“忠武路（チュンムロ：韓国映画界）の宝”シム・ウンギョンが、日本映画「新聞記者」にキャスティングされた。

映画「新聞記者」は、政権が隠そうとする権力の暗闇を暴く女記者と、理想に向かって公務員の道を選んだ若いエリート官僚の対立を描くストーリーだ。望月衣塑子のベストセラー「新聞記者」を原案とする。

劇中シム・ウンギョンは、権力の暗闇を暴く女記者役を演じる。河村光庸プロデューサーは「韓国映画界でもトップクラスの演技力で定評のあるシム・ウンギョンをキャスティングした。復讐のアイデンティティと苦悩、そして葛藤を持っているキャラクターを表現する俳優として、シム・ウンギョンさんしか浮かばなかった」とキャスティングの理由を明かした。

シム・ウンギョンと共に主演としてキャスティングされた松坂桃李は、若いエリート官僚役を演じる。今年公開された映画「娼年」「孤狼の血」で主演を務めるなど、日本映画界でもっともホットな俳優だ。

「新聞記者」の演出を務めた藤井道人監督は、来年1月に公開を控えている「デイアンドナイト」を演出し、日本国内でもっとも注目すべき新人監督として浮上している。

シム・ウンギョンは、日本でも注目を浴びた映画「サニー 永遠の仲間たち」「怪しい彼女」で主演を務め、圧倒的な演技力で、韓国はもちろん日本でも多くの映画人に愛された。昨年には、日本のマネジメント社であるユマニテと専属契約を締結し、日本に進出した。ユマニテには、映画「デスノート Light up the NEW world」の主演を務めた東出昌大、映画「万引き家族」の安藤サクラなどが所属している。

「新聞記者」は2019年に公開される予定だ。

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