チュ・ジフン、ドラマ「アイテム」で“変わり者の検事”に変身…4年ぶりの復帰に高まる期待
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写真=MBC
チュ・ジフンが「アイテム」を通してお茶の間に帰ってくる。チュ・ジフンは韓国で本日(11日)から放送が始まるMBC月火ドラマ「アイテム」(脚本:チョン・イド、演出:キム・ソンウク)で変わり者の検事カン・ゴン役で視聴者に会う。
ドラマでチュ・ジフン演じるカン・ゴンは、検察組織の命令を拒否し、内部非理を告発したいわゆる変わり者の検事だ。カン・ゴンは絶対権力の前でもひざまずかない愚直で冷徹な検事だが、一人だけの姪カン・ダイン(シン・リナ)に対してはとても優しい人物だ。劇中でチュ・ジフンは、冷たさと温かさが共存するキャラクターをより立体感のある感じで表現しているとして、関心が寄せられている。
チュ・ジフンは今まで、映画「神と共に」シリーズや「工作 黒金星と呼ばれた男」「暗数殺人」「キングダム」などで、幅広い演技力とキャラクター消化力を証明してきた。映画「暗数殺人」では、連続殺人犯のカン・テオ役を演じ、頭を丸刈りにするのはもちろん、一日8時間にも及ぶ釜山(プサン)方言勉強と手振りひとつまで計算する徹底さで、キャラクターに完璧になりきった姿を見せた。その結果「第5回韓国映画制作家協会賞」では主演俳優賞を受賞する快挙も成し遂げている。そんな彼が「アイテム」では、またどんな演技で視聴者を魅了するのかに、期待が高まる。
これに先立って公開された「アイテム」のスチールカットと予告編を通しても、視聴者のチュ・ジフンに対する関心と期待は最高潮に達した。端整なスーツ姿から検事服まで、何でも完璧に着こなして優れたビジュアルを見せている彼の姿は、多くのファンをときめかせる。VFX(視覚特殊効果)が多いという今回の作品は、優れた想像力と演技力が必要なだけに、これまで培ってきたチュ・ジフンの演技の実力がより一層輝くと見られる。
「アイテム」(脚本:チョン・イド、演出:キム・ソンウク)は、黒幕検事カン・ゴン(チュ・ジフン)とプロファイラーのシン・ソヨン(チン・セヨン)が、特別な超能力を持
た“アイテム”を得ようとする人間の欲望の中に隠された陰謀と秘密を暴くファンタジーブロックバスターだ。カカオページ(モバイルコンテンツプラットフォーム)で人気連載中の同名のウェブ漫画が原作で、韓国で本日(11日)午後10時に初放送される。
記者 : チョ・ヘリョン