KUSH、薬物使用で懲役5年の求刑…善処訴えるも非難集中

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写真=TVレポート DB
作曲家兼ラッパーのKUSHが、コカイン吸引の疑いで5年の求刑を受けた。反省と善処を訴えたKUSH。しかし、彼に対する批判が相次いでいる。

ソウル中央地方裁判所刑事合意35部(パク・ナムチョン部長判事)の審理で開かれた4日の結審公判で、検察はKUSHの麻薬類管理に関する法律違反(麻薬)嫌疑について、懲役5年と追徴金87万5千ウォン(約8万6千円)を求刑した。

検察は「同種の前歴がなく、犯行をすべて自白しているが、法定刑の下限が5年であることを考慮すべき」と伝えた。

KUSHの弁護人は「被告人は16歳のとき作曲を始め、ヒップホップグループStony Skunkのメンバーとして活動した。幼い年齢で始めた芸能活動は決してやさしいものではなかった。その過程で極度の不安とストレスに苦しんだ。KUSHの状態を良く知っていた知人が、うつの症状と不眠症に良いという言葉で数回にわたって懐柔し、結局それに勝てず犯行に及んだ」と明かした。

また、弁護人は「この事件で大変な苦労で積み上げた音楽家としての名声をすべて失い、自分を責め、深く後悔している」と説明した。

特に「被告人は様々な痛みのため、救急室に行ったこともある。自殺を試みたり、精神科治療も受けた」と善処を訴えた。

KUSHも最終陳述で「今回のことがあってから、本当に大切なことが何か分かった。本当に申し訳ない気持ちを抱き、これから一生このことを挽回しながら生きていけたらと思う」と話した。

これに先立ちKUSHは2017年11月~12月、知人からコカイン2.5gを購入し、住居地などで7回にわたって投薬した疑いが持たれている。

特に2017年12月12日、ソウル瑞草(ソチョ)区方背洞(パンベドン)の多世帯住宅の無人宅配ボックスにあるコカインを受け取りに来た際に、潜伏中の警察に摘発され、未遂に終わった。

KUSHは2003年、Stony Skunkのメンバーとして歌謡界にデビューした。その後、YG ENTERTAINMENTのプロデューサーとして活動し、名前を知らせた。2016年にはMnet「SHOW ME THE MONEY5」にプロデューサーとして参加し、放送活動をしたりもした。

しかし、コカイン吸引で失望させたKUSH。善処を訴えるも、彼に対する批判が相次いでいる。

記者 : キム・ガヨン