“無免許で飲酒運転”ソン・スンウォン、2回目の公判で懲役4年求刑

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写真=TVレポート DB
無免許による飲酒運転で追突事故を起こし、現場から逃走して身柄拘束され起訴された俳優ソン・スンウォンに、検察が懲役4年を求刑した。

14日、ソウル中央地方裁判所刑事7単独(部長判事:ホン・ギチャン)の審理で、道路交通法上の飲酒運転、及び無免許運転、特定犯罪加重処罰等に関する法律上の逃走致傷及び危険運転致死傷等の容疑で拘束されたソン・スンウォンの2次公判が行われた。

ソン・スンウォンは先月11日に行われた1次公判でパニック障害を理由に保釈を請求した。しかし、裁判部は同種の犯罪の前歴、逃走の懸念を理由に棄却された。

同日の裁判でソン・スンウォンの弁護人は、追加資料として嘆願書を提出し、他の法理的な主張はなかった。

ソン・スンウォンは「ここ70日間拘置所に収監されており、毎日身に沁みるほど後悔してきた。これまでの人生を後悔し、自責した。被害者の皆さんに申し訳ない。僕は1年前からパニック障害の治療を受けてきた。どのような結果が出ようと、謙虚に、そして全て受け入れ、償う。被害者の方々、家族、ファンに申し訳ない」と語った。

ソン・スンウォンの弁護人は「被告人の過ちは、非難されて当然だ。ここれまでの約70日間、被告人は自身の過ちを心より反省し、被害者全員と示談も行った。軍服務を履行し、新しい人生を生きていけるようにしてほしい」と善処を求めた。

これに先立ちソン・スンウォンは、昨年12月26日にソウル江南(カンナム)区で父親のベンツを運転し、他の車に衝突した。事故後、150mほど逃走し、それを目撃した人によって捕まった。事故当時ソン・スンウォンは血中アルコール濃度0.206%で免許取消のレベルであった。すでに2018年9月に飲酒運転により免許が取り消されている状態だった。

ソン・スンウォンは当時警察の調査後釈放されたが、3回の飲酒運転の前歴があることが明らかになり、1月3日に拘束、収監された。

記者 : シン・ナラ