JYJ ジュンスからSEVENTEEN ドギョムまで…ミュージカル「エクスカリバー」の豪華キャスト公開

OSEN |

写真=EMKミュージカル
EMKのオリジナルミュージカル「エクスカリバー」ワールドプレミアの豪華キャストが公開された。

28日、ミュージカル「エクスカリバー」(制作:EMKミュージカルカンパニー)側が、歴史的なワールドプレミアのキャストラインナップを公開した。

EMKミュージカルカンパニーの2019年新作であるミュージカル「エクスカリバー」は、サクソン人からの侵略に立ち向かって、混迷した古代イギリスを守りきった神話の中の英雄アーサー王の伝説を再解釈した作品で、平凡な1人の人間が輝く帝王として生まれ変わる旅程を通じて、熱い感動と新鮮なカタルシス(解放感)を届ける作品だ。

王の運命を持って生まれた、輝くカリスマ性と存在感を持つ青年アーサー役には、ミュージカル俳優KAI、JYJのジュンス、SEVENTEENのドギョムが抜擢された。

ミュージカル「ファントム」「モンテ・クリスト」「ルドルフ ザ・ラスト・キス」、演劇「レッド」、MBC「覆面歌王」とtvN「AMOR FATI」など、ステージの上とドラマを行き来しながら、高い表現力と繊細な感情が表れる歌声で観客の支持を受け、最高の全盛期を迎えているKAIは、帝王の道を運命的に選択したアーサー役を務めて宿命のように近づいてきた重い現実と悲惨な裏切りを目の前に、本物の大人の男へ成長していく人間の姿を、魅力的で説得力ある形で表現する予定だ。

ジュンスは2010年「モーツァルト!」でミュージカルデビュー。「エリザベート」「ドラキュラ」「デスノート」「ドリアン・グレイ」など、出演する作品ごとに前人未到の集客力で、圧倒的な存在感を見せつけている俳優であり、除隊後も復帰作である「エリザベート」で空白の期間を感じさせない、完璧な演技と素晴らしい歌唱力でステージを魅了した。歴史的な初演となるミュージカル「エクスカリバー」で、素晴らしい作品解釈とキャラクター分析力をもとに、彼がどんなステージを披露するかに関心が高まっている。

2015年音楽界デビューと同時に、スーパールーキーとして急浮上したアイドルグループSEVENTEENのメインボーカルで、広い音域と伸びのある声量、実力とルックスを兼ね備えたドギョムは、青年になったばかりのアーサー役を、彼だけの清涼感あふれる魅力で披露する予定だ。また、普段ミュージカルなどさまざまな舞台ジャンルに関心を持っていたドギョムは、ミュージカル挑戦を念頭に置いて、1年間ボーカルレッスンを受け、ミュージカル俳優としてのデビューを着実に準備してきただけに、俳優ドギョムとしてのイメージチェンジに期待が高まる。

アーサーの右腕で素晴らしい武術の実力を持つランスロット役には、俳優オム・ギジュン、イ・ジフン、パク・ガンヒョンが名を連ねた。ミュージカル「モンテ・クリスト」「その日々」「レベッカ」、演劇「アート」など、務める役ごとにドラマチックなキャラクターの変化を見せて観客を圧倒させたオム・ギジュンは、「エクスカリバー」でより一層深みを増した演技力とこれまでのミュージカルで培ってきた歌の実力で、貫禄を余すことなく発揮するものと期待される。

1月に行われた読み合わせワークショップでランスロット役を自身のものとして完璧にこなし、現場の関係者から好評を得たイ・ジフンが、本公演でランスロット役に抜擢された。イ・ジフンはランスロット役に完璧に変身し、完璧な演技力と高音までこなす歌唱力で、作品を盛り上げる。

昨年ミュージカル「キンキーブーツ」から「笑う男」「エリザベート」まで、素晴らしい実力でステージを魅了した大型新人パク・ガンヒョンは、滑らかな高音はもちろん、回を重ねるにつれて成長する爆発的な演技力で、ミュージカル界のライジングスターの存在感を見せつける予定だ。

異母弟のアーサーから、自身の正当な場だと思っている跡継ぎの座を奪おうとするモーガン役は、女優シン・ヨンスクとチャン・ウナが務める。年齢不詳のドルイド教の魔法使いで予言者のマーリン役にはキム・ジュンヒョンとソン・ジュノが抜擢された。素晴らしい武術の実力の持ち主で、勇敢で頭が切れるグィネヴィア役にはキム・ソヒャンとミン・ギョンアが抜擢された。

その他にも貧乏だが、善良な心を持つアーサーの義理の父エクター役にはパク・チョルホとチョ・ウォニが、サクソン人の軍隊を率いる王であり無慈悲で野蛮な異教徒信者ウルフスタン役にはイ・サンジュンが起用された。

「エクスカリバー」は2014年3月スイスのザンクト・ガレン劇場で「アーサー王~エクスカリバー~」というタイトルで初上演されて開発中だった作品を、EMK側でワールドワイド上演版権を確保。ミュージカル「エクスカリバー」に変更し、より一層壮大で劇的なストーリー構成とキャラクターに説得力を付与するために60%ほど楽曲を新たに追加するなど、大々的な修正と創作を経て誕生した。

統括プロデューサーはミュージカル界のミダスの手と称されるオム・ホンヒョン。またミュージカル「マタ・ハリ」「デスノート」を通じて筆力を認められた劇作家アイヴァン・メンチェル、ミュージカル「笑う男」「ジキル&ハイド」などを作曲した世界的に有名な作曲家フランク・ワイルドホーンが参加する。演出家は2017年ミュージカル「マタ・ハリ」にてダイナミックな演出で作品性と興行性を同時に証明したスティーブン・レイン、編曲は「モンテ・クリスト」の編曲とオーケストレーションを務めVBW(ウィーン劇場協会)の常任音楽監督としてヨーロッパミュージカルの全盛期を引っ張った編曲家クン・シューツだ。さらに「笑う男」「レベッカ」などでストーリーに合う振付で注目を浴びた振付師メイミー・マクダニエル、ミュージカル「レベッカ」「モーツァルト!」などで革新的な舞台を披露した舞台デザイナーチョン・スンホ、ミュージカル「スウィーニー・トッド」「シンデレラ」などで華やかな舞台衣装で激賞を受けたチョ・ムンスデザイナーなど、ワールドクラスの創作陣が参加したミュージカル「エクスカリバー」は、既存の通念を覆す大作になるものと期待を高めている。

6月15日から世宗(セジョン)文化会館大劇場で上演されるミュージカル「エクスカリバー」は、3月14日1回目のチケット販売が始まる。

記者 : パク・ジニョン