STARSHIPエンターテインメント、美容院に対するパワハラ疑惑を否定「まったくの事実無根」

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写真=STARSHIPエンターテインメント
STARSHIPエンターテインメントがある美容院の“パワハラ主張”に対して、3日に「事実無根だ」と明らかにした。

この日、ある媒体を通じてSTARSHIPエンターテインメントをはじめとし、多数の芸能事務所が美容院The Red Carpetに美容費を支払わなかったという内容が報道された。

これに対しSTARSHIPエンターテインメントは「The Red Carpetへの未払い債権は、むしろ当社が数十回にかけて支払いに関する証明を要請してきたが、The Red Carpetが数年間引き延ばしていたもの」と説明した。

続いて「2016年2月にはThe Red Carpetの債権に対し、第三者から裁判所の債券差し押さえ通知まで受け取り、法律的に支払いできない状況だった。当社はThe Red Carpetが一日も早く関連証明資料を提出し、法に基づいた手続きにより代金支払いを完了できるよう、協力を願う」とした。

また「本件は所属アーティストとは関係のない内容」とつけ加えた。

【STARSHIPエンターテインメントの公式コメント全文 】

こんにちは。STARSHIPエンターテインメントです。

本日ある媒体を通じて多数の芸能事務所がヘアショップに美容費をパワハラにより支払いを怠ったという内容に対し、私どもの立場をお伝えします。

該当媒体によれば、あたかも当社が該当美容院院長の正当な要請にも関わらず、故意に決済代金を支払わないかのような記事にされましたが、これはまったくの事実無根であることを明らかにします。

報道を通じてThe Red Carpetのカン・ホ院長が言及した未払い債権は、むしろ当社が数十回にかけて支払いに関する証明を継続的に要請してきましたが、The Red Carpetが証明資料を提供せず、数年間先送りにしてきたものです。当社は2014~2015年に該当請求遅延の件に対し、関連の内訳を確定した後に証明資料と共に当社に請求するよう、継続して要請をしていましたが、The Red Carpetはこれに応じず、時間ばかりが経過しました。

さらには2016年2月、The Red Carpetの債権に対して第三者から裁判所の債券差し押さえ通知まで受け取ることとなり、法律的にも支払い出来ない状況でした。

そうしている間、2017年8月頃、The Red Carpetの代理人を自称する人から詳細な内容が確認されていない3年分の請求金額が一度に請求され、これに対し当社は具体的な内訳でも知らせてほしいと要請しましたが、これもまた無視されました。以後10ヶ月が経過した18年6月頃に、決済代金の細部内訳がメールで当社に伝えられましたが、事実と異なった部分があまりに多く発見されたことにより、これに伴う訂正した内訳を再度伝えたことがあります。

1年にも幾度となくアーティストと収益分配をしなければならない芸能事務所としては、アーティストに費用に対する正確な内訳と証明資料を提供しなければならない義務があります。大韓民国のどんな企業も、取り引き内訳もない一方的な請求に応じる場合などありません。当社はThe Red Carpetが一日も早く関連証明資料を提出し、法に基づいた手続きにより当社が代金支払いを完了できるよう、協力くださることを丁重に要請します。

当社はこれまで大韓民国の音楽産業の生態系の健全な成長・発展のため、協力業者とのパートナーシップに基づいた健全な商取引の秩序を遵守してきました。当社は創社以来、パートナー社に正常に請求された債権に対して、ただの一度も滞った事実がないということを明らかにします。当社が故意的、悪意的に支払い義務を履行しなかったというThe Red Carpetのカン・ホ院長の主張は、全く事実と異なるということをお知らせします。

最後に、本件は所属アーティストと関係のない内容であり、これに対して推測と拡大解釈報道は自制していただくようお願い致します。ありがとうございます。

記者 : キム・スギョン、翻訳 : 安裕美