歴代最悪?ハン・イェスル出演「ビッグイシュー」で深刻な放送事故…CGが未完成のまま公開され謝罪

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写真=SBS
SBS水木ドラマ「ビッグイシュー」で放送事故が発生し、制作陣が謝罪した。

21日に韓国で放送された「ビッグイシュー」では、未完成のCG(コンピューターグラフィック)画面が放送された。1つや2つのシーンではなく、10分以上このような画面が続き、視聴者はドラマに集中することができなかった。

放送中、突然CGチームにCG処理を求めるメッセージが流れた。続いて調整画面が流れ、深刻な放送事故となった。最も大きかったのは、パク・チビン(ペク・ウンホ役)の車が湖に落ちるシーンだった。パク・チビンはこのシーンを実際はプールで撮影したため、CGで見せる作業をしなければならなかった。しかしこれが行われず、プールで撮影されたことが公開され、その部分が際立ってしまった。

これだけではなかった。CGチームに要請をしている内容も全て流れた。また劇中に登場する写真や映像もCG処理ができておらず、不自然だった。写真の中は何もない緑色で、パク・チビンの記者懇談会がテレビで流れるシーンでは、テレビの中には何もなく、位置も外れていた。カメラの中の映像も大きさの調整ができてないままだった。

写真=SBS「ビッグイシュー」放送画面キャプチャー
放送後、「ビッグイシュー」の制作陣はホームページを通じて謝罪した。「ビックイシュー」の制作陣は「本日放送のシーンで多数のCGカットがありましたが、CG作業が完了してないものが数回流れました。視聴者の方々に深くお詫び申し上げます。また、苦労しながら熱演を披露してくれた俳優とスタッフにも頭を下げて謝罪します」とした。また「今後このようなことが再発しないよう、撮影および編集に最善を尽くします」と再発防止を促すと明かした。

この日の「ビッグイシュー」の放送事故は“歴代最悪”とされた。2017年12月24日に韓国で放送されたtvN「花遊記」でも、ポストプロダクション(撮影後の作業の総称)が遅れて放送事故が発生した。「ビックイシュー」は「花遊記」よりも深刻な放送事故で視聴者に衝撃を与えた。

「ビッグイシュー」の放送事故により、視聴者はドラマへの没入度を妨げられた。また一部の視聴者はどんなシーンでどんなCG作業をするのか学んだとからかった。しかし今回の放送事故で、俳優の苦労と努力が台無しになってしまった。厳しい撮影スケジュールの中でも最後の確認作業をしなければならなかった。制作陣全員に責任と過ちがある。

「ビッグイシュー」はチュ・ジンモ、ハン・イェスルが出演し、パパラッチを取り扱って期待を高めたが、残念ながら放送事故で放送以来最も大きな関心を集めた。そのため、一部ではノイズマーケティングではないかという意見まで出ている状況だ。「ビッグイシュー」がこれからも関心を浴び続け、完成度の高いドラマになっていくのか注目が集まっている。

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記者 : ソン・ヒョジョン