クォン・ユル、新ドラマ「ヘチ 王座への道」初撮影カットを公開…朝鮮最高の情熱男に変身

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写真=SBS
俳優クォン・ユルがSBS新ドラマ「ヘチ 王座への道」を通じて、朝鮮時代最も情熱溢れる科挙準備生パク・ムンスとしてお茶の間に帰ってくる。

2月11日に初放送されるSBS月火ドラマ「ヘチ 王座への道」(脚本:キム・イヨン、演出:イ・ヨンソク、制作:(株)キム・ジョンハクプロダクション制作)は、王になってはいけない問題的な王子(チョン・イル)が繰り広げる愛と友情の物語で、「イ・サン」「トンイ」「馬医」など人気時代劇を書いてきたキム・イヨン脚本家の2019年野心作だ。フュージョン時代劇「イルジメ(一枝梅)」、ミステリースリラー「アチアラの秘密」などで優れた演出力を認められたイ・ヨンソク監督がキム・イヨン脚本家と意気投合し、見どころ豊かな時代劇を作る。

そんな中、「ヘチ 王座への道」側は18日、クォン・ユルの初撮影カットを公開した。クォン・ユルは作中で出世は考えられない厳しい状況の中でも士人の気概を守っていく科挙準備生パク・ムンス役を務める。司憲府監察試験で毎回落ちるものの、根性、情熱、正義感だけは朝鮮最高の人物で、一番低いところにいる弱いものを守るために率先する知識人だ。

公開された写真の中でクォン・ユルは、端正な韓服(ハンボク:韓国の伝統衣装)姿を誇りながら硬直な士人の魅力をアピールしている。賢そうな眼差しと微笑んでいる口元から、ずうずうしくて愉快なパク・ムンスの魅力と妙な自信感が感じられる。

特に謎の手紙を持って誰かを追っているクォン・ユルの姿が印象的だ。彼がこんなに疾走する理由と手紙の正体が好奇心をそそる。クォン・ユルは王になってはいけない問題的王子チョン・イル(延礽君(ヨンニングン)役)のそばを守りながらキングメーカーとして活躍することになる。

クォン・ユルはこれまで「ボイス2」の殺人鬼パン・ジェス、「耳打ち」のエリート弁護士カン・ジョンイル、「ご飯行こう2」の事務官イ・サンウなど、フィルモグラフィーを着実に築きながら作品ごとに前作のキャラクターを完璧に消す演技力で代替できない存在感を証明した。そんなクォン・ユルが歴史に一画を書いたパク・ムンスに扮し、「不正腐敗剔抉の一等功臣」をどのように演じるかに関心が集まっている。

クォン・ユルは「現在、愉快で前向きなパク・ムンスというキャラクターにキャスティングされ、イ・ヨンソク監督、俳優、スタッフの方々と楽しく撮影している。今後パク・ムンスが繰り広げていくストーリーに期待している。良い姿を披露できるように撮影に努力する。ドラマ『ヘチ 王座への道』に多くの応援と愛をお願いする」と初撮影に入った感想を伝えた。

SBS「ヘチ 王座への道」は、「ボクスが帰ってきた」の後番組として2月11日夜10時に初放送される。

記者 : ソン・ヒョジョン