ファン・チヨル、新曲「別れを歩く」MV公開…別れた後の男の本音を吐き出す

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写真=「別れを歩く」ミュージックビデオ画面キャプチャー
時間が過ぎても忘れられない。ずっと心に残る。寒い日が繰り返される。悲しみはより濃くなる。ファン・チヨルから聞く別れはよりそのようだ。

歌手ファン・チヨルの2ndアルバム「The Four Seasons」が21日の午後6時に発売された。恋の四季を盛り込んだアルバムで、愛の始まりから別れ、そして新しい始まりまでの過程を表現した。

2ndアルバム「The Four Seasons」にはタイトル曲「別れを歩く」を含め合計11曲が収録された。ファン・チヨル自ら総括プロデュースを手がけた。全曲の作詞に参加し、ファン・チヨルは自身の感性を共有しようとした。

悲しい別れの曲を歌いたいというファン・チヨルは「別れを歩く」を通して、別れた後の男の本音を吐き出した。従来の発声とは異なり、淡々としたボーカルに抑えたが、切なさはより倍増した。

「灯の消された窓を見ては重くなった足取りを返す」で始まる「別れを歩く」は、別れを実感する男を描いた。最後に彼女を見送る道を淡々と歩くことができたという男は、いくら暖かな日差しも、結局一人で感じる寂しさに過ぎなかった。

そして相手に、一度ぐらい自分のことを思い出してくれることを、愛を思い浮かべることを願った。サヨナラと言ったが、結局別れることのできない感情をそのまま表現した。

「別れを歩く。僕は別れを歩く。足取り一つ一つがすべて別れで、無理やりつま先だけ見て立っていたけれど、今日が苦しい君のために、僕はここで後ろを向く。サヨナラ、どうか良い夢を見るように」

「別れを歩く」のミュージックビデオにはファン・チヨル自ら出演した。初々しく、甘く恋していた男と女。日常を共有し、すべての瞬間に幸せがあふれた。しかし、時間が過ぎてお互いへの気持ちが薄れた二人は、結局退屈な状況に置かれ、結局終わった。映画のように流れていくストーリーで「別れを歩く」の歌詞を表現した。

記者 : キム・イェナ