ホン・サンス監督と女優のキム・ミニが日本に向かった。映画「川沿いのホテル」のマスコミ向け試写会には参加しない代わりに、日本・熊本に一緒に出国した。

ある媒体の報道によると、ホン・サンス監督とキム・ミニは20日の昼、熊本に向かった。LCC（格安航空会社）に乗って旅立った二人は、自分たちに気づいた周囲の視線も気にしなかったという。

ホン・サンス監督とキム・ミニが日本に向かった翌日である21日、映画「川沿いのホテル」のマスコミ向け試写会が開かれた。通常韓国映画は、マスコミ向け試写会の直後、監督と俳優が出席する記者懇談会を開くが、「川沿いのホテル」では行われなかった。

ホン・サンス監督とキム・ミニは、2017年「夜の海辺で一人」のマスコミ向け試写会の懇談会で「率直に愛し合っている関係」と不倫関係を認めた後、韓国でのイベントに参加せずにいる。二人が一緒に参加した「その後」「GRASS」「クレアのカメラ」も記者懇談会はなく、上映のみが行われた。

これは二人が海外の映画祭で見せた行動とは対照的だ。二人はカンヌ、ベルリン、ロカルノ映画祭などに一緒に出席し、レッドカーペット、記者会見、インタビューなど公式スケジュールに参加した。映画祭が行われる会場一帯で公開デートを楽しんだりもしていた。

ホン・サンス監督は現在妻と離婚訴訟中だ。