GAONチャートの客観的なデータをもとに行われる「第8回GAONチャートMUSICアワード」が来年1月23日、ソウル蚕室（チャムシル）体育館で開催される。

第8回GAONチャートMUSICアワードは、ファンたちの投票結果を100％反映したファン投票人気賞の廃止を決定した。

GAONチャートMUSICアワードを統括企画する、社団法人韓国音楽コンテンツ協会のチェ・グァンホ事務局長は「人気投票によって発生する恐れがある問題点を解決し、授賞式本来の目的を実現するために決定したものであり、これからも大衆とアーティスト、そして音楽産業従事者がいずれも満足して、心から楽しむことができる授賞式になるように継続的に工夫して実践する」と伝えた。

【GAONチャートMUSICアワード事務局のコメント全文】

大韓民国大衆音楽チャート「GAONチャート」とそのチャートデータを基準に1年を輝かせたアルバムとアーティスト、音楽産業の従事者たちに賞を授賞する「GAONチャートMUSICアワード」は、音楽産業的の観点から作られました。

最近多くの授賞式が開催され、過熱するにつれて、歌手とファンたちの疲労感が増し、音楽授賞式が備えるべき権威と象徴性が色あせてきています。

このような市場状況を招いた責任に「GAONチャートMUSICアワード」も自由ではないことをよく知っています。これを受け、現時点の問題点を把握し、これを少しでも改善するために以下のような内容で行事を進めることをお知らせします。

その1、ファンダム（特定のファンの集まり）同士の過熱競争を煽るファン人気投票と投票結果を100％反映していた「ファン投票人気賞」を廃止することを決定しました。最近国内の授賞式が10個以上に増え、それによる人気投票が多くの副作用を生んでいます。したがって、音楽産業の従事者たちと大衆いずれも共感できる有意義な投票方式が出るまでは、ファン人気投票とファン投票人気賞の運営を廃止します。

その2、マクロなどによる転売チケット問題などを最小限にとどめるために、事前応募後のランダム推薦でチケットを予約できるようにしました。もちろんこのような方法が100％転売チケット問題を解決することはできないことをよく知っています。しかし、マクロなど技術的な方法で転売チケットを多数獲得することはできるだけ抑えられるように努力します。

その3、受賞者だけではなく授賞の演出にも格別に注意します。今まで受賞者の演出に没頭したあまり、残りの受賞者を祝う授賞者の演出に不十分な部分がありました。特に、前回の授賞式でリハーサルを行わなかったため発生した授賞演出的な問題により、思いがけず傷づいた歌手とファンの方々に心よりお詫び申し上げます。今年はGAONチャートにしかできない受賞者と授賞演出で、韓国の歌手とファンたちに感動をお届けできるよう努力します。