ヒョミン「T-ARAが10周年…K-POPブームの時期に活動できて幸運だった」
OSEN |
写真=Sublime Artist Agency
今年でデビュー10周年を迎えたT-ARA。10年間、T-ARAのヒョミンとして愛された彼女は、新しい事務所でソロ歌手ヒョミンとして第2幕を開けた。ヒョミンは最近、ソウル新沙洞(シンサドン)のカフェで行われたインタビューで、10周年を迎えたT-ARAとソロ活動について率直に話した。
昨年1stデジタルシングル「MANGO」以来、4ヶ月ぶりの2ndデジタルシングル「U Um U Um」でカムバックしたヒョミンは、大衆的な曲ではないという評価に対して「私は性格そのものが、新しいことを探そうとする癖があります。そういうものにもっと惹かれます。『MANGO』という楽曲もそのため選択したと思います。私は非常に現実的だけど、その部分だけは現実的じゃないです。しかし、歌がヒットしなければ、周りの人にも良くないし、だからそういう部分では揺れたりもします。その折り合いをつけていく時期だと思います。正直に言って、まだどうするのがいいのか、いつも考えています」と伝えた。
また「今回1つ感じたのは、挑戦はしたいけど、歌手はステージに立って観客と呼吸しなければならない職業なのに、私は観客たちと呼吸できる楽曲があまりないです。少しは人々が近づきやすい音楽をしてみたいと、最近思い始めました。だから多分2月に発売される新曲は大衆にもっと近づきやすい聴き慣れた楽曲で訪れることになると思います。いつもアーティストだと呼んでいただいたら、もっと成長しなければなさそうな気がするし、以前より成長しなければならないというプレッシャーがあるので、そのような試みをするのだと思います。気楽に考えたら、私にできるレベルで自分らしく楽しくやればいいんじゃないかと思うようになりました」と打ち明けた。
T-ARAと同時期に活動したガールズグループのメンバーたちがソロ歌手として活躍している中、ヒョミンは自身だけの個性として、チャレンジ精神を挙げた。彼女は「音楽的な部分やスタイル的な部分で幅広い活動をしたいです。スペクトルというか、ダンスを披露したい時はダンスを一生懸命に練習して披露したいし、歌を披露したい時は歌を一生懸命に歌うし、さまざまなジャンルを行き来したい」と説明した。
「実は私に1つすごく得意なことがあるとしたら、ずっとそれをやっていたと思います。グループ活動をする時も感じたことだけど、『私たちにはなぜカラーがないんだろう』と言っていましhた。私たちはこれをやって、急にパワフル、急にレトロなど、さまざまなことをやったけれど、最初はそれを否定的にばかり思っていました。しかし、今になって考えてみたらそれが私たちのカラーでした。それが身についてしまったのか、好みになってしまったのか分からないけど、こういうことを全部やりたいと思っています。だからカラーを見つけていないかもしれないです」
2009年デビューしたT-ARAは2017年を最後にMBKエンターテインメントとの10年の歴史を終え、新しいスタートを告げた。ヒョミンはメンバーたちに対して「T-ARAがそれぞれの道を歩むことになり、なんだか終わりではないのに、終わるような気がして、それがずっと気になって、そうしたくないと思いました。だからその後に活動する時に、私たち同士で冗談で『それでもいいから早くやって。もう一度T-ARAの名前が言及されて生き延びよう』と言ったり、小さなこと1つでも活動を応援したりもします。今年7月が10周年です。これを何もせずに終わらせるわけにはいかないと思っているけれど、特にどうすることもできなくて、慎重に話しています。みんな、まだ愛情は変わっていないと思います」と明かした。
メンバーたちの空席を感じるかという質問には「グループ活動をしている時、ソロアルバムが2回出たけれど、その時もいつも空席を感じていました。その時は戻る場所があると思って、安心したというか、不安もつかの間だったけれど、今はもう少し不安感があります」とし、メンバーたちとのコラボに対しては「いつでもできると思うけれど、せっかくならしっかりやりたいと思います。というか、正直に言って、できることならスペシャルアルバムとかそういうのもやってみたいです。それも越えなければならない山が多いようで、あまり計画はできなかったです」と正直に話した。
ここ10年間、さまざまな経験をして、しっかりと成長したヒョミンは「本当に時間が速いと思ったし、私は別に変わっていないと思います。心構えや、まだこのようにアルバムを準備する時には同じように楽しいです。私が同じ年頃の人々より社会生活を早く始めているので、周りの人々を見たら、まだこれからです。しかし、私はもう10年になったし、これから何をすればいいんだろうと思うし、芸能人としてではない私の人生において、これをどう克服すればいいんだろうと悩みます。10周年という期間ではなく、この瞬間をちゃんと克服しようと思いました。他の人々が一生懸命に働いているのと同じく、一生懸命に生きようと思って、計画をたくさん立てているし、そのたびにその瞬間に充実することに集中しています」と明かした。
ソロ歌手として新しい10年を控えているヒョミンは、今までの10年とこれからの10年をキーワードで定義してほしいという質問に「第1幕は幸運。私たちがいつも言っていたのが、『私たちが本当に運が良い。運が良いグループだ』ということでした。K-POPがブームだった時期。ガールズグループが脚光を浴びていた時期に活動をして、中国と日本で韓流ブームだった時にデビューもしたし、その時期に活動したから私たちが持っているものに比べてたくさん愛されたと、心から思っていました。私たちは取り立ててこれといったものがなかったです。大変だった時期もあったけれど、誰にでも大変な時期があるように、もう少し早く来たのだと合理化もしたけれど、大きく見たらそういうことまで幸運だと思います」と凛々しく話した。
また「これからの10年は幸福。最近一番大きく感じたのは、私がしっかりしないと周りの人々も幸せになれないということです。私が幸せだったからといって、周りが幸せなわけではないです。だから周りの人々に幸せになってほしいし、そうすると私も幸せになると思います。私の歌を聴きながら、たくさんの方々が幸せになってほしいです」と願いを語った。
記者 : チ・ミンギョン