ナム・ジュヒョク、来日インタビューで語ったプライベートから日本の好きなもの「映画デートに行くなら…?」

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2018年11月24日に日本で初めての単独ファンミーティングを開催したナム・ジュヒョクが、翌日、インタビューに応えてくれた。
「アニョハセヨ」のあと上手な日本語で「よろしくお願いします」と言いながら取材部屋に現れたジュヒョクは、187㎝の長身にびっくりするほどの小顔が印象的。ファンミーティングで見せていた冗談好きでお茶目なキャラとは一味違い、ひとつひとつの質問に丁寧に答える姿には、誠実な人柄がにじみ出るようだった。

――まずは、昨日行われたファンミーティングの感想を聞かせてください。

ナム・ジュヒョク:日本での初の単独ファンミでしたが、皆さんがこんなにも愛してくださっているのか! と感動しました。ファンの皆さんの幸せそうな顔を見て、僕も幸せをいただきました。俳優として、世界中にたくさんのファンの方がいて、愛していただけるのは光栄なことです。その皆さんのためにも、これからもいい作品に出演していきたいと思いました。

――ご自分ではどんなところが魅力だと思われますか?

ナム・ジュヒョク:歌がうまいところです(笑)。冗談です。ユーモアがあるところですかね。ファンミでは皆さんの前で、いたずらっぽい姿もお見せしました。というのも、TVや映画ではお見せすることのできない、普段の僕をお見せしたいなと思ったからです。2時間という短い時間でしたが、親近感のある存在として感じていただけたらと思いました。

――手がステキという日本のファンの声もありますが。

ナム・ジュヒョク:(自分の両手を開いてじっと見る)自分ではそんなに綺麗だとは思わないです。傷跡がたくさんありますし、骨が突き出ていたり、曲がっていたり。バスケをやっていた影響なのですが。こうやってファンの皆さんに向かって手を振ると、左の小指が曲がってるのがわかるんです。こんな手を綺麗と言っていただきありがとうございます(笑) 指が細いのがいいのかな? 自分では背が高いところがチャームポイントだと思っています。

――昨日のファンミーティングで動画メッセージが届いたくらい、俳優のジスさんと仲良しだそうですが、最近会ったのはいつですか?

ナム・ジュヒョク:3日前にカフェで2人で会って、アボカドとミルクの入った温かいシェイクを飲みました。本当は僕はコーヒーを飲みたかったのですが、ジスが勝手に注文したので(笑) お金を払う人がメニューを決めるシステムで、いつもおごったりおごられたりしています。

――芸能界での仕事を志すようになったきっかけは?

ナム・ジュヒョク:「インヨ姫」というドラマの現場で演技している先輩たちを見て、すごく楽しそうな姿に感動したのがきっかけです。演技の世界が新鮮で、そこに影響を受け、僕も俳優になりたいと夢見るようになりました。

――これまでに演じた中でご自分に近い役柄はどれですか?

ナム・ジュヒョク:まず「恋するジェネレーション」。そして「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」。現在撮影中の「眩しくて」の役も僕に似ています。母や家族を愛する強い気持ちが、普段の僕に似ていると思いました。

――これまでに出た作品の中で、続編があったらいいなと思うのは?

ナム・ジュヒョク:今撮影しているドラマ「眩しくて」です。まだオンエア前ですが、作品としても素晴らしいですし、撮影現場そのものもとても幸せです。毎日感動しながら撮影に臨んで、素晴らしい環境で特別な経験をさせていただいています。キム・ヘジャさんとの共演も大変光栄です。素晴らしい先輩方とご一緒できることは、俳優として一番幸せなことだと思います。ヘジャさんには、役の名前でジュナと呼んでいただいています。

――新人賞を総なめにした最新映画「安市城」について、撮影中のエピソードを教えてください。

ナム・ジュヒョク:とても素晴らしい先輩方とスタッフさんに囲まれた6、7ヶ月でした。大規模な戦闘シーンが4回ほど出てくるのですが、実際に城を建ててセットを組んで、鎧を着て。まるで本当に戦闘に出ていくような気持ちで撮影に臨みました。鎧はとても重かったですし、とても寒かったり、とても暑かったりした季節をすべて乗り越え、つらいこともありましたが、同時にとても幸せな時間でもありました。

――これまでにたくさんの先輩方と共演されていますが、特に影響を受けた方、作品は?

ナム・ジュヒョク:やはり「安市城」で共演したチョ・インソンさんです。先輩は今の僕より若い時から俳優として活動されていますが、現在の地位にいながらも、大変謙虚で、周囲の方への気配りも欠かさないんです。すべてにおいて完璧な先輩で、いい影響をたくさん受けました。たくさんの人が先輩に憧れる理由がわかりましたし、そうなるために先輩がすごく努力されていることも知りました。僕もそんな俳優になりたいと思いました。影響を受けた作品もやはり、4冠をいただいた「安市城」が印象深いです。

――ご自分の俳優としての強みは何だと思いますか?

ナム・ジュヒョク:まだ見つかってない気がします。僕は自分に厳しい方なのですが、ひとつ言えるとしたら“これが僕の長所です”というよりは“努力できる”ということが、僕の長所なのではないか、と思います。

――出演作を選ぶポイントは?

ナム・ジュヒョク:台本の役柄に共感できるかどうか。その上で、ドラマや映画を見ていただく皆さんに共感してもらえるかという点を重視しています。見てくださる方々に共感していただけるように作品を作っていくことが、俳優や監督やスタッフの役割だと思っています。

――殺人鬼など共感しにくい役を演じるとしても?

ナム・ジュヒョク:殺人鬼も演じると思います。殺すという行為に共感するのではなくて、
物語の流れとして、なぜそんなことが起きたのか、という部分に共感できるのであれば、どんな役柄であっても演じられると思います。

――これから挑戦してみたい役、作品のジャンルは?

ナム・ジュヒョク:役もジャンルもこだわりはないので、全部やってみたいと思っています。

――俳優としての目標は?

ナム・ジュヒョク:たくさんの人に愛される俳優になりたいです。

――今でも充分なっていると思います。

ナム・ジュヒョク:ありがとうございます(笑)

――日本のバラエティ番組で、フィギュアスケートの村上佳菜子さんが好きな韓国のスター俳優として取り上げられたことで、日本での知名度がぐっと上がりましたが。

ナム・ジュヒョク:ぼく自身はその実感がないのですが、番組のためにコメント撮影をしたことが、特別な経験だったことを思い出します。海外の芸能人の方が僕のことを好きでいてくださるということに、とても驚いたと同時に、自分の名前を挙げていただいたということだけでも感動的で大変ありがたくて、どうお返ししたらいいのかなと思いました。ただ、今も僕のことを好きでいてくれるのかな、という不安が少しだけあります(笑)。今回は時間がなかったのですが、今度、時間があれば、ぜひ何らかの機会を持てたら嬉しいです。僕のことをまだ好きでいてくだされば(笑)

――デートで行くならどんなジャンルの映画をおすすめしますか?

ナム・ジュヒョク:ホラー映画がいいんじゃないですか? しがみついたりできるから(笑)僕はホラー映画苦手ですが。なぜお金を払って怖い思いをしないといけないのか、理解できません。ホラー映画を見ないので、おすすめのタイトルはわかりませんが、世の中で一番怖いホラー映画を見たらいいと思います(笑)

――負けず嫌いな性格とのことですが、どんなことで負けると悔しいですか?

ナム・ジュヒョク:負けず嫌いではありますが、負けてももう一回やればいい、挑戦すればいいと思うタイプなので、悔し涙を流したりはしません。何かを達成するためには、惜しみなく努力することしかないと思うタイプです。スポーツをしていた頃はクリアな勝ち負けがありましたが、人生に勝ち負けはありません。自分の夢を叶えられるか、叶えられないか。叶えるためには、たゆまぬ努力をすることが必要だと思います。

――夢に向かって頑張っている若い女性に向けて、夢を叶える秘訣を教えてください。

ナム・ジュヒョク:まずは、夢を持てることだけで半分成功していると思います。なぜかというと、夢を持てない人、自分がやりたいことがわからない人がたくさんいるからです。やりたいことを見つけるためには、いろんなことをやってみることが大事だと思います。好きなことを見つけたら、また挑戦する。そして一番大事なのは、失敗を恐れないことです。実在する成功者の言葉の中で、僕が一番共感するのが「失敗を恐れるな」という言葉で、それが正解だなと思います。失敗の経験から何かを学んで挑戦し続けるだけで夢に近づけると思いますし、一度で成功するよりも、たくさんの失敗を経験した人のほうが、学ぶことが多いと思うので、失敗を恐れないことをすすめたいと思います。

――ナム・ジュヒョクさんが、失敗してもやろうと思う原動力は何ですか?

ナム・ジュヒョク:そのマインドセットは、中学のとき、3年間バスケをしてプロを目指しているときに身に着けました。実際の試合でシュートを決めるためには、1日に数百回、数千回の練習が必要です。ときにはシュートが入らなくて挫折したり、へこんだりもしますが、試合でシュートが入ったときの達成感は忘れられません。日々の積み重ねによって本番での成功がある。僕は今も失敗や非難を恐れずに頑張っているので、成長していけているのだと思います。

――長めの休暇をもらえたら何をしますか?

ナム・ジュヒョク:「安市城」を撮り終えて「眩しくて」の撮影に入るまでに半年以上の休みをいただきました。そのときに自分の将来について考えたり悩んだりもしました。旅行もたくさんしましたし、好きな散歩もたくさんできました。充分な充電時間を過ごすことができました。もしまた、そのような長い休みがあるとしたら、同じように過ごすと思います。東京に来たのもそのときで、桜が咲いている頃でした。(日本語で)さくら、いっぱいです。

――日本の好きなものはありますか?

ナム・ジュヒョク:実はたった今、差し入れでおいなりさんをいただいたんですが、素晴らしく美味しくて、まだ感動に浸っています(笑)以前、韓国ドラマのワンシーンで「僕ちょっとうどんを食べに行ってくるよ」と言って、行った先が日本だった、という描写がありました。なぜ日本に行ってうどんを食べるのか、そのときは理解ができなかったんですが、日本に何度か来るようになってから、それはありうる話だなと実感しました。日本に来て感じるのは、美味しいものがたくさんあること。街なかを歩くときも、風景に情緒があってすごくいいなと思います。

――では、日本でこれから行ってみたい場所は?

ナム・ジュヒョク:わからないので、皆さんにおすすめの場所を聞いてみたいです。大阪はまだ行ったことがないので、3月のファンミーティングで行けるのを楽しみにしています。

取材:望月美寿

■公演情報
「NAM JOO HYUK FAN MEETING 2019」
公演日時:2019年3月17日(日)
・1回目公演:開場 14:30 / 開演 15:00
・2回目公演:開場 18:30 / 開演 19:00
会場:大阪府 堂島リバーフオーラム(大阪府大阪市福島区福島1-1-17)

ナム・ジュヒョク オフィシャルファンサイト:https://joohyuk.jp

記者 : Kstyle編集部