“本日除隊”チョン・イル、服務の感想明かす「高齢者のケアをする中で…」スタッフからは大絶賛

TVREPORT |

写真=ムン・スジ記者
俳優チョン・イルが召集解除された中、感想を明かした。

チョン・イルは30日の午後、ソウル瑞草(ソチョ)区瑞草洞(ソチョドン)所在のある高齢者療養センターで最後の出勤をし、召集解除を知らせた。この日チョン・イルは、凛々しい姿と明るい表情で取材陣とファンの前に立った。高齢者療養病院で代替軍服務をしただけに、たくさんのことを感じ、考えるようになったそうだ。

特にチョン・イルはTVレポートに「死の境界線に立っている高齢者をケアしながら、一度も経験することの出来なかった人生に関するたくさんの教えをもらい、考えた。そういった過程を見ていく中で自分の人生を振り返り、これから残りの人生の計画を立てるうえで大きな力になりそうだ」と明かした。

チョン・イルが格別な思いを持つようになったのは、誰よりも誠実かつ積極的に高齢者療養病院で働いたため。キム・ジニ福祉リハビリテーションチーム長もTVレポートに「チョン・イルはいつも率先した」と強調した。

続いて「最初は芸能人だからと社会的な先入観を持つこともあったが、自ら先に近づいていき、別け隔てなく過ごした。そのような姿がよかった。いつもお兄さんのようにリードし、自分の仕事に最善を尽くしてくれた。スタッフはもちろん、高齢者の方とも仲良く過ごした」と付け加えた。

チョン・イルは次期作として2019年2月放送予定のSBS時代劇「ヘチ 王座への道」への出演を確定した。ドラマでアウトサイダーの王世弟の延齡君(ヨンイングン)のイ・グム役を熱演する予定だ。これについてチョン・イルは「撮影現場ではより情熱的にできそうだ」と話し、今後の活動に対する期待を高めた。

チョン・イルは2006年に交通事故に遭い、手首と骨盤などに怪我を負った。2016年12月、国防の義務を始めたチョン・イルは脳動脈瘤を患っていた。当時、訓練所で退所を勧められたが最後まで訓練を終え、社会服務要員として代替服務した。

記者 : パク・グィイム