カン・ダニエルのコンテンツ制作やマネジメント委託を含むすべての権利を第3者に渡す内容の共同事業契約を締結しました。

その内容を見ると、「専属契約期間の5年間、LMエンターテインメントのカン・ダニエルに対する音楽コンテンツの制作・流通の権利、コンサート・海外事業の権利、芸能活動に対する交渉権など、専属契約上の核心的な権利をすべて第3者に独占的に付与する」ことを柱にしています。

その見返りとしてLMエンターテインメントは、カン・ダニエルに支給した契約金の数十倍にのぼる契約金を第3者から支給されたことが確認されました。しかし、カン・ダニエルは共同事業の契約の内容や締結について、LMエンターテインメントから事前に説明を聞いた事実がなく、これに同意したこともありません。

カン・ダニエルが本人の同意なく、信頼していたLMエンターテインメントが第3者と上記の共同事業契約を締結したことを後から知り、これに対する是正を要求したことから紛争が始まったのです。

カン・ダニエルは事態の円満な解決のため数回にわたり、LMエンターテインメントに違法で不合理な内容を是正することを要請しましたが、肯定的な返事がもらえず、結局法律の判断に訴えることになったのです。

ユルチョンは、仮処分の尋問を通じてこの事件の実体が明らかになることを期待しており、カン・ダニエルは合理的な結論が下され、一日も早くファンの傍に戻りたいという気持ちを語っています。

ありがとうございます。

記者 : イ・ミンジ