「自転車王オム・ボクドン」RAIN“家族と仕事は区別するつもりです”

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写真=RAIN COMPANY
最近、ソウル三清洞(サムチョンドン)のあるカフェでは映画「自転車王オム・ボクドン」(監督:キム・ユソン、配給:CELLTRION)の主演俳優RAIN(ピ)のインタビューが行われた。

自転車王というキャラクターを表現するために、RAINは一日3時間以上練習をしたという。その際毛細血管が破裂したと伝えて注目を集めた。

「自転車に乗る方は本当にすごいと思います。本当に自分との戦いだと思います。アクションをする時は共に息を合わせる方がいますが、自転車は前だけを見るので、自転車に乗りながら寂しかったです。3時間なぜ乗っているのだろう? と思ったりもしました」と明かした。

RAINはオリンピック公園の選手村で国家代表コーチとトレーニングをして体を作っていった。それまで着実に運動をしてきたにもかかわらず、辛い記憶しかなかったという。

「映画のクランクイン前に3ヶ月半程度受けました。映画の撮影に入ってからは砂で乗るのがより大変でしたし、朝8時から午後6時まで続けて撮影をしなければなりませんでした。今では自転車には絶対乗りません。しばらくは演技を熱心にしたいです。太ももが太くなるのは本当に嫌いです(笑)。サイズがないんですよ。昔はそうではありませんでしたが、最近はスリムフィットする服がたくさん出てきているから、着れる服がなくなってきているんです」と語った。

キム・テヒと結婚し、父親になったRAINは家族についても言及した。

「家庭を持って、お父さんというタイトルがつけられたとしても変わったことはそんなにないです。子供について、家族についてこのように過ごしていると明るく話したいですが、昨今の社会がとても怖いでしょう。公開すると、後には刀になって戻ってくるんです。これからも家族と仕事は区別するつもりです。家庭や家族が傷つけられることは望みません。家族に対して言及することには慎重になります」とし、続けてRAINは「家族が傷つけられたら、理性的な判断が難しいです」と話した。

また今年の計画について聞くと彼は、相変わらず“努力”と“多忙”のアイコンとしてさまざまな目標を伝えた。

「映画が公開されますが、僕が判断したので、結果に対しては非難も受け、成功したら称賛を受けるべきだと思います。謙虚に結果が出るまで最善を尽くそうと思います。独立映画やアート映画にも挑戦したくて、計画をしています。僕が話したら『なんでRAINさんが?』と言われたりもします。チャンスを与えてほしいと頼みました。ゆっくりと、多くのことに挑戦してみたいです。ドラマも検討していますが、体力が……簡単に決められる台本ではなかったです(笑)」と笑った。

彼は多くのアイドル出身俳優を見て応援もしているという。「今もアイドルが演技をするとしたら、激しく非難してはいけないと思っているけれど、本当にできない場合は非難されるべきだと思います。アイドルが上手くやったら拍手を送るべきですし。最近、演技が上手い後輩たちが多いと思います。僕はこれからも演技に挑戦するつもりです」と意欲も見せた。

記者 : シン・ソウォン