「アルハンブラ宮殿の思い出」パク・シネ、一人二役からスペイン語まで…多彩な魅力を披露する

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写真=tvN「アルハンブラ宮殿の思い出」放送画面キャプチャー
女優パク・シネが多彩な魅力で「アルハンブラ宮殿の思い出」の最後を飾った。

最近、韓国で放送が終了したケーブルチャンネルtvN土日ドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」で、たくましく愛らしい人物チョン・ヒジュ(パク・シネ)と、セジュ(EXO チャンヨル)が作成したゲームの中のNPC(Non-Player Character)であるエマ役を演じたパク・シネが、光り輝くキャラクターの演技力で多彩な活躍を披露した。これを受けてパク・シネの輝かしい活躍を振り返ってみた。

#愛らしいヒジュと神秘的なエマの一人二役

パク・シネはスペイン・グラナダで古いホステルを運営し、家族の生計を担当しているチョン・ヒジュと、弟のセジュが作成したゲームの中の神秘的な雰囲気のNPCのエマ役を引き受けて、相反した魅力を描き出した。彼女は一人二役のキャラクターの明確な温度差のために、ヘアスタイル、メイクアップなど外的な部分から、眼差し、表情、話し方まで、きめ細やかな違いを披露した。このような彼女の努力は異なる魅力のキャラクターを完璧に表現し、視聴者たちの好評を引き出した。

#複合的な感情から、節制された無感情まで

パク・シネはドラマの序盤から中盤、後半にかけて描かれたチョン・ヒジュの変化に富んだ感情を、繊細に深く描き出した。彼女は人物が持つ愛らしさに加えて、ジヌ(ヒョンビン)に出会い経験する怒り、不安、ときめき、切ないロマンスなど、吹き荒れる感情の変化を確かな演技力を通じてテレビ画面にそのまま映し出した。それだけでなく、ゲームの中のエマの節制された無感情まで演じきるなど、両極端を行き来する幅の広い感情演技で、特別な存在感を証明した。

#流暢なスペイン語にレベルの高いギター演奏

パク・シネが演じたチョン・ヒジュは、スペイン現地でホステルを運営するほど流暢なスペイン語の実力を備えた人物。これにより彼女は、日常で使用するスペイン語を理解しただけではなく、ラップを連想させるほど速いスペイン語のセリフのために、ドラマ撮影を始める前からスペイン語を学ぶ熱意を見せたという。また彼女は、クラシックギターのレジェンド演奏曲「アルハンブラ宮殿の思い出」を演奏するエマのキャラクターの設定に合わせてギターの練習を重ねるなど、絶え間ない努力と悩みを通じてキャラクターを作り上げた。このように、流暢なスペイン語の能力と秀麗なギター演奏の実力を披露してドラマへの没頭度を高めたパク・シネの活躍は、キャラクターの完成度を高め、視聴者へ感動を届けた。

記者 : ミョン・ヒスク