「SKYキャッスル」オ・ナラ“頭からシロップをかけられるシーン、注目されるだろうと思いました”

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写真=キム・ジェチャン記者
「SKYキャッスル」に出演したオ・ナラがドラマの裏話を伝えた。ヨム・ジョンアから髪の毛をつかまれ、シロップを頭からかけられるなど、ドラマ半ばで苦難の連続だった彼女。視聴者の心配とは異なり、オ・ナラは体当たりする気持ちで撮影に取り組んだ。

最近、ソウル江南(カンナム)区良才洞(ヤンジェドン)のあるカフェでJTBCドラマ「SKYキャッスル」に出演したオ・ナラの放送終了インタビューが行われた。

「SKYキャッスル」でチン・ジニ(オ・ナラ)は、話をあちこちに伝え回り、事件を起こす中心にいた。ロールモデルのように従っていたハン・ソジン(ヨム・ジョンア)がクァク・ミヒャンであることを知って歯向かおうとするが、逆にやられたりもした。

チン・ジニはハン・ソジンに髪の毛をつかまれ、頭の上からシロップをかけられる屈辱を味わった。

オ・ナラは「髪の毛をつかまれるシーンでは、覚悟を決めて体当たりで笑わそうと思って(撮影現場に)行きました。ところが、意外にもそのシーンで、人生で一番綺麗に映ったカットが誕生しました。私は壊れようと気を使ったのに、監督が綺麗に映ったものだけを選んで上手く編集してくれました」と笑ってみせた。

シロップをかけられるシーンでも彼女は「このシーンに注目が集まるだろうなと思いました。殴られたり、やられるシーンは誰にでも来るわけではないと思います。注目されたいという気持ちはありました」と率直に打ち明けた。

オ・ナラは現場でヨム・ジョンアとリハーサルもたくさん行い、積極的に意見も出した。「目が開けられない」という台詞はオ・ナラのアドリブだった。オ・ナラは「台本には“目を吊り上げてにらみつける”と書いてありましたが、監督がカットの声をかけなかったんです。それであれこれ話して、最後に“あ、目が開けられない”と言ったら、やっとオッケーを出してくれました。それからは(監督が自分に)、アドリブを準備してきたのかと内心期待されているようでした」と話し、笑いを誘った。

オ・ナラは「SKYキャッスル」を通して美貌、演技すべてを網羅した女優としてより多くの大衆に名前を知らせた。人生最高の全盛期と言っても過言ではないほど、今はファンクラブの8割が10代、20代世代になるほど、幅広いファン層を確保した。

オ・ナラは「SKYキャッスル」の人気に「まだ夢を見ているようです」と話した。彼女は「幸せだった時は、むしろ撮影していた時でした。終わってから、プレッシャーがより大きくなりました。演技を褒めていただいたので、演技をより上手にやらなければならないと思いましたし、ドラマのキャラクターではなく、私の名前を呼んでくださるので、しっかり名前に値する女優にならなければならないと思い、少し怖くもありました」と明かした。

続いて「生きているとこういう日も来ます。こんな日がまたいつあるでしょう。たくさん褒めていただき、これでいいのだろうかというぐらいにアンチがいなかったんです。好意的なコメントがとても多くてすごく不思議でした。視聴率は天から与えられるものだと言いますが、それだけ難しい(幸運を)得たので、与えられた愛に恩返ししていきたいです」と約束した。

記者 : シン・ナラ