Wanna One出身ユン・ジソン、ソロ歌手として始動「僕と似た悩みを持つ人の力になりたいです」

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ユン・ジソンがWanna Oneの活動を終え、ソロ活動を開始した。1年6ヶ月間、私たちの傍を心強く守ってくれたように、一人だけの時間もしっかりと計画している。2月のソロアルバムの発売をはじめとし、ミュージカル「その日々」、アジアファンミーティングツアーなど、早くからスケジュールがぎっしり詰まっている。Wanna Oneとしての活動は終わったが、ユン・ジソンは私たちの永遠のリーダーだ。

――「@star1」と会うのは今回が3回目です。メンバーなしで一人で撮影した感想を聞かせてください。

ユン・ジソン:まだ一人には慣れていないです。今回の撮影のコンセプトが「セクシー」で、なおさら恥ずかしかったです。大胆な衣装をうまく着こなしたいと思って様々なポーズにチャレンジしてみましたが、温かい目で見て頂きたいです。

――2月20日のソロアルバム「Aside」発売から、ソロアーティストとしての活動がスタートしますね。

ユン・ジソン:責任を取るべき部分が多くなりました。ソロ活動を準備しながら、アルバムのコンセプトから収録曲の一つ一つまで、本当にたくさん意見を出しました。候補曲を全て聴いてタイトル曲を決めましたし、ミュージックビデオの撮影前、監督と二人で打ち合わせをしました。僕の意見が積極的に反映されたので、結果への責任も大きいと思います。今回のアルバムに対する反応を楽しみにしていますが、一方では心配です。

――ソロ活動を通じてどんな姿を新しく見せたいと思いますか?

ユン・ジソン:Wanna Oneのメンバーだった時は、グループのイメージに合う姿を探してお見せしましたが、今は自由にユン・ジソンをお見せすることができますので、自然に新しい姿が見えてくると思います。Wanna Oneのメンバーの中で初めてソロアルバムを発売するので責任を持ってベストを尽くして準備しました。メンバーたちもたくさん応援してくれています。

――Wanna Oneのメンバーたちの応援の中で一番記憶に残る言葉は何ですか?

ユン・ジソン:「兄さんはうまくできるからやりたいことは全部やって」です。

――最初のソロアルバムのコンセプトが気になります。

ユン・ジソン:タイトル曲「In the Rain」はバラードナンバーで、アルバムはセクシーな雰囲気の「傍(パン)」バージョンと、純粋をコンセプトにした「白(ベク)」バージョンの二つです。「パンベク(傍白)」という言葉は演劇用語で、観客と俳優だけが聞くことのできる台詞のことを言います。今回の活動を通じてファンと率直にコミュニケーションし、感謝の気持ちを伝えたいと思って「パンベク」をモチーフにしました。僕がこの場にいられるのは100%ファンのおかげです。ありがとうございます。

――ソロデビューを準備する過程で一番苦労したことは何ですか?

ユン・ジソン:メンバーたちがいる時はパートを分けて互いの声が相乗効果を発揮することができましたが、今回はもっぱら一人で曲全体をリードしていかなければならないじゃないですか。最初は1人で歌を歌うのがぎこちなかったし、曲に込められた感情を最後まで表現するのは容易ではありませんでした。

――収録曲「コンマ」は、Wanna Oneのイ・デフィさんがプレゼントした楽曲だと聞きました。

ユン・ジソン:デフィは僕の好みを本当によく知っているメンバーです。デフィが先に曲をプレゼントしたいと提案してくれて、“慰め”をテーマに一緒に作詞しました。おかげで僕の好みにぴったり合う楽曲が誕生しました。完成した曲を初めて聴いた時、胸がいっぱいになりました。

――作詞を通じて伝えたいメッセージは何ですか?

ユン・ジソン:僕が聞きたい慰めの言葉を歌詞に入れました。「そのままで十分。この一言、もしかしたら目を背けたのかもしれない」という歌詞があります。僕はプライドが低い方です。周りでいくら大丈夫だと言ってくれても、僕自身がいつも力不足のような感じがします。この歌を通じて僕自身を慰め、似たような悩みを持った方々の力になってあげたいです。

――タイトル曲「In the Rain」がもし1位になったらどんな気分だと思いますか?

ユン・ジソン:たった一度でも1位になれると思ったことがありません。だから1位の公約はなおさら考えたこともありません。音楽配信チャートのランキング100位以内にランクインすることが目標です。ソロアルバムが発売できただけでありがたいことです。

――最近公式ファンカフェを開設しました。ファンカフェを通じてファンとどんな方法でコミュニケーションしたいですか?

ユン・ジソン: 友達のように気楽にコミュニケーションしたいです。書き込みでちょっとふざけたり、ドラマを見ながらチャットしたり、悩み相談もしながら過ごしたいです。

――Wanna One出身として初めてミュージカルに挑戦します。ミュージカル「その日々」で主人公ムヨンとしてどんな魅力を見せたいと思いますか?

ユン・ジソン:幼い頃から演技に興味がたくさんありました。大学でも演劇映画を専攻しましたが、歌手の準備をしながら7年間演技をしませんでした。ダンスではない演技で舞台に立つのはぎこちない感じもしますが、監督のアドバイスをもとに、動線と視線一つひとつに細かく気を使いながら準備しています。ムヨンはボディガードです。かっこよくて自由で、ウィットのある人物です。真剣で、かつ面白いユン・ジソンの魅力をお見せします。

――舞台の経験が多くあったとしても、ミュージカルの舞台は緊張するでしょう。

ユン・ジソン: 本当に緊張をたくさんする性格です。出演が決まった瞬間からずっと緊張していました。舞台の幕が下りる瞬間まで心配が多いと思いますが、本当にうまくやりきりたいです。公演は俳優、照明チーム、音響チーム、演出チームなど多くの人が一緒に準備するじゃないですか。一度のミスも容認できません。緊張しながらもうまくやり遂げるべきだと思います。

――すぐに完売になった公演もあったんですね。

ユン・ジソン:本当に想像もできませんでした。Wanna OneのコンサートのVCRの撮影中にその話を聞いて本当にありがたく、ワンワン泣きました。

――これからもずっと演技に挑戦する計画ですか?

ユン・ジソン:できるならやりたいです。演劇にも、映画にも出演したいです。

――演じてみたいキャラクターはありますか?

ユン・ジソン: ホラー映画に出てくるサイコパスです。平凡な町の独身男性だと思ったのに、毎晩二重生活をする役を演じたら面白そうです。ハハ。

――金の道、花道も重要ですが、一番重要なのはご飯の道だという名言を残しました。一番好きな食べ物は何ですか?

ユン・ジソン:嫌いな食べ物もないし、食べれないものもありません。今は新林洞(シンリムドン)のペクスンデ(白スンデ:野菜とスンデを唐辛子抜きで炒めた料理)が食べたいです。

――MBC「覆面歌王」にファン・ミンヒョン、キム・ジェファン、ハ・ソンウン、イ・デフィに続き、5番目に出演しました。2ラウンドの対決曲としてCRUSHの「SOFA」を選んだ理由は何ですか?

ユン・ジソン:ちょっと新しい姿をお見せしたいと思いました。一度もステージでヒップホップR&Bジャンルを歌ったことがないので、収録日にも曲の選択が良かったか心配でした。仮面のおかげでさらに歌に集中することができたし、失敗せずに新しい姿をお見せすることができたと思います。あまりにも緊張したステージだったので、収録が終わって楽屋に戻ってきた時は緊張がほぐれて涙が出ました。ハハ。

――いつ入隊するのかは決まっているのですか?

ユン・ジソン:はっきりとは決まっていないです。メンバーたちもいつ入隊するのか知りたがっています。髪も直接剃って、面会でも頻繁に行って、必要な物も買ってあげると言っていました。

――Wanna Oneの最後のコンサートで春になる度にWanna Oneを思い出してほしいと言いながら涙を流していましたね。ファンに何か言い残したことはありますか?

ユン・ジソン:Wanna Oneの活動終了に悲しまないでほしいです。少しの間離れているだけで、Wanna Oneが消えてしまうわけではないじゃないですか。ファンの皆様のおかげで1位にもなれましたし、年末の授賞式で大賞も受賞できました。皆と一緒に築いた思い出で、一緒だからできた記録です。

――Wanna Oneはユン・ジソンにどんな思い出として残っていますか?

ユン・ジソン:Wanna Oneは学校のような存在です。1年6ヶ月間、友達と学校に通いながら成長した感じです。辛かった瞬間もありましたが、楽しかった思い出がもっと多いです。Wanna Oneとの思い出はかけがえのないものです。

記者 : イム・ミエ