リュ・ジュンヨル主演、映画「金」ポスター第1弾を公開…“金”を巡った激しい競争に注目

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写真=SHOWBOX
俳優リュ・ジュンヨル主演の映画「金」のポスターが公開された。

配給会社SHOWBOXは本日(11日)午前、映画「金」のポスター第1弾を公開した。映画「金」は、金持ちになりたかった“新米株式ブローカー”のイルヒョン(リュ・ジュンヨル)が、ベールに包まれた作戦設計者の“番号表”(ユ・ジテ)に出会った後、途方もない巨額をかけた作戦に巻き込まれ繰り広げられるストーリーを描いた作品だ。

ポスターには、チョ・イルヒョンに変身したリュ・ジュンヨルの鋭い眼差しと、自信の溢れる表情が盛り込まれており、目を引く。韓国で最も膨大な金を動かす汝矣島(ヨイド)証券街に出勤中の姿をそのまま盛り込んだような最初のポスターは、忙しく動く社会人の頭上に職級別、年次別の年給を連想させるような数字たちが浮かんでおり、一風変わったビジュアルで好奇心を刺激する。

誰もが夢見るが、簡単に手に入れることができない、人生の目標になってしまった“金”を、頑張って働いて稼ぐのではなく、お金がお金を稼ぐのが常識になってしまった21世紀の韓国の状況を如実に見せて“金”をめぐる立体的なストーリーを描いているとして、映画本編に対する期待感を高める。

加えて「金持ちになりたかった」というキャッチコピーまで加わり、金持ちになりたいという夢だけ持っていて、スペックからお金まで何も持っていないイルヒョンの変化と成長に対する好奇心をくすぐる。

2つ目のポスターは、少しでもより多くの収益を出すために激しい競争を繰り広げるドンミョン証券の事務所で、一人で余裕ある表情で立っているイルヒョンの姿が視線を引く。「普通に稼いで金持ちになれるのか? 」というキャッチコピーからは、たった一回のチャンスで巨額を稼いだ後、明確に変わった彼の態度と心構えを感じることができる。

実績0ウォンの敗者であったが、巨額を手に入れた後、成功が与える華やかで甘い生活からその甘さの裏に耐えるべきものすごい代価まで、お金が見せる成功の味に捕われてしまったイルヒョンのダイナミックな姿は、リュ・ジュンヨルならではの立体的な演技を通じて、人々の共感を引き出す予定だ。

他にも、ベールに包まれた作戦設計者“番号表”役には鋭くて重い声で圧倒的な存在感をアピールするユ・ジテが、違法的な取引を監視して追跡する金融監督院の“猟犬”ハン・ジチョル役は、どんな役も細かく分析してキャラクターの本質を完璧に表現するチョ・ウジンが演じて、緊張感溢れるトライアングルを完成する予定だ。

「金」は韓国で3月に公開される予定だ。

記者 : キム・ナラ