ドラマ「ヘチ 王座への道」がチョン・イル、Araの撮影現場を初めて公開した。静けさを破る二人の緊張感みなぎる対立は果たしてこれはどんな状況なのだろうか、好奇心を刺激する。

2月11日に放送スタートするSBS新ドラマ「ヘチ 王座への道」（演出:イ・ヨンソク、脚本：キム・イヨン、制作：（株）キム・ジョンハクプロダクション）は王になってはいけない問題的な王子（チョン・イル）が繰り広げる愛と友情の物語で、「イ・サン」「トンイ」「馬医」など人気時代劇を書いてきたキム・イヨン脚本家の2019年野心作だ。フュージョン時代劇「イルジメ（一枝梅）」、ミステリースリラー「アチアラの秘密」などで優れた演出力を認められたイ・ヨンソク監督がキム・イヨン脚本家と意気投合し、見どころ豊かな時代劇を作ることを予告し、関心が高い。

チョン・イルとAraは、それぞれムスリ（雑事を担当する下女）の体から生まれた“半賎半貴”の王子で王になってはならない問題ありの王子“延礽君（ヨニングン）イ・グム”役と覇気溢れる朝鮮のガールクラッシュ（カッコいい女性）、司憲府（高麗から李氏朝鮮に存在した政府機関）の熱血茶母（タモ、女刑事のような職業女性）ヨジ役に扮し、二人の共演に早くから期待が高い。

その中で公開された写真には強く対立しているチョン・イルとAraの姿が写っており、視線を奪う。サントゥ（結婚した男が結い上げるまげ）をして平民の武服姿で男装しているAraの前にチョン・イルが立ちはだかっており、好奇心を刺激する。特に警戒の目でチョン・イルを見つめるAraと、Araを見ながら意味深長な笑みを浮かべるチョン・イルが緊張感あふれる雰囲気をかもし出し、その理由は何だろうか、好奇心を刺激する。特に激しくぶつかりあう二人の視線は、これからの彼らの関係への好奇心を刺激する。

チョン・イルとAraは最初の撮影から密度の濃い感情をただ目だけで表現するため、イ・ヨンソク監督とリハーサルから真剣に会話し、撮影を開始した。二人は、撮影が終わる度に入念にモニターし、キャラクターに完全に没頭した姿で注目を集めたという。チョン・イルは胸の中に情熱を持った青年英祖の自信あふれる眼差しを、Araはこれに負けない目で劇中シーンを完璧にこなし、絶賛されたという。

「ヘチ 王座への道」の制作陣は「チョン・イルとAraが問題ありの王子と熱血茶母として最初の出会いから激しい神経戦を繰り広げる。これから二人がどのような運命的関係になるだろうか、楽しみにしてほしい」と呼びかけた。