「娑婆訶(サバハ)」パク・ジョンミン“映画そのものが主人公です”

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写真=CJエンターテインメント
俳優パク・ジョンミンが「娑婆訶(サバハ)」に対する愛情を表した。

パク・ジョンミンは最近、ソウル市鐘路(チョンノ)区のカフェで行われた「娑婆訶」のインタビューで「初めて観られたと思いますが、どの人物も引き立たないです。映画そのものが主人公である映画であり、作る時からそうでした」と話した。

パク・ジョンミンは「映画を観ながら映画そのものを応援する気分になりました。映画を初めて観ましたが、自分の演技よりは映画を観ていました。僕はこの映画が好きで、チャン・ジェヒョン監督とたくさん話して、お互いに聞き合ったりもしました。たくさん話しながら、チャン・ジェヒョン監督を好きになったので、この映画がより大切なものになりました」と話した。

チャン・ジェヒョン監督の前作である「プリースト 悪魔を葬る者」と「娑婆訶」はどんな違いがあるだろうか。パク・ジョンミンは「演技をしながら、ナハンというキャラクターが果たすべき機能が何なのか悩みました。僕がどうすれば間違うことなく、ちゃんと演技することができるのか考えました。俳優が欲を出してシーンをダメにすれば、映画全体が揺さぶられると思いました。なので欲を出しませんでした。そのような部分でキャラクターが魅力的な『プリースト』とは異なると思います」と説明した。

整備技師であるナハンは、ブリーチをした髪が目立つ人物だ。パク・ジョンミンは「僕は誰にも目立たない服を考えていました。しかし、監督は高度の偽装だと言いました。『派手な格好をしている人のほうが悪いことをしないから、むしろ目立つ服装をするのだ』と言われたので、分かりましたと答えました」と明かした。

「娑婆訶」は新興宗教集団を追跡していたパク牧師(イ・ジョンジェ)が、謎の人物や出来事に向き合うようになることから始まるミステリースリラーだ。韓国で2月20日に公開された。

記者 : パク・パンソク