【REPORT】カン・ドンウォン、映画「ゴールデンスランバー」日本プレミアムイベントに登場!サプライズの連続で会場は温かい雰囲気に

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2019年1月5日(土)、伊坂幸太郎原作の小説を韓国で映画化した「ゴールデンスランバー」の日本公開を記念したプレミアムイベントが開催され、主演のカン・ドンウォンが来日。会場となった東京・竹芝ニューピアホールに多くのファンが詰めかけた。現在は初のハリウッド進出作「Tsunami LA」(原題)の撮影準備に入っているカン・ドンウォン。ここでは、楽しいハプニングもあった夜の部の模様を紹介する。

2010年に日本でも堺雅人主演で映画化された「ゴールデンスランバー」。カン・ドンウォンはその韓国版で、国家的陰謀に巻き込まれ決死の逃亡をはかる宅配ドライバーのキム・ゴヌを演じている。来日は「MASTER/マスター」の舞台挨拶以来、約1年ぶり。まだ松の内ということもあり、場内にはどこか華やいだ雰囲気が感じられた。
 

客席からのサプライズ登場にファン歓喜

イベント開始から15分間は映画の冒頭がスペシャル上映された。ゴヌがいきなり暗殺犯に仕立てあげられた場面で上演は終了。MCの登場に続いて、突然、客席からサプライズで現れたのは、本日の主役カン・ドンウォン! こんがり日焼けした肌、前髪を下ろした少年のような髪型。9頭身のスタイル。カッコいい! ラッキーなファンと握手しながらステージを目指すその顔は、照れくさそうではあるがファンと会えた歓びで輝いていた。

「こんにちは、お会いできて嬉しいです」とまず挨拶したカン・ドンウォン。MCから「今日はLINE LIVEの生配信もあって全国のファンが見ています。カメラに手を振ってください」と促されると「一台だけですか?」とジョークを飛ばす。その間もファンの目はカン・ドンウォンの一挙手一投足に釘付け。会場からの「カッコいい~」の声に「ありがとうございます。数年前にはもうちょっといけてたんですけど」と笑いながら返すカン・ドンウォン。面白い、しかも可愛い。
 

7年かけて夢を実現させた意欲作「僕が制作を提案」

「ゴールデンスランバー」はそもそも、カン・ドンウォンが韓国での映画化を切望。自ら映画制作会社に制作をオファーし、7年の歳月をかけて夢を実現させた意欲作だ。「日本版の映画を見たらとても面白くて。これをもう少し韓国風にアレンジしてリメイクしたら、韓国の観客の方にも楽しんでいただけるのではないかと思い、僕が制作を提案しました」

日本公開が決まったことに関しては、「これまでにこういう経緯を辿った作品はあったのでしょうか?日本の小説が原作で、日本で映画化された後、韓国でも映画化された。正確にはわかりませんが、そんなに多くはないのではと思います。そう考えるとこのプロセスそのものが興味深く、楽しいものでした」

構想から実現するまでには7年間かかった。「僕が最初に映像化を提案したのは2010年。原作の版権を得るのに思ったより時間がかかりました。でもその頃すぐに映画化していたら、僕は若すぎたかもしれないですね(笑)」ここでMCが「韓国で『ゴールデンスランバー』を見た人、と会場に問いかけるとかなりの手が挙がった。「ありがとうございます。頑張ります」と微笑むカン・ドンウォン。

ハリウッド進出も決まって忙しいようだが、年越しは?「僕の友人のお母さんと一緒に海外旅行に行っていた母が戻ってきたので、4人で美味しいものを食べながら過ごしました。でも僕らは母たちが旅行に行っていることすら知らなかったんですよ(笑)」

そんなカン・ドンウォン。始まったばかりの2019年はどんな年にしたい?「いつもと同じように頑張って映画を撮りたいです。今年は環境も新しくなるので、アメリカでしっかり定着できるように頑張ります」


映画の◯×クイズに、撮影の裏話も…

ここで映画をより楽しむための全員参加の◯×ゲームが開催された。「ほぼ2年前に撮影した作品なので、僕自身はあまり覚えていないです……」と笑うカン・ドンウォン。「ゴヌが車の中で食べていたのはおにぎりである」正解はキンパブ(韓国海苔巻き)なので×。を筆頭に出題された7つの難問に「みなさんよくわかりますね~」を連発。最終的に2名が勝ち残り、原作本と韓国公開時のオリジナルグッズが贈られた。

そしてトークの後半では、よりリラックスした姿を見せてくれたカン・ドンウォン。日本版と韓国版の違いについては「日本版を見て、展開をよりスピーディーにし、スリラーの要素とアクションを加味したら面白いだろうなと思いました。エンディングはより希望を届けられる作品にしたかった」と解説。「日本版は主演の堺雅人さんがとてもよかったので、その雰囲気を活かしたいと思いました。また、ゴヌについては、平凡だけどささやかな自分の正義感を大事にしたいと願う人。ゴヌのような人がもっと多くなってくれればいいなと思いながら表現しました」

「ゴールデンスランバー」というタイトルはビートルズの曲からとられているので、音楽に関する裏話も披露された。「劇中に、学生時代の僕ら5人がバンドを組むシーンがあって、それぞれが楽器の練習をしてきて撮影で初めて音合わせをしたんですが…キム・ソンギュンさんが、もとはベースだったのに当日いきなりキーボードに変更になり、聴くに耐えない状況になりました(笑)」バンドメンバーの写真を見ながら「これが学生の顔でしょうか?まあ、昔はあんな学生もいましたけどね」と笑うカン・ドンウォン。「みんな同世代だったので本当に楽しく撮影できました」とても37歳には見えないカン・ドンウォンに、あらためてビックリ!

現在は初のハリウッド進出作「Tsunami LA」(原題)の準備に忙しいカン・ドンウォン。日焼けの理由は、サーファー役の役作りのためだ。「映画に出るときは何を大事にされますか?」という質問に、「観客の皆さんに楽しんでもらえる映画を作ること。楽しみ方や面白さにはいろんな種類がありますが、まずはそれを一番に考えています」と即答。ファンの拍手を受けて満足そうな笑みを見せた。


Q&Aコーナーではサービス精神全開

ここでQ&Aコーナーに。ボックスの中からチケットの半券を引くカン・ドンウォン。席番号を呼ばれ立ち上がった男性に向かって「なにこれ?」「友だちです」と日本語で言って大爆笑。「別に質問しなくていいから挨拶だけして座っていいよ」と言われたのは、カン・ドンウォンの親友としてもファンの間で超有名なデザイナーの松井征心さん。MCから「ドンウォンさんの魅力はどんなところですか?」と聞かれた松井さん。「優しいところ」という答えに会場は温かい雰囲気に。しかも後日、松井さんがSNSで明かしたところによると、これは偶然ではなくカン・ドンウォンのイタズラだったという。どうりで、コーナーの最初からニヤニヤしていたと思った(笑)。年の初めに自慢の友だちをファンに紹介したかったのだろうか。

次の質問「日本で行ってみたいところは?私は石川の金沢から来ました。海老、蟹、お刺身が美味しいいのでぜひ来てください」には、「僕が一番好きなものが入ってますね。蟹が好きなんです。ぜひ行きたいです」と答えたカン・ドンウォン。「携帯の待ち受けは?」という質問には「飛行機の中から撮ったハワイの風景。そんなにかっこいい写真じゃないですよ」と言って、実際に携帯の画面を見せてくれるという大サービスだった。

また、韓国でオススメの観光地を聞かれると「済州島です。僕は海外あちこち行っていますが、済州島ほど美しい島はない。文化も独特で、食べ物は豚肉、スンデのスープ、サバの刺身、太刀魚など美味しいものがたくさんあります」と熱弁を振るう。


韓国俳優界から“友人”ペ・ジョンナムが会場に登場!

さらにここで、さっきからちらちらとよそ見をしていた理由について話し始めたカン・ドンウォン。「先ほど僕の友人を紹介したので、もう1人、友人を紹介したいんです。韓国で最近、僕よりもはるかに有名なペ・ジョンナムさんです!」と言われたステージに現れたのは、ドラマ「ミスターサンシャイン」やバラエティ番組などで活躍中のペ・ジョンナム。「はじめまして、ペ・ジョンナムです。恥ずかしい、どうぞよろしくお願いします」と日本語で初々しく挨拶するジョンナム。「偶然日本に旅行に来ていたのでここに来てくれました。韓国で今、最もホットな男です!」と嬉しそうに肩を組んで顔を輝かせるカン・ドンウォン。仲間が大好きなのが伝わってくる!

最後は、LINE LIVEの視聴者からの質問。「今、一番食べたいものは?」「本当は焼きはまぐりが食べたかったんですが、お店が閉まっていました。お肉も好きですが昨日食べたので、今日は焼きはまぐりが食べたかった!」と残念そうなカン・ドンウォン。その口から「焼きハマグリ」という日本語が何度も出るのが、妙に面白い。

次は「ゴールデンスランバー」のノ・ドンソク監督からの映像メッセージが上映された。「ドンウォンさんは撮影中いつも監督の味方でいてくれた人でした。辛いときも寂しいときも隣にいて話を聞いてくれて、力になってくれました。映画のために生まれてきた人だと思いましたし、その姿に学ぶところが多かったです。日本で映画の宣伝をしてくれてありがとう。ファンといい時間を過ごして、美味しいものをたくさん食べてください。ファイティン!」さすがカン・ドンウォンが食いしん坊なことをよく知っている監督らしい結びの言葉に、ファンは爆笑。カン・ドンウォンもニッコリ。


感謝のスローガンに「素敵です」

続いてこのタイミングで、客席からドンウォンに向かって「来てくれてありがとう」のスローガンが一斉に掲げられた。嬉しいサプライズに日本語で「どういたしまして」とお礼を言うカン・ドンウォン。さらに「素敵です。ありがとう」と付け足してくれた。

ファンと一緒に記念撮影をしたあとは、とうとうお別れの挨拶。「久しぶりに日本で皆さんにお会いすることができて本当に嬉しかったです。これから一生懸命に映画を撮って、また日本にご挨拶に来たいです。素敵な姿で戻ってきますね」

映画が公開されるたびに来日して宣伝活動してくれる韓国俳優は、今はカン・ドンウォン以外見当たらない。1時間強、充実の内容だった。特に今回は、友人たちと一緒のところが見られて、素のカン・ドンウォンを身近に感じられたのが大きなお年玉だった。ファンもカン・ドンウォンも終始笑顔。新春にふさわしく、ほのぼのとした幸せ感いっぱいのプレミアムイベントだった。

取材:望月美寿

■LINE LIVE見逃し配信中
カン・ドンウォン映画『ゴールデンスランバー』公開記念イベント
配信日時:2019年1月5日(土)19:13~
配信URL:https://live.line.me/channels/260601/broadcast/10294993
※2019年2月4日(月) 23:59 まで限定公開

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■作品情報
「ゴールデンスランバー」
2019年1月12日(土)より シネマート新宿ほか全国順次公開


監督:ノ・ドンソク
原作:伊坂幸太郎「ゴールデンスランバー」(新潮文庫刊)
出演:カン・ドンウォン「MASTER/マスター」「華麗なるリベンジ」、キム・ウィソン「新感染 ファイナル・エクスプレス」、キム・ソンギュン「悪いやつら」、キム・デミョン「インサイダーズ/内部者たち」、ハン・ヒョジュ「ビューティー・インサイド」、ユン・ゲサン「犯罪都市」

2018年/韓国/韓国語/108分/スコープサイズ/字幕翻訳:李 英愛 原題:골든슬럼버 英題:GOLDEN SLUMBER 配給:ハーク
(C) 2018 CJ E&M CORPORATION, ZIP CINEMA, ALL RIGHTS RESERVED

【ストーリー】
人気アイドル歌手を強盗から救い出し、国民的ヒーローになった優しく誠実な宅配ドライバーのゴヌ(カン・ドンウォン)。ある日、久しく会っていなかった友人ムヨル (ユン・ゲサン)から突然連絡が来る。再会の喜びも束の間、目の前で次期大統領候補者が爆弾テロにより暗殺されてしまう。動揺するゴヌに向かってムヨルは「お前を暗殺犯に仕立てるのが“組織”の狙いだ。誰も信じるな、生きろ!」と警告して自爆。
大統領直属の機関である国家情報院はゴヌを暗殺犯と断定し、マスメディアが一斉に報道。大規模な包囲網が敷かれる。身に覚えのない罪を着せられたゴヌだったが、やがて事件の裏に国家権力が潜んでいることを知る。無数の警察に追われる無実の男は、巨大な陰謀にどう立ち向かうのか……?

■関連サイト
「ゴールデンスランバー」オフィシャルサイト:http://hark3.com/goldenslumber/

記者 : Kstyle編集部