Vol.1 ― CODE-V、解散前の最後のインタビュー「5人から1人へ…自分を試す旅を選んだメンバー」

KSTYLE |

2018年12月23日のTOKYO DOME CITY HALLでのライブ「CODE-V LAST LIVE~The Final Harmony きみがくれた奇跡~supported by WIZY」を最後に、それぞれの道を歩むことになったCODE-V。ライブに先がけて12月19日には、ラストアルバム「-ing」をリリース。Kstyleでは、その記念すべきラストアルバムのリリース日にインタビューを敢行。解散に向けての心境や、ファンに対する思いを率直に語ってくれた。

Vol.1 ― CODE-V、解散前の最後のインタビュー「5人から1人へ…自分を試す旅を選んだメンバー」

Vol.2 ― CODE-V、解散前の最後のインタビュー…CODE-Vは自分にとって「青春、すべて、初恋、学校、土台」

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――これが5人での最後のインタビューだそうです。もう5人揃って取材を受けることはないのですが、今どんなお気持ちですか?

ソル:正直言って、まだ実感がわかないですね。

ルイ:ラストライブが終わっても、次の日はメンバーとこうして会うような気がして……。
 

5人での最後のインタビュー「ラストライブに向けて…」

――ラストライブの次の日は、どんな気持ちになりそうですか?

ソル:きっとすごく不思議な気持ちになると思います。いつも会うのがあたりまえだったのに、それが1日で変わるなんて、実際にそうなってみないとわからないですね。きっと、すごく寂しい気持ちになるんじゃないかな。

サンウ:24日の朝は寝坊するつもりなんですが、ぐっすり寝て起きたら、どんな状況かが理解できなくて、しばらくボーっとしそうな気がします。

――23日のラストライブのセットリストはどのように決めましたか?

ルイ:とにかく、7年間のCODE-Vの歴史が見られるライブにしたいと思って作りました。

ソル:今まであまり見せなかったもの、特別なものをやるよりは、観客の皆さんと一緒に楽しむ感じでやりたいなと思って考えたセットリストです。どの曲もノリノリで楽しんでいただけると思います。

――入れたい曲が多くて、悩ましかったのでは?

ナロ:アンコールも合わせて全部で37曲やるんですけど、それでも削ったんですよ。今までたくさんの曲を出しましたが、その中から誰もがノリノリになれる曲、多くの人に愛された曲を中心に考えたセットリストになりました。たぶん最初から最後まで聞きなれた曲だから、楽しめるライブになると思います。

――8月から12月初旬まで全国ミニライブツアーも行いました。地方を回って、どんなことを感じましたか?

ソル:「超初心」というタイトルで日本全国17ヶ所をツアーで回ったのですが、デビュー当時に47都道府県を全部回ったことがあったので、その当時のことを思い出しました。懐かしさを感じながら、もう一度振り返る機会になりましたし、ライブが終わった後においしいものを食べに行ったのも楽しかったです。その土地の名物を食べて、メンバーと一緒に旅をしているようでした。

テフン:今まではライブが終わったら、疲れてホテルで寝ることが多かったんですが、今回は町に出て、おいしいものを食べに行って、改めて日本でもっといろんなものを見ておけばよかったなって思いました。でも、逆に今だからこそ、見られるのかもしれないな、と思ったり……。いろんなことを考えました。

ルイ:地方に住むファンの方から「今日が最後です」って言われた時、寂しいし、解散する前にもっとたくさん来られたらよかったなと申し訳ない気持ちになりました。いろいろな事情があって行けなかったのですが、すべてのファンが23日のライブに来られるわけではないですから。
 

「僕らより先に活動休止や解散をしたグループから…」

――長らくレギュラー出演していた「だんぜん!!LIVE」も、12月4日で卒業しましたが、番組が終わった後、だんぜんファミリーのみなさんとはどんな話をしましたか?

ソル:僕らの解散を「もったいないよ」って言ってくれて、CODE-Vがファンだけでなく、スタッフさんや他のアーティストさんからも愛されていたグループだったなと感じました。だんぜんファミリーの皆さんとは特に仲良くしていただいて、とてもありがたかったです。卒業の日は、僕らの曲をみんなで歌ってくれて、すごく感動しました。

テフン:僕はCODE-Vに途中加入して、未成年だった頃からずっとやって来たのですが、年齢の関係で途中で抜けなくてはならなかったり、いろいろな思い出があります。そしていろいろなことを学んだ場でした。もっと一緒にやりたかったです。

ナロ:SOLIDEMOさんが泣いていて、その他のメンバーも泣きそうな人がたくさんいたんですけど、その姿を見てジーンときました。僕たちがいなくても、別に何も変わらないんじゃないかなと思っていたんですけど、僕らの存在を結構大きく感じてくれていたことがわかって、うれしかったのと同時に、もっと仲良くしておけばよかったって思いました。だから終わってから「ご飯食べに行こう、飲みに行こう。これからも仲良くしよう」って声をかけてくれた時は、気持ちが楽になりました。

――他のアイドルグループのメンバーとも親交があったと思いますが、解散について何か言われましたか?

ナロ:BEE SHUFFLEやSHU-Iに何人か知り合いがいるのですが、僕らより先に活動休止や解散をしたグループなので、共感する部分があるのか「大丈夫ですか? 来年からのことで気になることがあったら、話してください」と連絡をくれました。

サンウ:アイドルではないですが、映画「冷たいキス」で共演した田中美奈子さんと野村宏伸さんとプライベートでも親しくさせていただいていますが、来年からのことを心配して連絡をくれました。

――ラストアルバムリリースに先がけて、12月15日にラストシングル「忘れない」がリリースされましたが、MIRACLE(ファン)の皆さんのメッセージ動画が入ったMVがとても感動的でした。

ソル:完成したMVを見て、メンバーみんなが今までの中で一番気に入ったって言ったくらい、自然なCODE-Vが見せられるMVになったと思います。見たらウルっときちゃったくらいだったんですけど、僕たちだけじゃなくてファンの皆さんも参加しているから。最後にいいMVが出来て、いい思い出になりましたし、いい形でCODE-Vというグループを見送ることができるのではないかと思いました。
 

「僕らの音楽が幅広く愛されているんだなと感じられた」

――女性ファンはもちろん、男性や、小さなお子さんのファンからのメッセージ動画もありました。

ソル:CODE-V の特徴かもしれませんが、ファンの幅がとても広いんです。赤ちゃんから 90代の方までいるんですよ。ライブに親子とか、3世代でいらしてくださるのを見ると、僕らの音楽が幅広く愛されているんだなと感じられて、とてもうれしいです。

ルイ:元々はお母さんがファンで、その影響で息子さんがファンになって、息子さんの夢が歌手になったそうです。「CODE-Vが大好きです。どうしたら歌がうまくなれますか?」とか「解散しても、僕が歌手になったらコラボしてください」と言われましたが、実現したらうれしいですよね。

サンウ:番組の収録に行くと、若手のADさんや、スタッフさんのご両親が僕のファンだという場合もあって、うれしかったです。

――男性ファンに人気なのは?

ソル:男性はナロですよ、ナロ!!

ナロ:女性に比べたら比率は少ないですが、特典会にいらして「ナロさんかっこいいです」って言われるとめちゃうれしいです。女性のためだけに歌っているわけではないので、男女関係なく、たくさんの人たちに僕らの曲を聴いていただけるのはうれしいですよね。

――子どもに人気なのは?

ソル:僕かな?

ルイ:テフンじゃない?

テフン:僕ですね(笑)。小さい子がサイン会によく来てくれます。

――MVでは、雨が効果的に使われていましたが、なぜ雨なのですか?

ソル:実は晴れた日に撮影する予定だったのですが、あいにく雨が降ってしまって、スケジュールを変えることが出来ないから、雨の中で撮影したのですが、結果的にはそれがむしろいい雰囲気になったんです。

ナロ:雨によって、ちょうどいい切なさが表現できたような気がします。

――「忘れない」の歌詞にかけた質問をします。「見送るよ 君の背中を」という歌詞がありますが、自分たちが見送る側ではなく、君を見送るのが印象的でした。

ルイ:本来は僕らが去る側ですが、そうしてしまうと、すごく寂しい気がするじゃないですか。だから僕らはこの場所にいて、君たちを見送る。そのほうがいい気がするし、切ない気持ちも表現できたと思います。

――「君を惑わせ 困らせた そんな日もあった」という歌詞について、解散以外のことで、ファンに対し「困らせてしまった」「悲しませてしまった」と思うことはありましたか?

ソル:メンバーのせいではないのですが、ビザの問題でライブが中止になったことが何度かあったので、ライブを楽しみにしていたファンの方々を悲しませてしまって申し訳なかったです。

ルイ:CODE-Vの曲には「いつもそばにいるよ」「君を守るよ」といった感じの曲が多いのですが、それを守れなかったことですね。メンバー交代とかもあったし、地方のファンにあまり会いにいけなかったことも悲しませたことだと思います。

――「ひとりで泣いた夜もある」という歌詞について、ひとりで泣いた夜もありましたか?

ソル:ありますね。特にナロは泣き虫なので(笑)。

ナロ:僕だけじゃなくて、みんなそれぞれあったと思いますが。僕の場合は、やっぱりうまくいかない時に泣きました。韓国での活動があまり出来なくて、より上を目指して日本に来たのですが、それもなかなかうまくいかなかったりして。努力すれば乗り越えられると思っていても、うまくいかない。そういう状況が続くと、やっぱり寂しくなるんですよね。海外で暮らしているから、韓国に残してきた家族や友人に会いたくなる時もたくさんありました。今は、こちらにもたくさん仲間ができて楽しく生活していますが、それでも自分の限界を感じることがあって。韓国語だと自分の気持ちをもっと深く伝えられるけど、日本語だと限界があるんです。でも、これからも日本でやるつもりなので、もっともっと日本語を勉強して、努力しなくてはいけないと思います。

――ナロさんが一番泣き上戸なんですか?

ナロ:そんなことはないですよ(笑)。そういうイメージがついているだけで。

ルイ:僕も泣き虫だって言われるんですけど、僕の場合はナロが泣いて、もらい泣きすることが多いです。この2人が泣き虫のイメージですね。

ソル:2人がよく泣いて、他の3人はそれを横で眺めています(笑)。

ナロ:涙がないんですよ。感情がない(笑)!!

――特に泣かないのは?

ソル:サンウです。ロボットです(笑)。サンウが泣いたのは、生まれた瞬間くらいかと(笑)

ナロ:たぶん解散したら、これまでのデータがすべて消されて、リセットされると思います。新しい人生にリセット(笑)!!

テフン:泣いたら、目からガソリンが出て来るかも(笑)。

――そんなに泣かないのですか?

サンウ:実は泣くのを必死に我慢しているんです。泣くことが本当に嫌いだから。でも、我慢できない時もあります。実は動物系の映画を見たら絶対に泣きます。「ハチ公」の映画とか、大泣きしました。
 

5人から1人へ…「自分を試す旅を選んだ」メンバー

――「自分を試す旅を選んだ」という歌詞について、これからの「自分を試す旅」はどんな旅になりそうですか?

ソル:それぞれがこれからやってゆく音楽の道です。CODE-Vとは違う音楽をやるので、本当にチャレンジです。うまくいくかどうかはわからないですが、自分を信じて、頑張って挑戦する旅ですね。

――5人から1人になるのですから、当然厳しい旅になりますよね。

ソル:それについては、全員が覚悟が出来ています。解散したら今よりもファンが減るかもしれないという覚悟もできているし、本当にゼロからスタートする気持ちです。それを気にしていたら、新しいものは作れないですから。

ルイ:冒険には必ずリスクはつきものです。僕らが最初、日本に来た時も、僕らにとっては冒険でしたから。勇気をもって日本に来なかったら、ファンにも会えなかったでしょう。新しい冒険には、また新しい何かが待っていると思います。

――でもMIRACLEの皆さんは情に厚いので、きっと自分の好きなメンバー以外のことも応援してくれますね。

テフン:ぜひ、お願いします!!

――最近、ファンに言われて心に残った言葉は?

サンウ:「解散してもずっとついて行くね」と言われると、本当に心強くてありがたいです。

テフン: 「今までありがとう」「CODE-Vに入ってくれてありがとう」とか、素直な気持ちがこもった言葉をたくさん聞いたきがします。駆け引きのない素直な気持ちが心に響きました。

CODE-V、7年間の活動を経て涙の解散…ラスト公演に脱退メンバーも集結

取材:安部裕子 / 撮影:朝岡英輔

■リリース情報
アルバム「-ing」
2018年12月19日(水)発売

【通常盤 CD】 MUCD-1423
価格 ¥3,200(税込)
オリコンシングル週間ランキング10位を記録した「大好きで大嫌い」、マンスリー限定リリースのCODE-V名義楽曲他、新曲収録。

【初回限定盤A 2CD】 MUCD-8125/26
価格 ¥4,000(税込)
DISC1:通常盤と同内容
DISC2:マンスリー限定リリースの各ソロ楽曲(計5曲)、映画「冷たいキス」挿入曲「FOR US」収録

【初回限定盤 B CD+DVD】 MUCD-8127/28
価格 ¥4,800(税込)
CD:通常盤と同内容
DVD:5月30日に東京ドームラクーアガーデンステージにて行われたイベント映像や新曲MV収録を収録

■関連サイト
公式サイト:https://code-v.asia/

記者 : Kstyle編集部